| 坪単価(目安) | 13.0万円〜22.8万円/坪 |
|---|---|
| 坪単価(中央値) | 17.0万円/坪 |
| 坪数(中央値) | 42.5坪 |
| 坪単価(目安) | 4.5万円/坪 |
|---|---|
| 坪単価(中央値) | 4.5万円/坪 |
| 坪数(中央値) | 10.0坪 |
流儀
お考えの事業が進めるテナントで無駄な工事が発生しないかを事前に確認するのが重要かと思います。インフラ(給排水・電気・ガス・吸排気)等の確認と、躯体自体に補修工事が発生しないのか。その補修費用は誰が負担するのか(貸主/借主)を最初に明確にする必要があるかと思います。
また予算配分、全体予算に対して必須となる設備機器とそれに付随する工事費がどの程度の割合を占めているのかを把握し、残った予算でテナント規模に対して現実的に何ができるのかを計画することが重要かと思います。
流儀
漠然とお店をデザイナーや建築士におまかせで計画するのではなく、改装にあたり、必ず変えたい部分を明確にしておきます。例として経年劣化で入れ替えの必要なものや、改装するに当たってお店の変わるポイント(新たに魅力となる部分・ブランディング)をうまく演出する事は必ず行いたい事ですが、その上で、解体を少なく、既存空間のあるものを利用改変、床は増し貼り、また面積の大きな部分に凝った建材は使わず、工程が多くならない塗装やクロスで色変えします。何も触らなくてもよい部分の見極めも大切です。また照明は空間デザインにおいてかなり印象を左右しますので、コストとのバランスが悩ましい事が多い部分ですが、ここはあまり妥協しますと良いイメージになりませんので、器具選定やダクトレールなどの採用で天井のやり直しを少なめにしながら、照明配置や演出の両立を目指したいところです。真っ新から作るだけでなく、これらの制限の中でデザイン性を実現する事が大切です。
流儀
1.業態とコンセプトの明確化
■どんな業種か(美容室・飲食店・物販・クリニック等)
■ターゲット層やブランドイメージ
ナチュラル/シンプル/高級感/遊び心など、内装の雰囲気
→ 設計者・施工者に“どんな空間を目指しているのか”を共有することが非常に重要です。
2.物件情報の整理
■所在地、広さ(坪数・平米数)
■スケルトンか居抜きか
■天井高、柱や梁の有無
■図面があれば添付
→ 現地調査が正確な見積もりに直結しますが、事前に分かる情報が多いほど概算精度も高まります。
3.予算感の共有
■希望する上限予算(例:〇〇万円以内にしたい)
「必要最低限で安く」か「デザインにしっかりかけたい」か
→ 予算を明かすと高くなると思いがちですが、むしろ“予算内でできる最大限”を提案してもらいやすくなります。
4.希望のスケジュール
■オープン希望日/引き渡し希望日
■工事スタート希望時期(早い方が業者も動きやすい)
5.必要な設備・機能
■空調、給排水、ガス、厨房設備など
■美容室ならシャンプー台の種類、クリニックならユニットの配管等
■店舗なら什器や照明のこだわり
6.他社比較を考えている場合は公平な条件で
■見積もり比較をする際は、同じ前提条件(仕様・面積・設備)で依頼しましょう。
仕様が曖昧なままだと、安さだけで判断し失敗することもあります。
※現場調査で確認はおこないますし、打ち合わせの際にヒアリングさせていただきますので、分かる範囲でご用意できていれば問題ないかと思います。
流儀
開放的な空間なのか、あえて空間に制限を持たせる空間にするのかなど、店舗計画に伴う明確なコンセプトの立案、お店が表現したい世界観などがはっきりしている事が大事かと思います。
また、どの程度の集客を想定しているのか、オペレーションに伴う照明や電源、空調システムなど用途に見合う電気容量や配管ルートが確保出来るのか、建物のスペックや内装制限等がどの程度デザイン障壁となるのか、工事前に確認すべきチェック項目を施工会社と細かく確認しておけば、役所申請や用途変更が必要な場合等に伴う付随費用を事前に検討する事が出来ます。
その他の内装費用の相場