| 坪単価(目安) | 300.0万円/坪 |
|---|---|
| 坪単価(中央値) | 300.0万円/坪 |
| 坪数(中央値) | 100.0坪 |
流儀
ただ安く抑えるのであれば仕上げは塗装orクロス、家具は既製品や中古品を購入、配管や配線距離はできるだけ短くし照明や厨房機器などの設備の台数をギリギリまで減らすことになります。
クロスは貼り分けなどをすればデザイン性に幅を持たせる事ができますが、ロスが出るので通常より高くつきます。
競合店舗と戦う為のハード面での差はできてしまうのでよほど質の良いサービスを行う必要があると思うのですが、値段の安さで勝負すると今の時代値段の高さに安心感を感じる消費者の方が増えていると感じるので逆に売り上げが立たない現象に陥る事もあります。
ですのでデザイン性も保ち、他店より注目を集めサービスを利用していただく、そんな戦い方をされるのであれば経験豊富で比較的安価なデザイン事務所を見つけ、施工会社の見積り比較と減額案の提案をして頂きデザインと金額のバランスを取ることが大事だと思います。
あとはもし全て塗装にしたとしても看板だけとかでもセンスの光るデザインがあればその武器を元にSNS展開もできるので一つの方法ではあるかと思います。
流儀
漠然とお店をデザイナーや建築士におまかせで計画するのではなく、改装にあたり、必ず変えたい部分を明確にしておきます。例として経年劣化で入れ替えの必要なものや、改装するに当たってお店の変わるポイント(新たに魅力となる部分・ブランディング)をうまく演出する事は必ず行いたい事ですが、その上で、解体を少なく、既存空間のあるものを利用改変、床は増し貼り、また面積の大きな部分に凝った建材は使わず、工程が多くならない塗装やクロスで色変えします。何も触らなくてもよい部分の見極めも大切です。また照明は空間デザインにおいてかなり印象を左右しますので、コストとのバランスが悩ましい事が多い部分ですが、ここはあまり妥協しますと良いイメージになりませんので、器具選定やダクトレールなどの採用で天井のやり直しを少なめにしながら、照明配置や演出の両立を目指したいところです。真っ新から作るだけでなく、これらの制限の中でデザイン性を実現する事が大切です。
流儀
電気、給排水、空調換気、防災設備については事前に専門知識のある方に調査依頼をすること。
また、諸官庁との事前確認も必須です。
流儀
開放的な空間なのか、あえて空間に制限を持たせる空間にするのかなど、店舗計画に伴う明確なコンセプトの立案、お店が表現したい世界観などがはっきりしている事が大事かと思います。
また、どの程度の集客を想定しているのか、オペレーションに伴う照明や電源、空調システムなど用途に見合う電気容量や配管ルートが確保出来るのか、建物のスペックや内装制限等がどの程度デザイン障壁となるのか、工事前に確認すべきチェック項目を施工会社と細かく確認しておけば、役所申請や用途変更が必要な場合等に伴う付随費用を事前に検討する事が出来ます。
その他の内装費用の相場