1. トップ
  2. デザイナーの流儀
  3. 商業施設内でアパレル店をやっています。メ・・・
デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜

問い

物販・アパレル店舗向けFAQ

last update:2025-05-27 12:03:24.0

商業施設内でアパレル店をやっています。メイン導線から外れているので、改装により集客力を上げたいと思いますが、どのようなポイントに注意すればよいでしょうか?

商業施設内のアパレル店にとって、改装による集客力向上は重要な課題です。
改装時のポイントや工夫する点について、店舗デザイナーにご回答して頂きました。

  • Novallenz 2025-05-27 12:03:24.0投稿

    流儀

    商業施設内でメイン導線から外れた区画にある場合、改装によって「認知」+「引き込み力」を高める戦略が非常に重要です。以下のポイントに注意して設計・改装を検討してください。

    ■ 改装で意識すべき3つの集客ポイント
    ① 視認性を高める(お客様に「気づいてもらう」)
    ファサードや看板のデザインを目立たせる

    高さ・色・光・動きのあるサインで視線を引く

    通路の曲がり角や柱を活用したサイン掲出

    鏡や照明を使って店内の「奥行き感」や「にぎわい感」を演出

    **一部商品を店外にディスプレイ(通路面展開)**して、通行客に“気づかせる”

    ② 店前の滞在・注目を促す(「なんだろう?」と立ち止まらせる)
    アイキャッチ商品・体験型の什器・POPアップ風の演出

    デジタルサイネージやモニターで商品紹介やモデル着用動画なども有効

    限定イベント・ノベルティ配布スペースをあえて入口横に設ける

    ③ 店内への導線を工夫する(「入りやすさ」を演出)
    入口を広く/オープンにし、通路との一体感を強調

    照明計画を工夫し、奥に「明るさの重心」を置いて吸引力を高める

    入り口から目に入る商品やテーマの世界観を統一し、安心して入りたくなる印象に

    ■補足:施設側と連携してできること
    共用部イベントと連動した商品提案

    通路に面したポスター掲示・案内板への掲載

    施設内アプリやSNSでのPR連携

    もしお店の写真や間取り図があれば、それに基づいた具体的な改善提案も可能です。お気軽にご相談ください。

  • 荒井 マモル (インテリアプランナー・開業アドバイザー) 2021-12-21 12:17:15.0投稿

    流儀

    商業施設内で改装により集客力を上げたい時のポイントですが、メイン導線から外れているという事で、通常大多数のお客様からは直ぐに視線に入らない為、立地的不利はあるとは思いますが、必ずお店付近まで来られるお客様も少なくないと思いますので、そういった方々に気にしてもらえる様にまずは視覚的効果(周辺と同化しない色づかい)で見てもらう事が重要かと思います。 人の視覚には一番目を引く色は“赤色”とされていますので、その色を遠くから視認できる位置に配置できると良いと思いますが、イメージカラーや施設の条件等あると思いますので、最大限可能な範囲でそういった事をご検討されると良いかと思います。 赤色でなくとも、イメージカラーの使用する面積を増やすと人は注意を払います。 内装はシンプルな色合いで商品(洋服)などで目を引くコーディネートをされると一段と宜しいかと思います。

    又は、人の目には動く物などは視覚に入り易いので、例えば回転する様なディスプレイなども効果を発揮するケースもございます。



    ご参考になれば幸いです。

  • 匿名さん 2020-12-11 09:48:12.0投稿

    流儀

    商業施設にもよりますがメイン導線より外れた店舗様にお勧め致します手段は「光」と「映像」の利用です。
    百貨店など大型商業施設で最も売り上げが高いのはご承知の通りコスメティックサロンです。
    ブティックとの明らかな表現の違いに照明・デジタルサイネージ等の発光量と色温度が高く、デジタルサイネージなど動くビジュアルを多用しております。
    売り場内ではブランドイメージに即し商品がよりよく見える色温度を選定しても良いですが、外部は遠く離れた通路からも目を引く単一ブランドカラーによる光り輝く外観印象が大きな効果を得れると存じます。

  • 匿名さん 2019-09-09 19:30:21.0投稿

    流儀

    目立たないところだからこそ、印象に残るよう決して流行を追ったようなデザインにはせず、ブランドの個性となる部分を最大限に活かしたデザインを心がけます。
    そこで素敵な買い物をされたお客様が「あのオレンジの店」「イタリアっぽい店」「樹木だらけの店」など、なんでも良いので後から思い出せるアイコンがあることで、リピートは勿論のこと、ご家族ご友人の新規来店にも繋がっていくという狙いがあります。
    「なんとなくオシャレ」ではない「特別な何か」が大切だと考えます。

  • 小林 秀行 2018-03-01 17:49:39.0投稿

    流儀

    メイン導線に出店するというのは難しいことがありますよね。
    ブランドによる特徴が分かりませんが、カラーバリエーションが豊富であれば、それを特徴にできるような見せ方をします。
    素材とか機能性が特徴とあるならば、分かりやすいPOPやイメージができるグラフィック、など商品とインテリアの連動について考えるようにしています。

  • 吉田 昌弘 (デザイン) 2018-02-19 14:56:04.0投稿

    流儀

    デザインはブランドイメージによって異なるのでそれ以外の部分でお答えさせていただきます。
    集客力を上げるためには「差別化」が必要であり、その一つとして照度をかえるという方法があります。周りのお店より、初見で分かるくらい、「明るく」するか「暗く」するかです。加減と色温度が難しいですが、照明デザインはとても効果の高い方法ですのでおすすめします。

  • 匿名さん (デザイナー) 2018-02-05 13:26:52.0投稿

    流儀

    あたり前の事かもしれませんが、まずはそこに訪れるお客様に対していかにお店の存在感をどう出すかと、お客様がワクワクするような期待感が必要だと考えます。存在感を出す工夫としては、視認性のあるサイン(内照式)の設置、デジタルサイネージやグラフィック等による記憶に残るイメージの打ち出し等が考えられます。またVMDによってより明確なコンセプトを分かりやすく表現することで存在感アップに繋げる方法もあります。期待感を出す工夫としては、店頭にはアパレルの売れ筋商品はもちろん、ブランドイメージに結びつく小物雑貨の陳列や参考になるコーディネートでイメージしやすいBODYの設置+デジタルサイネージなどによるコーディネートスナップ写真なども効果的だと思います。まずは歩いているお客様をいかに興味を持って頂くかが必要。
    また価格訴求も無視出来ない重要な要素の一つだと考えますが、POPなどであまりにもそこだけに特化してしまうのも逆に客離れの一因になっているケースもあるようです。ショップのイメージや雰囲気と商品と価格とのバランスやグレード感も重要な要素の一つだと思います。

自分に合ったデザイン会社が見つかる!

お店のイメージを登録するだけで、平均7社から提案が受けられます。