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MASAKISEKKEI
大阪府大阪市西区西本町1-13-38西本町新興産ビル818
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BAR AND SPACE 扇町裏醗酵所

バー アンド スペース オオギマチウラハッコウショ

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設計・施工費
4,000 万円
デザイン設計費
350 万円
施工費
3,650 万円

店舗概要 BAR AND SPACE 扇町裏醗酵所のHPへ

  • 大阪府大阪市北区天神橋3-10-17
  • 大阪メトロ堺筋線扇町駅
  • 発酵食品バー
  • 15.4 坪
  • スケルトン
  • 2021年工事完了

担当者

河合真樹

この事例のコンセプト

大阪市北区に位置する「BAR ANDSPACE 扇町裏醗酵所」は、“発酵”を空間とドリンクの両面から体感できる、コンセプト型のバーです。4階建てのビルを一棟丸ごと改修し、1階を店舗、上階を事務所として活用する複合設計を行いました。

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本店舗を運営するのはデザイン事務所。発酵≒腐敗、酒≒毒といった裏表の意味をコンセプトに、あえて「怪しさ」や「不穏さ」を感じさせる空間演出を行っています。菌の繁殖や時間の蓄積を思わせるマテリアルを選び、既成概念にとらわれないバー体験を設計しました。
 
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空間設計|吹き抜けに光が漂う“発酵の箱”
バー空間は吹き抜けを活かした構成となっており、特注の突板カウンターや赤い特殊塗装の壁が怪しく光を反射します。内装には繁殖や変化を連想させる素材を意識的に採用し、訪れる人の感性に“違和感”を与えるような仕掛けも。

一方で、棚板には集成材、棚裏の壁には壁紙を使うなど、予算面とのバランスを見ながらコストパフォーマンスにも配慮した設計がなされています。設計事務所らしい緻密な素材選定とコンセプト重視のアプローチが光る空間です。

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メニュー|発酵食品×和洋酒の創作カクテル
フードは発酵食品やジビエを中心に構成。ドリンクは日本酒・焼酎と、ジン・ウイスキーなどの洋酒を組み合わせた独自の創作カクテルが並びます。発酵という文化的テーマとミクスチャーな味覚体験が融合したメニュー展開で、唯一無二の“飲み場”を演出します。

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この事例のポイントまとめ
・4階建て一棟改修による複合用途設計
・“発酵と毒”という対概念を空間に転写
・突板や特殊塗装など異素材の組み合わせ
・メニューも発酵食品×創作カクテルで統一
・コストバランスを意識したマテリアル選定

この事例を手掛けた会社の概要

社名
MASAKISEKKEI
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所在地 大阪府大阪市西区西本町1-13-38西本町新興産ビル818
外部リンク
代表者 河合真樹 担当者 河合真樹
業種・業態 デザイン・設計のみ
坪単価
建築設計 - スタッフ数  1人
資格・許認可 二級建築士

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