問い
last update:2025-03-19 16:28:28.0
歯科医院を開業する予定です。スタッフも患者さんも快適に過ごせるレイアウトにするためのポイントはありますでしょうか。
クリニックを開業する際に、患者さんは通いやすく、スタッフは働きやすい環境にするためのポイントをお聞きしました。
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寺島 彰吾 2025-03-19 16:28:28.0投稿
流儀
スタッフと患者双方が快適に過ごせるレイアウトのポイントを以下にまとめます。
1. 動線設計の最適化
・患者の動線
受付から待合室、診療室への移動がスムーズであること。
プライバシーを確保しつつ、案内しやすいレイアウトにする。
車いすやベビーカーにも対応できる広めの通路を確保。
・スタッフの動線
受付、診療室、消毒室、バックヤードなどを最短距離で移動できる配置。
スタッフが交差しすぎず、作業効率を向上させる。
2. 受付・待合室の快適性
・受付
視認性が高く、患者が迷わず受付できる位置に配置。
受付カウンターは患者とスタッフの目線が合う高さで設計。
感染症対策として、飛沫防止パネルやセルフチェックイン機の設置を検討。
・待合室
圧迫感を避けるため、開放的なデザイン(吹き抜けや大きな窓など)。
患者のプライバシーを考慮し、座席間隔を適度に確保。
診察待ち時間を快適に過ごせるよう、雑誌やモニター、Wi-Fiの提供。
3. 診療室の設計
・プライバシーと開放感のバランス
完全個室、半個室、オープンスペースのいずれが適しているかを決める。
オープン診療室ならパーティションやグリーンで区切ることで圧迫感を軽減。
・清潔感と衛生管理
院内感染防止のため、スムーズな消毒・滅菌動線を確保。
クリーンゾーンとダーティゾーンを明確に分ける。
口腔外バキュームや空気清浄機の設置を検討。
4. 設備・インテリアの工夫
・照明
診療室:手元が見やすい明るさ(5000K前後の昼白色)。
待合室:リラックスできる暖色系の照明。
受付:明るく清潔感のある照明。
・音環境
患者のリラックスを考え、BGMを流す(クラシックやジャズなど)。
診療音を抑えるため、吸音パネルやカーペットを活用。
・色彩計画
白を基調にしつつ、木目やパステルカラーを取り入れて温かみを演出。
小児歯科ならカラフルなデザインやキャラクター装飾も検討。
5. バックヤード・スタッフルーム
・休憩室
スタッフがリラックスできる広さを確保。
ロッカーや個人スペースを設置し、働きやすい環境を整備。
・ストレージ
消耗品や器具の収納スペースを適切に確保し、整理整頓しやすい設計に。
6. ユニバーサルデザイン
高齢者や障がい者にも優しいバリアフリー設計(スロープ、手すり、広いトイレ)。
ベビーカーや車いすでもスムーズに移動できる通路幅の確保。
まとめ 歯科医院のレイアウト設計では、「患者の快適性」「スタッフの作業効率」「感染対策」「デザインの快適性」の4つのポイントをバランスよく考慮することが重要です。医院のコンセプトに合わせたデザインで、患者にもスタッフにも居心地の良い空間を作りましょう。 -
流儀
導線が大事になってきます。
患者さんには受付から施術エリアへのスムーズな導線そして、患者さん同士の目線が合わない工夫が必要です。待ち時間の間にリラックスできるような計画もあるとよいです。
スタッフ動線とは分けたほうがお互いより快適に過ごせます。 -
流儀
快適なレイアウトにするポイントはいくつかあります。
レイアウトだけで考えると、他のデザイナー様たちがアドバイスしている通りです。
歯科医院の競合が溢れる中、違いを表現するためには
ブランディングに沿ったレイアウトが必要だと思います。
つまり、オーナー様やスタッフの思う快適な医院のイメージと
患者様の思う快適な医院のイメージを一致させるということで
そこにしかない快適なレイアウトになると考えます。
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宮上 悠吾 2024-02-26 17:01:28.0投稿
流儀
①待合室の配置: 待合室は患者が最初に接する場所であり、快適さとプライバシーを重視する必要があります。広々とした空間、快適な椅子、清潔感ある照明など、居心地の良い環境を提供しましょう。
②診療室の配置: 診療室はスタッフと患者のプライバシーを確保しながら、効率的な医療サービスを提供するために重要です。各診療室が必要な設備や器具を適切に配置し、スタッフが円滑に動けるように配慮しましょう。
③衛生環境の確保: 衛生管理は歯科医院にとって非常に重要です。設計段階から清潔な環境を保つための配慮が必要です。例えば、滅菌室や清掃ステーションを適切な位置に配置し、手洗いや消毒用の設備を設置しましょう。
④アクセシビリティの確保: 患者やスタッフが施設内を円滑に移動できるよう、障害のある人や高齢者にも配慮したバリアフリー設計を心掛けましょう。車椅子やベビーカーが利用しやすいエントランスや廊下の幅、手すりの設置などが考慮されます。
⑤快適な照明と空調: 診療室や待合室では、適切な照明と快適な温度管理が必要です。眩しすぎない柔らかい照明や、適切な温度設定により、患者やスタッフがリラックスできる環境を提供しましょう。
⑥プライバシーの確保: 患者のプライバシーを守るために、診療室や待合室に適切な仕切りや間仕切りを設けることが重要です。また、患者の個人情報を保護するための対策も施すことが必要です。
これらのポイントを考慮しながら、歯科医院のレイアウトを設計すると、スタッフと患者が快適に過ごせる環境を実現することができます。 -
小島 宏太 2024-02-20 18:12:42.0投稿
流儀
開業おめでとうございます!!
以下に、ポイントをいくつか挙げてみます。
是非参考になさってください。
待合室の快適性:
待合室は患者が最初に接する場所です。座り心地の良い椅子や読み物、
子供向けのエリアなどを配置して、リラックスできる環境を提供しましょう。
清潔で明るい雰囲気:
医院内は清潔感があり、明るい雰囲気であることが大切です。
自然光を活用し、無駄な障害物を減らすことで開放感が増します。
効率的な診療室配置:
診療室の配置は患者の流れとスタッフの効率に影響します。
患者のプライバシーを守りつつ、スタッフが円滑に動けるような配置を心掛けましょう。
技術面の工夫:
最新の歯科技術を導入し、デジタル化を進めることで、診断や治療が迅速かつ正確に行えます。
これは患者の体験向上にもつながります。
コミュニケーションスペース:
スタッフ同士や患者とのコミュニケーションが円滑に行えるスペースを確保しましょう。
チームワークと患者との信頼関係を築くために重要です。
バリアフリー設計:
車椅子やベビーカーを利用する患者にもアクセスしやすいように、バリアフリーを考慮した設計が望ましいです。
プライバシーの確保:
診療室や待合室などで患者のプライバシーを尊重し、十分な機密性を確保する工夫を行いましょう。
スタッフの働きやすさ:
スタッフの作業効率や快適な労働環境を考慮して、仕事がしやすい配置や設備を整えることも大切です。 -
流儀
私共事務所は歯科医院はもとより、美容室、イタリアンレストラン、マクドナルド、スーパーマーケット等、多岐にわたり設計監理いたしております。
まず、歯科医院のレイアウトは大きく分けますと2種類のレイアウトがあります。①は患者様の入口と先生、スタッフの入口を分離したレイアウト
②患者様も先生、スタッフの方々も同じ出入口にてアプローチするレイアウト
このレイアウトの違いにより、その医院の診療方法と経営が大きく違ってきます。
又、そのレイアウトにより、特に患者様の待合における居心地が、大きく違ってきます。
双方のプライバシーを重視した居心地感を考えるならば、言わずもがなですね。 -
匿名さん 2024-02-09 16:45:18.0投稿
流儀
先ずは今まで勤めていて感じたコト、自分が開業するならこうしたいと思っていた想いを現実に出来る出来ない関係なく、その思いの丈をデザイナーに伝えるコトが大切です。
ゾーニング(レイアウト)は治療内容によっても異なりますが、医師やスタッフの動線、患者動線を考え、効率性と患者のホスピタリティーを両立させるコト、他の医院と差別化して選んで頂けるクリニックを目指して下さい。 -
流儀
最近はカフェ併用デンタルクリニックも多いので、患者さんとのコミュニケーションの場を設けると良いかと思います。また業種的にプライバシーを守る空間と、パブリックな空間を明確に分ける必要があると思うので、パブリックになる待合室はシンプルでありながらカジュアルさも兼ね備えると良いかと思います。
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流儀
ほぼ毎日、歯科医院のレイアウトを書いている者ですw
いろんなノウハウが有るので一言では言えませんが、
・消毒室の位置 ・待合の適正な広さ が大きいと感じています。
レイアウトは、設計士の経験により大きく差が出ます。
歯科医院の経験が豊富な、設計士を選ばれると良いと思います。
もちろん、お仕事のご依頼は大歓迎ですw
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