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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜

問い

サービス店舗・施設向けFAQ

last update:2026-02-17 14:46:58.0

トリミングサロンを開業する際、物件選びや内装工事で失敗しないために、事前に注意すべきポイントや確認事項はありますか?

トリミングサロンを開業する際、物件選びや内装工事で事前に確認すべきポイントをお聞きしました。

  • コスモデザイン企画 2026-02-17 14:46:58.0投稿

    流儀

    トリミングサロンは、一般店舗と違い
    **「水・音・臭い・動線・衛生」**が強く関わる業種です。
    事前確認を怠ると、追加工事や営業トラブルにつながりやすいため、
    以下のポイントを必ずチェックすることが重要です。

    【物件選びでの重要ポイント】
    ① 給排水容量と床下スペースの確認(最重要)
    シャンプー台・大型シンク設置が可能か
    排水管の太さ・勾配が十分か
    床下に配管を通せる高さがあるか
    ➡不足していると大幅な追加工事費が発生します。

    ②水漏れ・騒音に対する建物制限
    マンション・テナントビルではペット可・水作業可か必ず確認
    下階への防水施工が可能か
    ドライヤー音・犬の鳴き声へのクレーム対策

    ③換気・臭気対策ができる構造か
    外部排気ダクトの設置可否
    窓の有無
    空気の流れをつくれるか
    ➡臭い問題は近隣トラブルの原因になりやすいです。

    ④車・自転車の停めやすさ
    飼い主さんがワンちゃんを抱えて来店するケースが多い
    路上駐車にならないか
    送迎対応の動線がつくれるか

    【内装工事での重要ポイント】
    ⑤床材は“防水・防滑・耐薬品性”が必須
    おすすめ:長尺シート/防水塩ビタイル/防滑仕様フロア
    ※木床・カーペットは不向き

    ⑥壁・巾木は水はね対策を
    腰高まで防水パネルやタイル貼り
    巾木は立ち上げ仕様がベスト
    ➡清掃性と耐久性が大きく変わります。

    ⑦トリミング動線を直線化する
    理想動線:受付→シャンプー→乾燥→カット→お迎え
    ➡無駄な往復があると作業効率が大幅に落ちます。

    ⑧収納スペースを最初から計画
    タオル
    ケア用品
    消耗品
    フード・物販
    ➡後付け収納は空間を狭くしがちです。

    ⑨電気容量・コンセント位置を多めに
    ドライヤーは高出力
    複数同時使用を想定
    ブレーカー容量確認必須

    【よくある失敗例】

    ❌排水が弱く、営業後に工事やり直し
    ❌防水不足で下階トラブル
    ❌収納不足で作業場が散らかる
    ❌音クレームで営業時間制限
    ❌床材選定ミスで滑り事故

    【成功のポイントまとめ】

    ✔給排水と防水は最初に徹底確認
    ✔動線をシンプルに
    ✔清掃性・耐久性を優先
    ✔近隣トラブルを想定した設計
    ✔将来の拡張も少し考慮

  • 山田将之 (設計デザイン) 2026-02-10 18:04:50.0投稿

    流儀

    1. 物件選びの「絶対に譲れない」条件
     不動産契約を結ぶ前に、必ず以下の3点を確認してください。
    ・ペット可(事業用)であること 住居用で「ペット相談可」となっていても、不特定多数の犬が出入りする「店舗」としてはNGが出るケースが多いです。管理会社・オーナーに明記して承諾を得ましょう。
    ・給排水とガス容量 一般住宅レベルの給湯器では、大型犬のシャンプーや連続稼働に対応できず、すぐにお湯が水になります。「号数(24号以上推奨)」水圧が十分かを確認してください(物件により水圧はブースターを使って増圧する事も可能です)。
    ・電気容量の空き ドライヤーは1台あたり1200W〜1500W消費します。2台同時に使いながらエアコンと照明をつけると、一般的な契約(30A〜40A)では即ブレーカーが落ちます。単相3線式になっているか動力(三相200V)の使用が可能か、容量を上げられるかを確認しましょう。
     
    2. 内装工事で後悔しないためのポイント
     見た目のおしゃれさも大事ですが「掃除のしやすさ」「安全性」にも予算を割くのが大切です。
    ・床: 滑りにくく、防水性に優れたものを選んでください。「クッションフロア(店舗用)」「単層・複層シート」
    ・壁: ワンちゃんがブルブルした時の飛び散りを想定し、腰の高さくらいまでは床材を貼り上げたりパネルを貼るなど対策が必要です。

    3. 近隣トラブルを未然に防ぐ「音と匂い」
     開業後に最も怖いのが、近隣からのクレームによる撤退です。
    ・防音対策: ワンちゃんの鳴き声だけでなく、実はドライヤーの「キーン」という高音も響きます。窓の二重サッシ化や、壁の遮音は検討したほうがいいでしょう。
    ・排気ダクトの向き: 乾かしている時の「犬の匂い」が含まれた排気が、隣の家の洗濯物や窓に直撃しないか確認してください。(逆に給気の匂いがワンちゃんに悪影響を与える場合もあるので周辺の確認も行なってください)

    4. 保健所・自治体の基準(動物取扱業)
     「第一種動物取扱業」の登録には、設備基準があります。
    ・ケージのサイズ規定: 飼養施設の広さ(縦・横・高さ)に法的な基準があります。
    ・床・壁の材質: 消毒ができる素材である必要があります。
    ・動線チェック: 施工前に、管轄の保健所に「図面を持って事前相談」に行くのが一番確実です。工事が終わってから「これでは許可が出せません」と言われるのが最大の悲劇です。

  • 北沢 七瀬 2026-02-06 13:03:50.0投稿

    流儀

    トリミングサロンを開業する際は、物件選びと内装計画を同時に考えることが大切だと考えています。

    特にシャンプー設備に必要な給排水や、ドライヤー使用を想定した電気容量が十分かは、事前に必ず確認しておく必要があります。
    また、臭いや音が発生しやすいため、換気計画や防音対策がしやすい構造かどうかも重要なポイントです。

    内装については、水や汚れに強く清掃しやすい床・壁を選ぶことで、日々の作業効率や衛生面が大きく変わります。
    さらに、保健所や動物取扱業の基準を満たせる内装計画になっているかを工事前に確認し、将来的なレイアウト変更にも対応できる余地を残しておくことで、開業後のトラブルや追加工事を防ぐことができます。

  • 清水豪輝 2026-01-16 15:49:16.0投稿

    流儀

    建物の構造(RCが一番推奨)近隣の状況確認は非常に重要に感じます。
    立地がよく、家賃が良くても、木造の場合、近隣への音の問題は必ず持ち上がります。案外、見過ごしてしまうので、しっかり確認するといいと思います。

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