デザイン会社(設計会社・施工会社)の選び方
2017-01-23

デザイン会社に内装設計を依頼する際、どのような基準で依頼する会社を決定すればよいのでしょうか。
今回は、そんなデザイン会社を選定する上でのポイントをお伝えしていきます。
目次
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商談までの準備
- コンセプトを予め整理しましょう
- 希望のイメージを決めておきましょう
- デザイン会社の選定ポイント
■商談までの準備

1.コンセプトを予め整理しましょう
デザイン会社とスムーズに商談を進めるには、自分が考えている店舗コンセプトを明確に伝えることが大切です。提案内容を元に数社を比較検討する場合も、店舗コンセプトがまとまっていなければ、提案の内容にあまり違いが出ません。
デザイン会社に相談をする前に、まずはどのようなお店を作りたいのか、要望や条件面などを一通りまとめておくようにしましょう。
特に店舗コンセプト、ターゲット層、出店エリアなどの条件は店舗デザインを決めていく上でも重要な要素になります。
まずは、これらの条件をしっかりデザイン会社に伝えられるように準備を行い、初回面談の際は必ず事業計画書を持参するようにしましょう。また、事業計画書が準備できない場合は、現段階で考えている出店コンセプトや要望を箇条書きでまとめておくのも良いでしょう。

2.希望のイメージを決めておきましょう
デザイン会社によっては得意な分野(飲食店、物販店など)を持っている会社もいます。過去に手掛けた事例から得意なデザインや店舗の規模感などを事前に把握しておき、自身が想定している店舗イメージとのすり合わせをしておきましょう。
デザイナーも店舗のデザイン案が天から降ってくるわけではありません。
商談時にヒアリングをした情報や希望のイメージを取り入れつつデザイン案を練っていきます。
明確なイメージでなくても構いませんので、あらかじめ希望する雰囲気やデザインをある程度固めておき、商談の際に伝えるようにしましょう。
また、お店の出店にかける想いをしっかりデザイナーに伝えることもお店創りを円滑に進めていく上で大切な要素の一つです。
[参考流儀]
もしデザイナーや現場監督である皆さんが施主の立場だったら、どのような選考基準でデザイン会社を選びますか? https://www.tenpodesign.com/style/27
■デザイン会社の選定ポイント
1.コミュニケーションを円滑に取れるかどうか
デザイン会社とのやりとりでトラブルが発生しやすいのは、着工開始後、またはオープン後ですが、そのほとんどが商談時の確認漏れや意思疎通のズレが原因となっています。デザイン会社側だけでなく、施主(お客様)自身からもコミュニケーションをとるよう意識し、認識のズレを極力なくしていくことが必要です。
2.自身の要望がプラン上に正しく反映されているか
初回面談時に伝えた店舗コンセプトや要望を、どの程度汲み取ってもらえているかも重要な判断基準になります。数社にプラン提案をもらい、より自身のイメージが具現化されている提案内容を選択しましょう。
■まとめ
以上を踏まえ、デザイン会社を選定する際はコミュニケーションの取りやすさや、自身のニーズに合った提案をしてもらえるかという点を重視して依頼する会社を決定すると良いでしょう。今回は、デザイン会社との商談開始から選定までのポイントについてお伝えいたしました。
設計会社・施工会社の選び方ついては、店舗デザイン.COMの別コンテンツ「デザイナーの流儀でも、様々な質問と併せて紹介しています。
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事業計画書はまとまっているけど依頼する会社が決まっていない、どのように内装設計施工会社を探せば良いか迷っている、そんな方は是非マッチングサービスをご利用ください。
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