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NeighborGood/ネイバーグッド インテリアデザインスタジオ
兵庫県神戸市中央区新港町17-4住ビルEAST-102
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陽気にマンジャーレ(イタリアンレストラン・バー)

ヨウキニマンジャーレ

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店舗概要

  • 兵庫県加古川市加古川町寺家町142-1-1F
  • JR加古川駅
  • イタリアンレストラン・バー
  • 23 坪
  • スケルトン
  • 2025年工事完了

担当者

藤原 意織

この事例のコンセプト

陽気にマンジャーレ – 素材の温もりと光が織りなすカジュアルイタリアン
イタリア語で「陽気に食べよう」という意味を持つ「陽気にマンジャーレ」この店名の通り、訪れた人が肩肘張らずに美味しい料理とワインを楽しめる、温かく活気ある空間を目指しました。

本プロジェクトでは、新しいものをつくるのではなく、時間を重ねた素材が持つ味わいを活かし、居心地の良い空間を創造することをテーマにデザインを進めました。カジュアルイタリアンのレストランとして、8席のカウンターと25席のテーブル席を設け、さらに店内には5席のミニバーを併設。食事をメインに楽しむだけでなく、食後にワインやカクテルを嗜む場としての機能も持たせています。

床材には足場板の古材を使用し、時間の経過を感じさせる風合いを取り入れ、また、テーブルはエイジングウッドを用いた特注品とし、手触りや視覚的な温かみを強調。木の存在感が空間全体の基調をつくっています。

照明計画は、クラシックな趣を持たせつつ、温かみのある光を空間に落とし込むことを意識しています。メインのダイニングエリアには、黒鉄素材のシャンデリアを9灯と12灯配置し、仄かな光が天井に広がる設計に。さらに、壁面には黒鉄フレームのブラケット照明を設置し、陰影を活かした演出を施している。カウンター上やセンターテーブル席の上には、それぞれ薄茶色のガラスペンダントライトを3灯ずつ配置。やわらかな光が食卓を照らし、食事の時間をより豊かなものにしています。

壁仕上げは、上下でモルタルと塗装で塗り分けました。この対比によって、空間にリズムを生み出しつつ、素材感の異なるコントラストが奥行きを演出しています。

手洗い空間は、店内とは異なるアクセントを持たせたデザインとしている。壁をグリーンで塗装し、真鍮素材を組み合わせ、落ち着きの中にもクラシックな品格を持たせています。こうした細部へのこだわりが、店舗全体のデザインバランスを引き締めています。

ファサードの玄関扉は、木のガラス框戸をアンティーク調塗装で仕上げ、取手や蝶番には黒鉄を採用。両サイドにはFIX窓を設け、自然光を取り入れる設計に。昼間は開放感があり、夜は室内の暖かな光が外へとこぼれ、街並みにやわらかな存在感を与える。

ミニバーは、食事後も気軽に立ち寄れる空間として設計。ボトル棚には3段の古材を使用し、レストランのデザインと統一感を演出。ここでは、ワインやカクテルを楽しみながら、賑わいの中に落ち着きを感じられる空間となっています。

「陽気にマンジャーレ」は、ただ食事をするだけの場所ではなく、訪れる人々が温もりのある素材と心地よい光に包まれ、自然と会話が弾むような場を目指しました。近くにお越しの際は、訪れていただけると幸いです。

この事例を手掛けた会社の概要

社名
所在地 兵庫県神戸市中央区新港町17-4住ビルEAST-102
外部リンク
代表者 藤原意織 担当者 運天幹子
業種・業態 店舗・住宅 | 設計・デザイン&施工・工事/家具・アイテムの製作
坪単価
5万円-10万円
設計デザイン費(工事代金別)
建築設計 - スタッフ数  2人
資格・許認可 ・インテリアプランナー
・インテリアコーディネーター
・照明プランナー
・建築技術教育普及センター 日本インテリアプランナー協会 関西

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