用語集
用語集(あ行)
アヴァンギャルド(avant-garde)とは、前衛芸術又は前衛美術を指す。
アーキテクトとは、建築家、設計者のことを指す。
アーチとは、中央部が上方向に凸な曲線形状をした梁、 もしくは凸な曲線形状そのものを指す。アーチは2次元内に収まるものであるが、これが3次元に展開したものがヴォールトとドームという。
RC造とは、Reinforced Concrete造の略で、鉄筋コンクリート造のことを指す。
アールデコ(art decoratif~装飾的な芸術~)とは、1920‐30年代にフランスを中心に発展した芸術様式の事。抽象的、幾何学的形態でシンプルな直線や図柄などが特徴で、貴金属、象牙、黒檀、光沢仕上げなどが多く用いられる。代表例、アメリカ「クライスラービル」。
アールヌーヴォー(art nouveau~新しい芸術~)とは、19世紀末〜20世紀初頭にフランスを中心としたヨーロッパに起こった芸術様式の事。非対称で有機的な曲線が特徴。ドイツではユーゲントシュティール。イタリアでは、リバティスタイル。オーストリアでは、ゼツェシオンとそれぞれ言われていた。
アイスクラッシャーとは、クラッシュアイスを作る機器。
アイススライサーとは、かき氷やフラッペの氷を作る機器の事を指す。
あおり止めとは、ドアなどを開けたまま止めておく金具のことを指す。ドアが風にあおられて、閉じるのを防止する役目もある。
上がり框(あがりがまち)とは、玄関や土間の、上がり口に取り付ける部材の事を指す。
アカマツとは、針葉樹の一種。特徴として、強度が高く加工性も良い。乾燥中に青カビが発生しやすい欠点もある。
アコーディオンカーテンとは、蛇腹形に折りたたむことによって開閉することができるカーテンのことを指す
アジャスターとは、床の不陸を調整して水平に保つために取り付けられる調整金具のことを指す。
アシンメトリーとは、左右非対称の物。左右の形、大きさ、色などが対称になっていない物を指す。
アティックとは、屋根裏部屋の空間を利用した部屋のことを指す。フランス語では「グルニエ」といい、趣味室や子供部屋にあてることが多い。
アトリウムとは、ガラス張りの天窓を持つ空間で、屋外とつながった雰囲気を醸し出している空間のことを指す。
アネモスタットとは、天井吹き出し口で空調用に設けられたものを指す。羽根を数枚重ねたような断面を持っており、吹き出し口から吹き出される空気が、放射線状になって、拡散性があり、室内空気とよく混合されるという特徴がある。
アパレルとは、衣服、装いの事を指す。「アパレル・メーカー」の事を略し「アパレル」という場合が多い。
アプローチとは、敷地の入り口から建物の玄関までの通路のことを指す。
アラベスクとは、アラビア風の壁面にある装飾の模様のことを指す。
アルコーブとは、もともとアラビア語でヴォールトを意味し、小さなくぼみという意味がある。室内や廊下などの壁面を後退させて、つくられた小さな空間の事を指す。
アルマイト仕上げとは、アルミニウムの表面に酸化アルミニウム皮膜をつくり加工したものを指す。特徴として、アルミニウムの腐食しやすい欠点を補う事ができる。
アルミダイキャストとは、アルミニウムの合板を溶かして形成しておくものの事を指す。特徴として、錆びにくくなり軽い。
アンカーボルトとは、柱や土台などを取りつけるため、基礎や柱、壁などに埋め込んだボルトの事を指す。
アンダーコートとは、ムラを防止、にじみの防止、上塗り塗料の付着性、目止めを高めるための下塗りのことを指す。
アンダーレイとは、カーペットの敷き込む時に床との間に敷くクッション材の事を指す。
アンティークとは、古美術品、骨董、古い家具や生活用品全般を指す。厳密に、造られてから100年以上経ったもの事。100年に満たないものは、アメリカでは「collectibles」、イギリスでは「junk」とも呼ばれている。
アンテナショップとは、メーカーの小売店舗の事を指す。自社製品の消費者ニーズ、購買行動などを直接収集するために設けられるている。
イートインとは、ショップや大型店舗などにある飲食フロア以外に、顧客の滞留時間を長くする目的で設けられた飲食店舗のことを指す
藺草とは、湿性の多年生植物のことを指す。茎は細長くなり、畳表や花むしろなどに使用されたりしている。
イチイとは、針葉樹の一種。特徴として、やや重厚で強度も高く加工しやすく、主に建築材、床材など装飾材として使用される。
イチョウとは、針葉樹の一種。特徴として、木理はほぼ直通。肌目は綿密。やや軽軟で加工しやすい。
糸目とは、面取りの一種で、板や柱の角を糸幅に細く削る事を指す。糸面の幅は、通常2〜3mmほどで、傷のつきやすい角を保護する効果も与える。
イニシャルコストとは、設計料や建築工事費など、建物や設備を作るためにかかる初期投資費用のことを指す。
インシュレーションボードは、軟質繊維板の事を指す。
インターフェースとは、接点、境界面、接触面、中間領域、取り合いや異業種間におけるエレメントとエレメントの取り合いのことを指す。
インダストリアルデザインとは、工業設計や工業デザインのことを指す。
インテリアとは、建物の内部、店内のこと。現在では、店内の内装や家具、什器などの装置、装飾のことをさすことが多い。
インテリアデザイナーとは、屋内の環境すべてをデザインする仕事。インテリアコーディネーターに近いものがありますが、インテリアをコーディネート(調和させながらひとつにまとめること)ではなくデザイン(実用面などを考慮して造形を意匠すること)する、という点において違いがある。
ウインドウトリートメントとは、窓回りの機能や装飾をデザインし、適切な状態を作り出すことを指す。
ヴォールトとは、アーチを平行に押し出した形状を特徴とする建築構造や天井様式の総称を指している。日本語では、「穹窿(きゅうりゅう)」と訳されている。
ウォールユニットとは、あらかじめ工場などで組み立てられた、壁面収納家具のことを指す。
ウレタン塗装とは、天板や椅子などの木部の塗装に使われる塗装方法の事を指す。特徴として、ラッカー塗装やポリエステル塗装に比べ硬度が高い性質をもつ。
ウレタンフォームとは、ポリウレタンの中に発泡材を入れた物の事を指す。主にクッションや断熱材に使われている。
SRC造とはSteel Reinforced Concrete造の略で、鉄骨鉄筋コンクリート造のことを指す。
エクステリアとは、インテリアに対して、建物の外観の意匠等をエクステリアという。特に建物正面はファサードと呼ばれ、その店の顔であるから、よりしっかりした意匠が施されることによって、通りを歩く人々の注目を集める事が出来るだろう。
エゾマツとは、針葉樹の一種。特徴として、肌目は緻密で美しい光沢をもつが、強度はあまりない。
エントランスとは、店内の入口部分のこと。お客が店内で最初に目にする場所になる場合が多い。
オーニングとは、カンバス地などでできた日よけ、雨よけのこと。日光の直射を避けたり、雨よけのために、窓や出入り口、壁などに取り付けられる。
オイルステインとは、木材に用いられる油性ペイントのことを表している。木目を活かした着色が出来る。
オイルフィニッシュとは、油性の塗料を木材の繊維の中にしみ込ませる塗装方法のこと。木材の表面に浸透させ、拭き込んで仕上げる塗装方法で、内部に塗膜をつくるが、 木材表面には塗膜をつくらないため、木材がもつ本来の質感や美しさが損なわれないというメリットがある。
オークとは、広葉樹の常緑高木のひとつで、材色は白または赤みを帯びている物のことを指す。硬質で耐久性がある木材なので家具として多用されていることが多い。高級な内装材としても用いられている。
オステリアとは、イタリア語でワインを飲みながら食事をする料理店の事を指す。日本でいう居酒屋の事。
オブジェとは、物体や素材などに比喩的な存在理由を持たせ、芸術的効果のあるフォルムの物のことを指す。
オンリーショップとは、服飾小売店の一種でオリジナルブランドのみ取り扱い販売をする形態の店舗を指す。