問い
last update:2025-12-10 19:16:22.0
バーを開業する際、10坪以下の物件でもお客様に「窮屈」と感じさせないための内装レイアウトや、備品選びのポイントはありますか?
限られた空間でバーを開業する際、狭さを感じさせない店舗のレイアウトや備品選びのポイントをお聞きしました。
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松本英明 2025-12-10 19:16:22.0投稿
流儀
広がりを演出する効果
1鏡の効果的な配置 バック棚の背面や入り口の対面などに配置し倍の空間の広がりと奥行き感を感じさせる。
2視線の抜け感を作る 入り口から奥まで視線を遮るものを置かない、椅子の背もたれも低いものか背なしのスツールにする。テーブルの足は1本にしてすっきり見せる。
3天井を高く見せる できれば天井をスケルトンにして高さ方向を強調する。
4カウンターの奥行きを小さくして通路を広く見せる。
5トイレやバックヤード入口を開閉スペース不要なスライドドアにすることで客席ギリギリまで有効活用する。
6お客様の目線の高さに物を置かない。 -
流儀
10坪以下のバーでも、ちょっとした工夫で「窮屈だな」と感じさせない空間づくりができます。
たとえば、席を分散させずカウンターを主役にすることで、お店全体に一体感が生まれ、視界がすっきりします。
さらに、天井をスケルトンにして高さを出すと、実際の面積以上に広く感じられるのでとても効果的です。
家具選びも大切なポイントです。背の高い棚や冷蔵庫はできるだけ避けて低めにそろえると圧迫感がなくなりますし、椅子やテーブルは脚が細いデザインを選ぶと、視線が抜けて空間が軽く感じられます。
また、照明は間接光を中心に、壁やボトルを柔らかく照らしてあげると奥行きが出て、コンパクトなバーでも落ち着いた雰囲気に仕上がります。
天井に光を当てる照明を少し取り入れると、より広がりも感じられますね。
要点をまとめると、
1)カウンターを主役にして空間をすっきり見せる
2)天井をスケルトンにして高さを確保する
3)背の高い家具を避けて圧迫感を減らす
4)脚が細い・軽やかな家具で視線の抜けをつくる
5)間接照明で奥行きを出し、落ち着いた雰囲気に仕上げる
このような考え方で進めていただくと、小さなバーでも心地よい空間がつくれると思います。
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