問い
last update:2025-04-07 15:31:50.0
猫カフェを開業したいと考えています。
猫カフェ・動物カフェの内装を考えるうえでのポイント・注意点、必要なものなどがあれば教えてください。
近年、動物人気の高まりからか、動物と触れ合えるカフェが増えてきています。
そこで今回は、猫カフェをはじめとした動物カフェの内装を考えるうえでのポイントや注意点などをお伺いしました。
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寺島 彰吾 2025-04-07 15:31:50.0投稿
流儀
【内装を考えるうえでの重要ポイント】
1. 人と動物の動線を分ける設計
• 動物専用エリアと厨房・トイレ・バックヤードなどの衛生区画を明確に分ける必要があります。
• 厨房と動物エリアの間にはドアやパーテーションで仕切るのが基本です。
• **二重扉(エアロック)**の設置も推奨されます(動物の脱走防止)。
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2. 内装素材の選定(掃除しやすさ・耐久性)
• 壁材・床材は掃除しやすく耐久性の高い素材(例:防滑性ビニル床、キズに強いパネル)を使用。
• 防臭・消臭効果のある素材や塗料もおすすめです。
• 爪とぎされることを前提に、壊れにくい素材選びが重要です。
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3. 空調・換気設備の強化
• 猫や動物のにおい対策には、空気清浄機・業務用換気システムを導入しましょう。
• においがこもらないように、天井の換気ダクト設計を工夫します。
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4. 猫のストレス軽減を考えた環境づくり
• キャットウォーク・キャットタワー・隠れ家など、立体的な動きができる空間が理想。
• 静かなスペースや避難場所も確保し、猫が落ち着ける環境にします。
• 日当たりや照明も、猫の生活リズムに配慮することが大切です。
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5. 保健所の基準に対応した設計
• 猫カフェは「飲食店営業」と「動物取扱業(展示)」の両方の許可が必要です。
• 厨房と客席の明確な分離、手洗い設備、ゴミ箱の蓋、換気の基準など、保健所指導を事前に確認しましょう。
• 保健所との事前相談は設計前・工事前に必須です。
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【内装以外で必要な設備・準備】
• 猫用トイレ・給餌器・水飲み器
• 清掃道具(猫砂・除菌スプレー・掃除機など)
• 動物取扱責任者の選任と登録
• 顧客用の手洗い・消毒設備
• 避難時の安全確保(地震・火災などの対応)
• スタッフ教育マニュアル
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【デザイン面でのコツ】
• 「癒し」や「非日常感」を演出するナチュラル・北欧・和モダンなどのコンセプト設計が人気。
• 動物写真映えする照明設計も意識。
• 撮影スポットとしての魅力づけも考慮するとSNS集客に有効です。
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流儀
ブタカフェを設計させて頂いた経験から、換気が最も重要なポイントになると考えます。お店の与える印象で「におい」も重要なファクターとなり、目に見えない要素のため疎かになりがちですので。
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匿名さん 2023-12-20 10:02:22.0投稿
流儀
動物カフェを経営する場合、お客様だけでなくスタッフ(動物)が過ごす環境についても考慮した内装設計にしなければなりません。
特に猫は綺麗好きな動物ですので、店内の清潔さを維持することはとても大切です。汚れが付きにくく拭取りやすい素材の仕上げや、清掃がしやすいよう移動が簡単な家具を選定するとよいでしょう。換気設備や空気清浄を充実させることで、においの問題も軽減されます。
在籍する動物の種類によって適した設備や構造が異なります。猫カフェの場合であれば、空間を縦に広く使うことで猫にとって楽しく過ごしやすい環境となります。壁付けのキャットウォークは猫もお客様も楽しめるスタンダードなアイテムですので、ぜひ取り入れてみてください。店内照明は柔らかく落ち着いたものを選ぶとよいでしょう。
動物カフェで必要なものといえば、動物たちのプライベート空間だと思います。お客様と触れ合いながらも、疲れてしまった時にリラックスできるよう適切な隠れ家を用意することでストレスの軽減につながります。
動物スタッフありきの動物カフェですので、スタッフさんたちの快適さを一番に考えるのがよろしいかと思います。 -
流儀
動物が逃げないような二重ドア、床の掃除のしやすく臭い等が染み込みにくい抗菌タイプの長尺シートはマストです。
猫はあまり鳴かないのでいりませんが、ドックカフェの場合、近隣対策として防音吸音等の対策が必要です。
その他種類によって注意するべき点が変わりますのでまずはご相談ください。
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