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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜

問い

注目 サービス店舗・施設向けFAQ

last update:2025-11-10 17:12:21.0

ヨガスタジオを開業する際、競合が多い場所でも通行人の目に留まり「入ってみたい」と思わせる外観デザインのポイントはありますか?

新規顧客の集客に繋がるファサードデザインの考え方や設計ポイント、また実際のデザイン事例についてお聞きしました。

  • コスモデザイン企画 2025-11-10 17:12:21.0投稿

    流儀

    【競合が多いエリアで差がつくヨガスタジオの外観デザインポイント】

    1.「入りやすさ」と「非日常感」のバランス
    ガラス張りで中が少し見える設計は安心感を与え、木目やグリーンを取り入れることで温かみを演出。開放感と落ち着きの両立がカギです。

    2.照明で印象をコントロール
    夜間は間接照明やスポットライトで柔らかく光らせることで、上質でリラックスした印象に。昼夜で表情が変わる光のデザインが効果的です。

    3.サイン・ロゴのトーンを統一
    主張しすぎないフォント・色味(アイボリー、ベージュ、くすみグリーンなど)でブランドの世界観を一貫させます。ファサードに“自然”を感じさせる要素を植物・木製ドア・自然石調タイルなど、自然素材のあしらいで心地よさを伝えます。「癒し」「整う」印象を視覚的に表現。

    4.入口までのアプローチ設計
    段差や導線をできるだけフラットにし、通行人が“ふらっと入りやすい”雰囲気をつくることが大切です。

    ヨガスタジオの外観は「通りかかった人が感じる第一印象」。
    シンプルでも世界観が伝わるデザインが、競合エリアで選ばれる決め手になります。

  • 三宅右記 (設計デザイナー) 2025-11-06 17:26:08.0投稿

    流儀

    競合が多いエリアでは、まず自分たちの立ち位置をはっきり示すことが大切です。
    「カリキュラムの質」「講師の指導力」「価格帯」など、他との違いを外観にも反映させましょう。
    落ち着いた高級感を打ち出すか、通いやすい親近感を出すかで、素材や照明のトーンも変わります。

  • ちばまさゆき (デザイナー) 2025-10-22 10:07:12.0投稿

    流儀

    安心感を与える為、ガラス張りで中の様子が見れるようにする。
    また、昼間は太陽の光で、照明など負けてしまうので、キラキラ輝くledテープライトやledライン照明またはヨガのシルエット形とったデザインledで制作取り付けし・・・視認性を高める。
    あと、これは絶対に必要・・・ヨガスタジオの持ち出し看板
    店舗正面より、行き来する人々が通る道に対して横から持ち出しての看板でアピール!これが一番目に止まります。
    そしてデジタルサイネージの視認性も重要です。

    安心・癒し・中の様子が見える・お洒落感・モダンさ・・・などなどのキーワードからのデザイン処理が重要です。

    エムアンドアソシエイツ     ちばまさゆき

  • 北沢 七瀬 2025-10-21 09:31:30.0投稿

    流儀

    競合が多い立地では、まず「清潔感」と「開放感」を意識した外観が重要です。
    大きな窓を設けるなどして内装の雰囲気を見せたり、木や植物を使ったナチュラルなデザインにすると、通行人が安心感を持ちやすくなります。
    また、夜間でも温かみのある照明で魅せると効果的です。
    他にも競合との区別化を図るには「コンセプトの見える外観」が大切となってきます。
    ターゲットに合わせたデザインを明確にし、通行人が「ここは他と違う」と感じるロゴやサインをシンプルで印象的に仕上げカラーアクセントを取り入れるのも効果的となってきます。

  • 金子 宗一郎 (デザイン・設計&施工) 2025-10-20 17:43:34.0投稿

    流儀

    競合が多いエリアでは、「派手さ」よりも**“世界観の一貫性”と“透明感”が鍵になります。
    通行人がわずか数秒で「雰囲気がいい」「自分に合いそう」と直感できる外観を意識しましょう。

    1. 外観で“世界観”を伝える

    ヨガのコンセプト(リラックス・リトリート・アクティブなど)に合わせ、色味・素材・照明を統一します。
    たとえば:

    リラックス系:木や石、リネンなどの自然素材+アースカラー

    アクティブ系:モノトーン+間接照明でスタイリッシュに

    女性向けリトリート系:くすみピンクやベージュ+植物やアーチ構造

    2. “中の空気感”を見せる設計

    完全に閉ざされた外観よりも、大きな窓やすりガラス越しに光が漏れるデザインが効果的です。
    「中で何をしているのか」「どんな人たちが通っているのか」が自然に伝わると、安心感と親近感が生まれます。

    3. 光と陰影の演出

    夕方以降は照明設計が外観の主役になります。
    柔らかな間接照明や、壁面を照らすライトアップで「通りすがりでも気持ちが整う」ような視覚体験をつくると印象に残ります。

    4. ロゴ・サインは“余白”を生かす

    看板を大きく出すより、空間の中で呼吸しているようなロゴ配置が効果的。
    余白を活かし、サイン自体が“静けさ”を感じさせることで、ブランドの品格が上がります。

    5. 季節感や香りの演出もプラス

    外に面した部分にドライフラワー、観葉植物、香りのディフューザーなどを置くと、
    「通り過ぎるだけで気持ちが整う空間」という印象を与えられます。

    デザイナーとしての結論
    “入りやすさ”とは、派手さではなく空気感で人を惹きつけること。
    外観を通して「ここに入る前から、少し整う」感覚を与えることができれば、競合が多くても自然と足が止まるスタジオになります。

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