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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜

問い

注目 飲食店舗向けFAQ

last update:2025-07-16 15:57:34.0

ラーメン屋を開業する際、立地や出店場所・物件選びで重視すべきポイントはありますか?

「どうすれば集客でき、長く愛される店になるか?」と悩む開業希望者は少なくありません。
ターゲット層や競合との関係、駅近・住宅街など、選定時に重視すべきポイントをお聞きしました。

  • 志村 聡 2025-07-16 15:57:34.0投稿

    流儀

    ご回答をさせていただきます。
    弊社不動産事業も行っておりまして、ラーメン店様の仲介も非常に実績が多くあります。皆様が希望されるポイントとしましては、駅からの距離(5分圏内)や看板の露出がしっかりできる物件。そして上に住居があるような場合は事前に匂い対策がどの程度で認めてくれる環境かを事前に調査(仲介業者に相談)することをお勧めいたします。

  • ふくしまかずよ (デザイナーx施工管理) 2025-07-16 10:01:20.0投稿

    流儀

    郊外店は別とし、一番の留意点は以下二点になります。

    ●排気の排出場所が確保出来ている物件か否か。
    ダクトを屋上まで立ち上げる、匂い、音等対策の制約の有無、
    有る場合は対策設備投資が採算に合うか検証。

    ●インフラが足りているか。
    特にガスについては増量が必要な物件につき
    敷地内での増設であれば現実的であるが
    敷地外(公道)掘削を伴う工事が必要な場合、可能な事例もあるが
    時間と費用が掛かり非現実的になってしまう事例も多い。
    その際の対応とし、プロパンとの併用に現実性があるか検討。



    立地等については、運営のコンセプトに沿った環境条件であれば
    駅付近、商店街、住宅街、郊外のどこでないといけないということには
    ならない。家賃と売り上げのバランスも大切。

  • 高橋 弘毅 2025-07-11 09:26:57.0投稿

    流儀

    ラーメン屋の開業において立地・出店場所・物件選びは成功を左右する最重要要素のひとつです。
    以下のポイントを重視して検討すると良いです。

    1. ターゲットと立地の一致
    ◎誰に売るのかを明確にし、それに合った立地を選ぶ。

    サラリーマン:オフィス街、駅周辺、人通りが多い通勤ルート沿い
    学生:大学近く、学生街
    観光客:観光地周辺、繁華街
    ファミリー層:郊外型、駐車場付き、ショッピング施設周辺


    2. 視認性・ファサードのインパクト
    ◎「見える・気づかれる」ことが集客に直結します。

    ・歩行者やドライバーの目線に入りやすい位置か
    ・ファサード(外観)をしっかり魅せられる幅があるか
    ・周囲の建物に埋もれない個性を出せるか
    ・看板設置や照明演出が可能な造りかどうか

    ※ デザインで勝負するには、“舞台”となる建物の条件が非常に重要です。


    3. 回転率と動線に合った面積と形状
    ◎物件の形状がオペレーションと空間演出に直結。

    ・間口が広い:カウンター中心のレイアウトに向く
    ・奥行きが深い:個室・テーブル配置に向くが視認性は下がる
    ・狭小物件:一杯の演出(行列感・話題性)に活かせるが厨房設計に工夫が必要

    ※オープンキッチンやカウンター越しの「魅せる調理」を重視するなら、間口の広さと導線設計が特に重要です。


    4. 内装工事の自由度(スケルトンか居抜きか)
    ◎デザイン自由度 vs. 初期コスト

    ・スケルトン物件
    (メリット)自由に設計・ブランディングできる
    (デメリット)コストは高く、時間もかかる

    ・居抜き物件
    (メリット)初期投資を抑えられる
    (デメリット) デザインに制約あり、ブランド構築に不利な場合も

    ※「居抜きを活かすデザイン」も可能ですが、ブランドの世界観を強く打ち出したいならスケルトンが有利です。


    5. 周辺環境との相性
    ◎「地域に合う」ことと「埋もれない」ことのバランス

    ・同業(ラーメン屋)が多すぎると差別化が必須
    ・逆にゼロだと、需要がない場所の可能性も
    ・街並みに合った素材やサインデザインで“違和感のある魅力”を出せるか

    ※「周囲と調和しつつ目を引く」絶妙なバランスが鍵です。


    6. 人の流れの“質”と“量”

    ・昼だけ混む立地:オフィス街
    ・夜がメインの立地:繁華街、駅前
    ・週末型の立地:住宅街、郊外モール

    ※立地ごとに「一番映える時間帯」を考慮し、照明計画や演出も変えると、デザインの力が最大限に発揮されます。




    ◇まとめ
    1. ターゲット一致
    客層に合ったエリアを選ぶ

    2. 視認性とファサード
    「見せられる店舗」かを確認

    3. 空間形状と回転率
    動線・厨房・席数を活かせるか

    4. デザイン自由度
    居抜きかスケルトンか、設計の自由度とコストのバランスを考える

    5. 周辺との調和と差別化
    地域性とブランド性を両立できるか

    6. 人の流れ
    “人通りの質”と“ピーク時間帯”を見極め、時間帯に合わせた演出を考える

  • 寺井 智彦 2025-07-07 11:04:24.0投稿

    流儀

    ラーメン店の出店では、まず「誰に来てほしいか」を明確にしましょう。

    サラリーマンが多い駅前なのか、ファミリー層の多い郊外なのかで、選ぶ立
    地も設計の方向性も変わってきます。

    物件は、ガス容量・排気・給排水などのインフラが整っているかを最優先で確認しましょう。
    スープを炊くラーメン店では、これらが不足していると設計・施工に大きな制約が出ます。
    また、人通りの多さだけでなく、「その場所でちゃんと気づかれるか・入りやすいか」も大事なポイント。

    間口の広さや看板設置の自由度もチェックしましょう。居抜き物件はコストメリットがありますが、動線やレイアウトが自店に合うかを見極めることが重要です。

    最終的には、「設計しやすい」よりも「商売として成り立つかどうか」が基準。

    ターゲット・立地・物件のバランスを見ながら、設計者と一緒に初期段階から検討することをおすすめします。

  • 目 純一 (ディレクション/デザイン/設計) 2025-07-07 11:04:14.0投稿

    流儀

    国民食の王様であるラーメンはそれに特化したインフルエンサーが恐らく最も多く、彼等もネタを探している関係上他者が勝手に発信してくれる飲食業No. 1でしょう。
    また今は自発的な発信手段も豊富なので成功させる為の立地の重要性というのはこれまでよりは低下しているかと思います。

    どういうラーメン店にしたいかによりますが、利便性・回転・価格などで売りたいなら不動産価値の高い立地、味・空間・独自性なんかだと多少狙って行く様な立地が相応しいかと思います。

    物件の条件としては、各インフラが大容量引ける事、毎日大量の水が厨房床に流される事から階下への漏水を気にしないで良い地下階の無い1階フロアがやっぱり好ましいかと思います。

    何をストロングポイントとしたラーメン店なのかで選ぶ環境は変わってくるかと思います。
    いわゆる『好立地』が必ずしもその強みを発揮すべき場所であるとは限らないとも思います。
    サービスと場のマッチングをよくよく吟味して貰えればと思います。

  • 入山 裕貴 2025-06-19 18:14:11.0投稿

    流儀

    【飲食店舗向けFAQ】
    ラーメン店を開業する際、立地や物件選びで気をつけるポイントは?

    ラーメン店を成功させるためには、立地や物件選びが非常に重要です。以下の点を意識すると良いでしょう。

    ■ 周辺環境と人通りの確認
    駅からの距離、商店街の有無、昼夜の人通りなど、立地の特性を把握しましょう。人目につきやすい場所や自然と目に入る動線上の物件は有利です。

    ■ 想定客層とのマッチ
    学生、会社員、観光客など、どんな人が多く訪れるエリアかを見極め、自店のコンセプトと合うか確認しましょう。

    ■ 競合店の存在
    近隣に他のラーメン店がどれくらいあるかを調査し、自店がどう差別化できるかを考えることも重要です。

    ■ 店舗の構造と使いやすさ
    厨房と客席の配置や、動線の良さもチェックポイントです。カウンター中心なのか、テーブル席も必要なのかを見極めて、物件に適しているか判断しましょう。

    ■ 賃料と費用バランス
    毎月の賃料が売上に見合っているか、内装工事や設備投資がどのくらい必要かなど、初期費用とランニングコストのバランスを見て検討しましょう。

    立地選びは開業後の集客や運営に直結するため、現地の観察や市場調査を丁寧に行うことが成功への第一歩です。









  • 足達 十吾 (デザイン・施工) 2025-06-19 18:14:07.0投稿

    流儀

    ✅ 1. 人通り(通行量)
    昼・夜・週末の人通りを調査しましょう。

    特にラーメンはランチ・ディナー需要が高いため、サラリーマン・学生・観光客が多いエリアが理想的です。

    駅近や商店街、大学・オフィス街周辺は有利です。

    ✅ 2. 視認性・導線
    看板や外観が通行人から見えやすいか。

    通りから店が見えにくい、入り口が分かりにくい物件は避けたほうが無難です。

    通り沿いで間口が広いと集客しやすくなります。

    ✅ 3. 近隣の競合
    同業(ラーメン店・中華系)の数と種類、価格帯、客層を把握します。

    競合が多くても差別化ができればOKですが、同じ系統の店が密集している場合は要注意です。

    「ラーメン激戦区」=失敗しやすいとは限らず、需要が高いエリアとも言えます。

    ✅ 4. ターゲットに合う立地
    例:

    サラリーマン向け → オフィス街

    学生向け → 大学近く

    家族向け → 郊外・住宅街+駐車場あり

    自分の提供するラーメンとマッチする客層が多い場所かを検討してください。

    ✅ 5. 賃料と利益のバランス
    ラーメン店は**客単価が低め(800~1200円)**のため、家賃負担が重いと黒字化が難しくなります。

    売上の20%以下が目安ですが、理想は15%以下です。

    ✅ 6. 物件の設備と構造
    排気設備、給排水、ガス容量などが飲食向きか確認を。

    前テナントが飲食店だった物件は設備投資が抑えられる可能性があります。

    厨房やカウンターのレイアウトもしっかりイメージして内見しましょう。

    ✅ 7. 昼と夜の顔を確認
    昼だけ賑わって夜は閑散、またはその逆、というケースもあります。

    実際にその場所へ行って観察することがとても重要です(曜日も変えて複数回)。

    ✅ 8. テイクアウトやデリバリー対応可否
    今はテイクアウト・Uber Eatsなどの需要も大きいため、バイクが停めやすい場所やテイクアウト対応しやすい導線もチェックしておきましょう。

    よろしければいつでも弊社にお問い合わせください。


  • コスモデザイン企画 2025-06-18 13:51:26.0投稿

    流儀

    ✅1.人通りとターゲット層のマッチ
    ■昼・夜の人通りの量と属性(学生、サラリーマン、観光客など)を確認
    【例】学生街 → がっつり系/オフィス街 → 回転の早いランチ重視/繁華街 → 飲み帰りの一杯狙い

    ★おすすめ:出店検討地で平日・週末・昼夜の時間帯別に3回現地視察

    ✅2.視認性の高さ(看板の出しやすさ)
    ■通行人から店の存在にすぐ気づかれることが重要
    路面店や、看板・ファサードを大きく出せる1F物件が理想

    ✅3.近隣競合店の存在
    ■競合の数・業態・価格帯・営業時間を調査
    多すぎると埋もれるが、ある程度ラーメン屋が集まるエリアはラーメン目的の来店も見込める

    ★差別化ポイント(味・価格・提供スピード・居心地)を明確にしておくと◎

    ✅4.厨房レイアウトが可能な間口・奥行き
    ■ラーメン業態は厨房が大きくなるため、細長すぎる物件はNG
    カウンターが主体になるため、間口が広めの物件が理想的

    ✅5.給排気・ダクト工事が可能かどうか
    ■排気(におい・湯気)対策が非常に重要
    物件に天井裏スペースや屋上への排気導線があるか確認
    商業ビル等では、近隣クレームが出やすいため要注意

    ✅6.重飲食が可能な物件か(契約条件)
    ■「重飲食可」表記のある物件を優先的に探す
    ラーメンは油・煙・においが強いため、「軽飲食」不可物件では断られるケースが多い

    ✅7.回転率と席数のバランス
    ■ラーメン業態は客単価が1,000円前後→回転率がカギ
    小規模物件でも、8〜12席程度は確保できるかが採算ライン目安

    ■✅8.近隣の駐車場・アクセス状況
    駅チカ立地であれば徒歩動線、郊外型なら駐車場の有無が決め手に
    自転車来店を想定するなら店前スペースも要チェック

    ✅9.物件の引き渡し状態(スケルトン or 居抜き)
    ■スケルトン物件:自由度が高いがコストも高い
    ■居抜き物件:厨房・排気設備が活かせれば大幅コスト削減

  • 井川 雄介 (プロジェクトマネジメント) 2025-06-17 10:15:24.0投稿

    流儀

    1. 人通り・ターゲット層の動線
    2. 視認性と入りやすさ
    3. 近隣の競合・飲食店のバランス
    4. 物件の条件(賃料・設備・広さなど)
    5. 駐車場・アクセス
    6. 法規制・用途地域の確認
    7. 昼夜・曜日別のニーズ

    実地調査のすすめ
    ・平日と休日、昼と夜、天気の違いなど複数条件で現地観察。
    ・近隣住民や他の店舗の店主に話を聞くのも有効

  • 三宅右記 (設計デザイナー) 2025-06-17 10:15:16.0投稿

    流儀

    ラーメン店の開業において、立地や物件選びは“味”と同じくらい成功を左右する重要な要素です。特に以下の3点は、慎重に見極める必要があります。

    ターゲットとのマッチング
    学生やビジネスマン、ファミリー層など、ターゲットとする客層が多く集まるエリアかどうかを見極めることが最初のステップです。ランチ需要を狙うならオフィス街、夜営業中心なら繁華街や駅近が効果的です。

    人通りと視認性
    ラーメン業態は「ふらっと入る」即決型の来店が多いため、通行量が多く、看板やファサードがしっかり見える立地が有利です。角地や1階路面店は特に有効です。

    設備と間取り
    ラーメン店は厨房設備に高いスペックが求められ、給排気・排水・ガス容量などのインフラ条件が整っているかが重要です。また、カウンター中心かテーブル席を設けるかによって、間取りや天井高も検討すべきポイントになります。

  • 寺島 彰吾 2025-06-16 19:03:35.0投稿

    流儀

    【ラーメン屋の立地・物件選びの重要ポイント】
    1. 人通り(導線)
    昼夜の人通りの違いに注意。ランチ需要かディナー需要かを見極める。

    駅近、オフィス街、大学・学校周辺、繁華街は集客力が高い。

    2. 周辺の競合店
    近くにラーメン屋が多すぎると差別化が必要。

    一方で人気店がある=そのエリアは「ラーメン需要」がある証拠でもある。

    3. 客層とニーズの一致
    例えば学生街なら大盛り・低価格系、ビジネス街なら早くてうまい、クオリティ重視、観光地ならインスタ映え・地域性など。

    4. 視認性と看板の出しやすさ
    通行人から店が目に入りやすいか(路面店、角地、ガラス張りなど)。

    看板やのぼり、照明で遠くからでもラーメン店と分かる工夫ができるか。

    5. 物件の設備条件
    排気・換気設備、厨房の広さ、水回り、電気容量、ガス設備の確認は必須。

    居抜き物件だと初期コストを抑えやすい。

    6. 家賃と売上バランス(収支計画)
    一般に家賃は月商の10%以下が目安。

    「安ければ良い」わけではなく、立地に見合った家賃で回収可能な売上ポテンシャルがあるかが重要。

    7. 駐車場・アクセス
    郊外やロードサイド型では駐車場の有無が集客に直結。

    都心部では徒歩や公共交通でのアクセス性を重視。

    ご希望があれば、「繁華街向け」「ロードサイド型」「観光地立地」など立地別の特徴や成功例もご紹介可能です。お気軽にお申し付けください。

  • 石川 真伍 2025-06-16 19:03:17.0投稿

    流儀

    立地に関しては車でご利用になるか、駅近く徒歩で来店されるお客様の的を絞ると良いでしょう。ファミリー向けか単身むけかが分かり易いです。また物件に関しては、ラーメン店の居抜きテナントがあると出店時の内装設備費用が多少安くなります。ラーメン店の居ぬきでなくとも、飲食店の居ぬきでも良いでしょう。厨房施設の床、壁(カウンター有無)、天井、換気、他設備に費用比重が大きくなります。是非ご検討頂ければと思います。

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