問い
last update:2025-03-24 10:02:52.0
商業施設内での出店を予定しております。どのような点に注意をして出店計画を立てれば良いでしょうか?
商業施設内での出店は、内装制限や各施設からの方針、工事時間に制限がある場合があります。
その際にどのようなポイントを抑えて、出店計画やデザインについてご相談すればよいか回答して頂きました。
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寺島 彰吾 2025-03-24 10:02:52.0投稿
流儀
商業施設(ショッピングモール、駅ビル、百貨店など)内で出店する場合は、通常の路面店とは異なるルールや制約が多数あります。以下に、出店計画を立てる際に注意すべきポイントをまとめました。
【商業施設内出店で注意すべき主なポイント】
1. 施設側の規定・ガイドラインの確認
各施設には「設計・施工ガイドライン」「内装制限」などの詳細なマニュアルがあります。
例えば:
天井高の制限
看板・照明の明るさや形状
防火区画の扱い
各種設備の仕様(電気容量・給排水・空調など)
➡ まずは施設から設計施工マニュアルを取得し、必ず熟読することが重要です。
2. 内装制限とデザインの調整
周囲の店舗との「統一感」や「景観ルール」に沿ったデザインが求められることが多いです。
ガラス面やサイン(看板)のサイズ・表示内容にも制限がある場合があります。
特に**火気・臭気・音の出る業態(飲食など)**は厳しいチェック対象になります。
3. 工程スケジュールの厳守
商業施設内の工事は**時間制限(夜間工事のみなど)**があることが多く、通常より工程に余裕をもって計画する必要があります。
テナント側での内装工事には、施設管理会社の事前承認(設計図提出→承認→施工)プロセスが必要。
4. 設備・インフラの確認
電気・給排水・空調・ガス・ネット回線など、インフラの容量や取り回しルートを確認。
既存設備の流用ができるか、追加工事が必要かはコストに直結します。
排気・排煙ルートの有無(特に飲食は重要)
5. 共有部の使用ルール
倉庫・バックヤードの使用範囲、ゴミの出し方、荷捌き場所の制限など
共用通路やエントランスに物を置けないケースも
6. 販促・イベント・営業時間の制約
営業時間は基本的に施設に準拠(自由に変更不可)
セールや販促イベントも、施設のルールに従う必要があるため、自由度はやや低め
【商業施設内出店ならではのメリット】
集客力→既に人の流れがある場所で出店できる
ブランド認知→施設のネームバリューがブーストに
初期投資抑制→スケルトン渡し+共用部負担減でコストダウンも可能なケースあり
もし具体的な商業施設名が決まっていれば、その施設に合わせた施工・内装提案や、施設側とのやり取りの代行も可能です。必要であればお気軽にご相談ください!
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匿名さん 2022-06-20 11:34:35.0投稿
流儀
区画の形状や、その区画に向けての共用通路の人の流れ、デザインにおいては施設側が提示しているデザインクライテリア(指針・基準)を事前に確認する必要があります。(ファサード(外観)意匠など)
金額においては設備関係などのB工事費用です。区分は施設によって様々ですが、施設側の指定業者にて行う工事の為、出来るだけミニマムに抑え内装に費用をかけられるかの査定を設計側で行う必要があります。 -
流儀
商業施設内での出店の注意点ですが、デベロッパー等の交渉開始からオープンまでのスケジュールをしっかりと決定(把握)して頂き、そのスケジュールに沿って各方面の段取りを進めていくようにすれば良いのではないかと思います。 ここでは内装関係の事を中心にお伝えすると、そのスケジュールに沿って内装業社は動いていきますので、いつどのタイミングで何をどこまで進めないといけないとかを判断していきます。そういったオープン日などの期日を決めて頂けると各方面の協力者(各方面の責任者や職人)が逆算していつから始めないといけないかを判断していき、同じ方向を向いて良いお店づくりができるのではないかと思います。 言い方を変えると作業はしなくともその舵取りで旗を振ってさえ頂ければ皆そこを目指して進むことができると思います。
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匿名さん 2021-01-19 13:34:06.0投稿
流儀
施設によってレギュレーションが違うので一概には言えませんが、路面店での出店よりも総額の費用がかかります。その理由が施設のレギュレーションに含まれているので、デザインの観点から言うと賃貸借契約の段階から工事区分表などに目を通し、商業施設への出店の経験者や設計者にアドバイスをもらいながら進めることが良いと思います。
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匿名さん 2020-12-15 09:44:31.0投稿
流儀
商業施設にはメイン導線と呼ばれる来店者が必ず通るであろう通路がありそこから外れれば、売り上げに大きく影響致します。
基本実績のある店舗様が主要区画は先に取られているでしょうが、商業施設にはスポット出店も含め、明確な売り上げ順の売り場区画が設定されていますので、商業施設担当者と親密になり、相談されることをお勧め致します。 -
流儀
設計指針・施工指針といったルールにそって計画しなければなりません。
また近年はショッピングセンターなどでは基本設計までの期間が短くなってきている
傾向がありスケジュールがタイトになってきているので、
できるだけ早めに設計事務所と施工業者をきめたほうが良いでしょう。 -
流儀
商業施設内の出店では、ほとんどの場合施設側が定めた設計指針・施工指針といったルールがあり、それに従ったデザインや工事を求められます。その為、場合によっては通常出店では可能な事でも制約を受ける場合があるので注意が必要です。
また、一番はやはり出店コストだと思います。
営業中の施設内での出店でしたら、ほとんどの場合夜間での工事になりますし、作業時間や資材搬出入にも細かなルールがあります。また、設備や防災工事などは、テナント負担で施設側指定業者と契約の必要がある場合がほとんどで、かなりの割高になります。
街中のテナントビルへの出店感覚での予算組みとは違う考え方が必要ですので、
早い段階から設計、施行会社を含めての検討をオススメします。 -
流儀
商業施設に出店するにあたり、他社と商品がかぶっていないかの確認が大切で、かぶっていれば、ターゲット層やイメージカラーなどの調整で、他社との差別化が図れます。
また、商業施設によっては、店舗の状態に関わらず改装工事を求められる場合がありますので事前確認が必要です。 -
流儀
商業施設としての決まりがあるのでもちろんそこはおさえますが、デザインとしては各ブランドやコンセプトが自分のブランドカラーをおしていくことで、にぎやかさ、はなやかさがうまれると思います。
自分の出店する店舗のブランドカラーをしっかり表現するのが良いかと思います。 -
匿名さん 2017-08-29 10:07:00.0投稿
流儀
商業施設内で出店を計画している場合、設計指針書・施工指針書があり、
これに合わせた設計・施工が必要になります。
またその商業ビルの環境設計等にも注意が必要です。
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匿名さん 2017-07-18 20:46:06.0投稿
流儀
内装の仕上げに関する制限等はもちろんですが、ご計画に際して、資材等の搬入ルートや、搬入のための指定の時間、昼間に工事が可能かによって大きく金額が変わるケースがあるので、まずはそこに注意した方が良いかと思います。
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匿名さん 2017-06-27 21:03:09.0投稿
流儀
商業施設に出店する場合、各階や施設ごとに指針と基準が存在します。施設内全体の統一感を守るためデザインする上で規制があることがあるので注意が必要です。
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匿名さん 2017-04-07 13:21:56.0投稿
流儀
大型商業施設内に出店される場合、
必ず、①設計指針書(デザイン・環境)と②施工指針書の2冊があります。
また、新しく出来上がる商業施設なのか?
既存の商業施設に出店するのか? で多少異なりますが、
①設計指針書には、オーナーとして確認すべき点がたくさんあります。
その中でも大切なコトは、経営者としての目です。
商業施設内で商いを考えた時に、一番気を付けないといけないのは動線です。
施設の全体配置を確認して人の流れを考え、推測してデザインに反映すべきです。
(既存施設の場合は現状リサーチ)
②施工指針書に関しては、商業施設によって異なりますが
設備が伴う施設側との交渉は信頼すべきデザイナーに一任された方が
スムーズでリーズナブルになると思います。 -
流儀
商業施設内にも、人の流れがあり、どのフロアのどこに出店されるかで売り上げが大きく変動しますので、留意が必要です。また、それに伴い店の顔をどちらに向けるかも重要です。
設備に関しては、商業施設のテナントによって、物販用・軽飲食用・重飲食用などに分かれていますので、前テナントと違う業種で出店される場合にも注意が必要です。 -
匿名さん 2017-03-16 12:01:31.0投稿
流儀
商業施設内の出店に於ける相違点の一つは、内装監理室というビル側代理人が存在することです。
定められた手順にもとづき計画のチェックを受けねばなりません。
提出書類も設備設計図(電気・空調換気・給排水・ガス)を含む実施設計図一式とパースが要求されます。
ゆえに、テナント側にも詳細図面の作成と工事許可から現場監理までの事務処理を行うことの出来る代理人(設計事務所・施工会社等)が必要となります。
もう一つの相違点は、設備工事(電気・空調換気・給排水・ガス等)や防火区画・防水区画の形成工事などがテナントの費用負担でビル側の指定業者が行う工事となることです(特例あり)。
その見積額が通常の倍近いケースも多いのですが、価格交渉は困難です。
詳細図面通りに施工するだけでなく、現場で適切な変更を加えながら納得したお店に仕上げる、と言った手法は商業施設には向きません。
また、営業中の店舗がある場合は、営業終了後の深夜工事を要求される場合もあります。
結果として通常のテナントビル出店に比べで工事コストが3~5割増になる覚悟が必要です。 -
匿名さん 2017-03-16 11:26:51.0投稿
流儀
商業施設に出店される場合は各施設ごとに設計指針や基準が設けられています。また、新しくできる施設の場合は施設全体の統一感をつくるためにデザイン上の規制があることが多いです。
上記のように設計の自由度が制限される以外にも、施工についても指定業者制であったり、施工可能時間や搬入搬出時間などが厳しく決められている場合もあります。
これらは安全に、より良い施設を作るためのルールですが、反面コスト負担は高くなります。
また、設備関連工事などはデベロッパー側指定業者の工事をテナント負担で行う事が多く、総じて出店コストが重くなりがちです。
そのぶん、商業施設に出店される場合は施設としてのリサーチを行なっているので来店客数などの予想が立てやすかったり、メリットも多くあります。
結論として、注意すべきはまず出店区画の電気容量や給排水位置の確認、工事費のコントロール、施設の基準やルールの確認の徹底です。
余談ですが商業施設への出店の場合は設計も内装設計監理室と細かくやりとりが必要になる事が多いので、商業施設内での設計経験の豊富な設計者を選任される事をおすすめいたします。
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