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冬の売上げが改善!? 飲食店にこたつ席を備えるメリット・注意点

画像素材:PIXTA
電気代や燃料代の高騰が続くなか、注目を集めているのが「こたつ」です。日本の伝統的な暖房器具である「こたつ」は省エネ効果が高いことで知られています。

居酒屋や和食系ファミリーレストランなどでは以前から掘りごたつの設置が見られましたが、最近ではレトロブームの影響もあり、こたつを取り入れるカフェや、こたつを備えたテラス席を目玉にするお店も増えています。

そこで、今回のテーマとして取り上げたのは「こたつ席」。具体的なメリットや導入を考える上で注意すべきポイントなどを説明します!

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光熱費削減効果も期待できるこたつ席の導入

飲食店にこたつ席を導入するメリットのひとつは、光熱費削減効果が期待できることです。こたつに使用されている電気ヒーターは安全性も高く、足を中心に寒さを感じやすい下半身をしっかり温めることができます。

そのため、店内のエアコンの温度を通常より低めに設定しても、寒さを感じにくいのです。こたつの電力消費量はエアコンの3分の1程度と言われており、効率的に併用することでコストカットも可能になります。

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こたつ席には高い集客力あり!客単価のアップも可能

光熱費削減効果以外に、こたつ席には集客力を期待できるというメリットも。生活の洋式化が進む現代では、こたつのない家庭も増えています。昨今のレトロブームもあり、こたつ席があるとそれだけで「非日常感」を演出しやすいのです。

こたつ席を用意することで、こたつに馴染みがなく「SNS映え」を意識する若い世代や、「和の魅力」を感じたいと思っている海外からの観光客を新たな顧客として開拓することが可能になります。

また、こたつ席の中でも特に「掘りごたつ」は「こたつの非日常感」と「椅子の座りやすさ」の両方を兼ね備えています。掘りごたつの席は、足の痺れやお尻が痛くなってしまうことを気にする必要がなく、それでいてポカポカと暖かいことが特徴です。そのため、堀りごたつの席に座ったお客様はリラックスして普段より長居する傾向にあるとも言われています。お客様が長く滞在すれば、注文するお酒や料理の量も自然と増えますので、客単価アップも狙えるでしょう。

飲食店にこたつ席を導入する上で気をつけるべきポイント

画像素材:PIXTA
飲食店にこたつ席を導入する上で最も気をつけるべきポイントは「冬以外の季節はどうするか?」ということです。こたつは冬以外利用できないので、冬の営業だけに焦点を合わせてしまうと、残りの季節、困ってしまいます。

一般的なこたつの場合、こたつをしまって普通のテーブル席として使用すれば問題ありません。しかし、何席分ものこたつを収納するスペースを確保する必要があります。また、こたつ席から普通のテーブル席になることで店内の印象が大きく変化する可能性もあります。店内の雰囲気が著しく変わる場合、メニューやインテリアも少なからず調整が必要になると言えるでしょう。

こたつ席を導入する前には、メニューやインテリア、収納場所を含めて「1年間どのように店舗を運営するか」をしっかり決めておく必要があります。

掘りごたつなら海外からのお客様にも対応!収納の心配もなし

もし、「こたつを設置するスペースがない」、「こたつを収納するスペースが作れない」という場合は、前の項目で紹介した「掘りごたつ」の導入をおすすめします。

掘りごたつの場合、収納スペースを考えなくていいだけでなく、前述の通り「座りやすい」という大きなメリットがあります。普通のこたつに比べ改装のための費用はかかりますが、若い世代や海外からのお客様の集客を考えると、その価値は十分にあると言えるでしょう。

オーダーメイドにこだわると多額の費用が必要になってしまいますが、現在はユニット式で簡単かつ安価に設置できる掘りごたつもあります。

光熱費削減効果や集客力アップなど、たくさんの魅力があるこたつ席。設置のポイントを正しく理解し、冬本番に向け導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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