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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜
  • 匿名さん 2017-06-13 20:30:16.0投稿

    流儀

    美容と理容は似て非なる業種です。
    実際に施術出来る範囲・内容、ターゲット、さらにはターゲットが求めるサービス、どれを取っても両者は違います。
    当然ながら免許も分かれていますし、美容師法・理容師法もそれぞれ定められています。

    しかし最近では美容と理容のあり方が変わって来ているのも事実です。
    美容だと業務委託の低価格サロンが台頭し、理容ですとメンズサロンと言われる高級志向のお店が流行っていたりします。

    美容理容に限った事ではないのですが、お店のコンセプトや集客方法等によって作りやデザインも変わってきます。
    入り口の見せ方から、作業動線やゾーニングの取り方、照明の効果に至るまで各業種ごとに違ってきます。

    美容で言うと、低単価で新規のお客様が多いサロンですと、短い滞在時間での作業効率化が求められる為、分かりやすいレイアウトになります。
    待ち合いから、セット面、シャンプーの位置、レジの位置など流れるような動線を取る事が多いです。
    中単価以上でリピーターが半数以上のサロンですと、滞在時間もそこそこですし、セットメニュー等を駆使しながら客単価を上げられるよう、動線やブース分け、見せ方などにも工夫が必要です。

    どちらも共通して言える事は、1回、2回、3回と来店を重ねる毎に違う雰囲気を演出し、より一層そのお店を好きになって頂き、尚且つ自然にリピーターも増やせるお店作りが出来るように工夫しております。

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