1. トップ
  2. 店舗デザインマガジン
  3. 【ピラティス開業ガイド】費用・資格・内装のポイントを徹底解説
店舗デザインマガジン

【ピラティス開業ガイド】費用・資格・内装のポイントを徹底解説

【ピラティス開業ガイド】費用・資格・内装のポイントを徹底解説画像素材:PIXTA

コロナ禍を経て健康意識が高まったことも影響し、日本のフィットネス市場は急速に拡大しています。中でもストレス解消や姿勢の改善、筋力強化など多くの健康効果が認識されるピラティスは、老若男女問わず幅広い年齢層の人々から注目を集めています。ピラティスの心得のある方の中には、「独立して自分のスタジオを持ちたい」と考えている方も少なくないのではないでしょうか?

そこで、今回は「ピラティススタジオ開業」をテーマとして取り上げます。必要な資格や行政手続き、初期費用まで解説しますので、参考にしていただければ幸いです。

ピラティススタジオ開業に必要な資格は?

ピラティススタジオの開業に、特定の資格は必要ありません。無資格でも開業自体は可能です。しかし、生徒の信頼を得るために専門的な資格の取得は不可欠です。無資格のままだと集客率が大きく低下するリスクもあります。ぜひ、何らかの資格を取得しておきましょう。

取得すべき資格の種類

ピラティスのインストラクター資格は大きく3種類に分類されます 。

  • マット:マット上で行うエクササイズ指導。大掛かりな設備は不要
  • マシン:リフォーマーやチェア、バレルなど専用マシンを使用
  • コンプリヘンシブ(マット&マシン):上記両方の指導が可能

昨今の流行を鑑みるとピラティスマシンの存在は無視できません 。スタジオ運営の幅を広げることを考え、「コンプリヘンシブ資格」の取得を目指すことをおすすめします 。

ピラティススタジオ開業に必要な届け出は?

ピラティススタジオ開業に、特別な行政手続きは必要ありません。

税務署への届け出

個人事業主として開業する場合、管轄の税務署に「開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)」を提出することだけ、忘れないようにしてください。「開業届」は、スタジオオープンから1ヶ月以内に提出する必要があります。

同時に「所得税の青色申告承認申請書」も提出しておくことをおすすめします。こちらは提出必須ではありませんが、税制上の優遇を受けられるなど、メリットが多数あります。

消防署への届け出(物件による)

スタジオの入っている建物の規模によっては、「防火管理者」の届け出をしなければならないこともあります。建物の管理者を通じて早めに確認しましょう。防火管理者に関する手続きについては、管轄の消防署に問い合わせてください。

ピラティススタジオ開業に必要な費用

ピラティススタジオ開業に必要な費用は、資格取得費を除いて数十万円~1,000万円程度だと言われています。金額を大きく左右する要因は、「家賃」と「マシン代」です。自宅の一室を活用し、マシンの必要ないマットピラティスのスタジオを開業するなら数十万円から開業可能。しかし、大掛かりなマシンを何種類も導入し、広いスペースを借りて営業したいと考えている場合はマシン代や家賃、内装工事費などにかなりのお金がかかります。

費用の内訳例(テナント・中規模スタジオ)

以下は「テナントを借りて、中規模のマシンピラティススタジオを開業する」場合の一例です。

物件取得費 100万円程度(保証金・礼金含む)
内装工事費 200~700万円程度(坪単価10~30万円を想定)
設備費(マシン代) 100万円程度
宣伝費 30万円程度

オープンしてすぐは、生徒数が少ないことも考えられます。初期費用以外に、スタジオが軌道に乗るまでの運転資金も6ヶ月分程度準備しておきましょう。

初期費用を抑える工夫

なるべく費用を抑えたい場合は、以下のような工夫をすることをおすすめします。

  • スケルトン物件ではなく、居抜き物件を使う
  • マシンは中古品やレンタル活用も視野にいれる
  • はじめはマシンの数や種類を厳選する
  • 宣伝は、無料のSNSを有効活用する

関連情報

店舗デザイン.COMでは、ピラティスの内装工事費用の相場データを公開しています。
ピラティスの内装工事費用の相場を見てみる

ピラティススタジオ開業を成功させるポイント

開放的で心地よいピラティススタジオの内装デザイン事例画像素材:PIXTA

続いて、ピラティススタジオ開業を成功させるポイントをご紹介します。

長く愛される店舗運営にするため、初めてスタジオを持つオーナーは以下の点に気をつけましょう。

  • 誰に来てもらいたいのかを明確にする
  • 快適な空間設計を心がける
  • 来店後のフォロー設計

① 誰に来てもらいたいのかを明確にする

最も重要なのは、ターゲットを絞り込むことです。働く女性や産後のママ、シニア層など、どの層に価値を届けたいのかを明確にすることで、立地やサービス内容、内装の方向性が自然に定まります。

たとえば「産後ケア」を軸にするなら、住宅街や保育施設が多いエリアが適しているでしょう。スタジオの雰囲気や導線設計、パウダールームの仕様も、ターゲット視点で調整する必要があります。

② 快適な空間設計を心がける

ピラティスは身体感覚に意識を向けるエクササイズです。そのため、スタジオの空間が与える印象は、リピート率に直結します。

自然光が入る明るさ、余裕のある導線、清潔な床材、落ち着いた色調のインテリアなど、「落ち着き」と「心地よさ」にこだわって空間設計をしましょう。「また来たい」と思える空間は、それ自体が強い集客力になります。

③ 来店後のフォロー設計をする

来店後の関係性づくりにも力を入れましょう。レッスン後の声かけやフォローメール、次回予約の提案など、小さなコミュニケーションが信頼感を生み、口コミやリピートにつながります。回数券や会員制度といったリピーターの「通い続けたい」気持ちをくすぐる仕組みづくりも、運営の安定化に役立つでしょう。

ピラティススタジオ開業に関してよくある質問

ピラティススタジオ開業に関してよくある質問についてまとめました。

Q:インストラクター経験はありますが、自分のスタジオを持つのは初めてです。開業できますか?

A:初めてのスタジオ運営で成功している方はたくさんいます。もし不安が大きければ、研修が充実していて集客にも力を貸してもらえるフランチャイズ営業も検討してみてはいかがでしょうか?

Q:ピラティススタジオ運営で、どれくらいの収入が見込めますか?

A:スタジオの規模や運営スタイルなどによって、収入は大きく異なりますが、成功しているスタジオは50万円~150万円程度の月収があると考えられています。個人レッスンとグループレッスン、どちらのスタイルか、どのくらいの規模にしたいのか…まずは自分の理想を具体化させましょう。

まとめ:理想のピラティススタジオづくりは内装から

ピラティススタジオは、単に運動を提供する場所ではなく、「居心地」「安心感」「継続したい気持ち」を育てる場です。誰にとってのスタジオなのか、どんな時間を提供したいのかを考えながら、空間づくりとコミュニケーションを設計することが成功の第一歩となるでしょう。

快適な空間設計などに不安がある方は、ぜひ専門の内装業者に相談してみましょう。プロの目線で良いアドバイスがもらえますよ!

内装・デザイン会社をお探しの方へ

店舗デザイン.COMでは、様々な内装・デザイン会社を事例とともに紹介しています。

内装会社探しにお困りでしたら、ぜひ店舗デザイン.COMの「デザイン会社マッチングサービス(無料)」をご活用ください。

合わせて読みたい:失敗しない内装工事の進め方

店舗オーナーは知っておくべき!
お役立ち資料ダウンロード
PDFアイコン

店舗づくりにかかる費用

デザイン会社選びで注意することは

無料
会員登録してダウンロード
アカウントをお持ちの方は ログイン

店舗デザインマガジンについて

店舗デザイン.COMが出店者の方へお届けするWEBマガジン。
出店者より寄せられた悩みや疑問を元に、内装のデザイン、設計、施工に関する業界知識や制度などの役立つ情報を定期配信しています。

自分に合ったデザイン会社が見つかる!

お店のイメージを登録するだけで、平均7社から提案が受けられます。