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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜

問い

注目 物販・アパレル店舗向けFAQ

last update:2024/10/30

花屋の内装で、レイアウトする際に考慮が必要なポイントを教えてください。

花屋をレイアウトする際にできる工夫をお聞きしました。

  • 北村 泰之 2024/10/30投稿

    流儀

    花屋の内装デザインには、以下のようなポイントを考慮すると効果的です。

    1.動線設計:
    •店内を回りやすく、自然な流れで商品を見やすい配置にすることが大切です。広めの通路を確保し、来店客が混雑することなく商品を見られるようにしましょう。

    2.光の配置:
    •自然光を活かし、花が美しく見えるようにすることが理想です。加えて、スポットライトなどの照明を使用して、商品を引き立てるように工夫します。温かみのある照明は、花の鮮やかさを強調し、店内の雰囲気を良くします。

    3.湿度と温度管理:
    •花の鮮度を保つため、適切な温度と湿度を保てるような設備が重要です。エアコンや加湿器、除湿機を使用し、季節に応じて調整できるようにします。

    4.棚とディスプレイの高さ:
    •顧客の目線に合うように高さを調整し、見やすく手に取りやすい位置にディスプレイします。低い棚や台を多く使用することで、視界を広く保つと、店内全体の雰囲気がよくなります。

    5.作業スペースの確保:
    •ブーケの作成やアレンジメントの準備がしやすいよう、バックヤードやカウンターなどに作業スペースを設けます。店員が作業中も顧客に視線を合わせられる配置だと、親しみやすさが増します。

    6.香りのバランス:
    •花の香りが強すぎないよう配慮し、適度に換気を行います。清潔感を保つためにも、匂いがこもらないよう工夫が必要です。

  • 宮上 悠吾 (営業) 2024/10/24投稿

    流儀

    花屋の内装レイアウトを考える際には、下記ポイントを考慮することが重要です。花の魅力を引き出しつつ、お客様の動線や購入意欲を高めるデザインが求められます。

    1. 顧客動線の確保
    流れるような動線:お客様が店内をスムーズに回遊できるように、レジや出入口から自然に商品を見て回れるレイアウトを考えます。狭いスペースでも、通路が塞がれないように注意が必要です。
    ゾーニング:店内をエリアごとに分け、季節の花、ギフト向け商品、観葉植物などの異なるセクションを明確にすることで、お客様が目的に合った商品をすぐに見つけられるようにします。

    2. ディスプレイの高さと配置
    高さのバランス:花はさまざまなサイズがあるため、ディスプレイの高さを変えて立体的な演出をすることが大切です。目の高さに最も魅力的な花を配置し、足元や上部にも商品を配置して視覚的に楽しめる空間にします。
    視認性:商品が一目で見やすいように、乱雑にならないシンプルなディスプレイが効果的です。多くの色彩を持つ花が際立つように、背景や棚の素材や色も工夫します。

    3. 照明
    自然光と人工光のバランス:花を美しく見せるためには、十分な照明が必要です。自然光が入る場合は、窓際にディスプレイを配置し、人工照明は温かみのある色味を使って花の色を引き立てます。
    重点照明:特に見せたい商品やエリアにスポットライトを当てることで、お客様の視線を集めることができます。

    4. スペースの柔軟性
    シーズンごとのレイアウト変更:季節やイベントに合わせて商品が変わるため、店内のレイアウトを容易に変更できるようにします。移動可能な棚や台など、フレキシブルなディスプレイが便利です。
    作業スペースの確保:店内には花のメンテナンスやアレンジメントを行う作業スペースも必要です。バックヤードやカウンター裏に設けて、作業がスムーズにできるようにします。

    5. 香りと空気の流れ
    花の香り:花屋特有の香りは購買意欲を高める効果がありますが、香りが混ざりすぎると逆効果になることも。風通しを良くし、各エリアで異なる香りを楽しめるように調整します。
    温度と湿度:花の鮮度を保つために、店内の温度や湿度管理は重要です。特にエアコンの風が直接当たらないように、花の配置や空調の調整を行います。

    6. ブランドイメージとの調和
    デザインテーマの統一:花屋の内装は、ブランドイメージと一致したデザインで統一感を持たせることが大切です。例えば、ナチュラルなイメージの花屋であれば、木や石などの自然素材を活用し、落ち着いた色調を基調とした内装が合います。
    シグネチャーアイテム:特定のディスプレイやインテリアアイテム(たとえば大きな花瓶やアートワーク)を配置して、花屋の象徴的な空間作りを行うと、訪れたお客様の記憶に残りやすくなります。

    7. 収納とバックヤードの工夫
    花のストックと管理:花はデリケートなので、在庫やストックスペースをしっかり確保することも重要です。特に、切り花は温度管理が必要なため、バックヤードに冷蔵設備を設置することも考慮します。

    これらのポイントを考慮しながら、空間を最大限に活用しつつ、花の美しさや魅力を引き立てる内装デザインを構築することが大切です。お店のコンセプトやターゲットに合わせたオリジナリティを持たせることが成功の鍵です。

  • 金澤 亨 (デザイン設計/施工管理) 2024/10/2投稿

    流儀

    お世話になります。
    水場から店内全体への回誘導線だと思います。
    クライアントのイメージしだいですが
    作業シンクをステンレスやタイルで制作して素敵な什器扱いにすると
    売り場においてもカッコよく締まり、作業風景のライブ感がでて素敵かなと思います。
    レイアウトではないですが、商品そのものの色が映える色、素材、ライティングで構成すると商品単価がグッとあがります。
    私も植物が大好きなのでどうしてもお伝えしたくなりました。。

  • 佐塚宣之 (株式会社ネオブラボー) 2024/9/24投稿

    流儀

    斬新なアイデアになりますが
    花は上、太陽に向いているので、一般的な花屋さんは商品(花)が花瓶に挿してありますが、花を壁から突き出すように見せては如何でしょうか?
    店外から店内を見たときに、壁一面に花があれば奇麗で、集客になるかと思いますが…
    商品が傷まないかと色々課題はありますが…

  • 志村 聡 2024/9/6投稿

    流儀

    花屋ご開業のレイアウト注意ですが、冷蔵ショーケースを多数おかれると思います。大型の冷蔵庫には排水ドレンが必ずありますので、配水管が設置可能な位置(勾配)を注意されると良いと思います。
    ハツリ工事をして配水管の引き込みをすると思いのほか予算がかかる可能性がございます。
    ご参考にしていただけたら幸いです。

  • 流儀

    手前にディスプレイ台のセンターが出来れば良い、一番華やか近くに寄って見たい商品を、先ずは手前から見やすい様に棚を設置するといいです。

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