バルケッタさんは学芸大学で地元の人達に親しまれて12年間営業して来たイタリアンレストランですが、今回特に老朽化の激しかったフロントを改装することになりました。長く営業して来たお店の改装に関われる事は店舗のデザイナーとしてとても誇らしい事と私は思います。でも新装工事とは違い今まで多くのお客様がそのお店に対し持っているイメージや親しみと向き合って、お客様達と同じような感覚や目線も持ちつつも、更にその少し先をイメージし造り上げていくと言う難しい作業でもあります。更に今回の様な部分改装は実際、物理的にも既存のイメージの部分が色濃く残りますから、その既存部分とも解け合いながら新旧の箇所箇所が互いを補い合い、高め合ってくれるように造らないと成功とは言えないと思います。今回の改装は内部はソファーと椅子が入れ替わっただけ、そしてフロントをすべて造りかえました。違和感無く解け合って以前から其処に在ったように出来上がりました。。そんな風に当たり前に在ったように見えるのにお客様が増えている。。。忙しくなっている。。。。いい改装が出来たなー。。とほんのちょっとだけ自画自賛（笑）この先何年もずっと地元のみんなに愛されてほしい心からそう思います。。