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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜
  • 白井純平 (営業・デザイン・設計・監理) 2023/1/11投稿

    流儀

    ●デザイン感の変化について●

    デザインの姿勢や思想について変わったことは「店舗デザインのエンドストーリー」を考えることです。店舗づくりとは「事業」です。言い換えれば「投資」されて「リターン」を求めることです。ご依頼者様は店づくりから始まる事業を成功に導き、豊かな未来を築き上げることを夢見ています。

    弊社の店舗設計では可変性を重要視しています。店舗デザインは「全場面的であるべき」という考えに基づき、レイアウトの応用が効くように計画しています。最初から完璧に隙なくデザインするのでなく、計画的に余裕を生み出し、運営しながら補完していくプロセスを提案するようにしています。

    その効果もあってか、コロナ渦でも柔軟に対応された店舗は「順調に売り上げをキープあるいは上げていけた」とオーナー様よりご報告いただいております。

    一方で、世の中コロナ蔓延直前に引き渡したレストラン形態の店舗様は大変厳しい局面を迎えることになりました。その後リニューアル設計のご依頼をいただき、新店舗として再生しました。その後は大変好調だと伺っております。

    設計やデザインの力のみで成果をあげているわけではありません。お客様のひたむきな努力とチャレンジ精神があって、私達ができる限りのサポートをさせていただくことで、共作としての店づくりが完成するのだと思います。

    今回の新型コロナウイルスの影響もあって多くの店舗様が閉店に追い詰められたと思います。弊社の設計した案件においては店舗リニューアルはあったものの、事業撤退はありませんでした。しかし今後は店舗デザイナーという立場として、「居ぬき引き渡し」なども可能な店づくりなども考えていく必要があるのではないかと考え始めています。リスク回避することができる店づくりを「言わずとも実行する」プロ視線が真のデザイナーとして社会貢献につながるのではないかと思います。

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