坪単価(目安) | 46.7万円〜94.8万円/坪 |
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坪単価(中央値) | 75.0万円/坪 |
坪数(中央値) | 18.0坪 |
坪単価(目安) | 22.3万円〜75.0万円/坪 |
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坪単価(中央値) | 40.0万円/坪 |
坪数(中央値) | 18.1坪 |
流儀
飲食店の内装工事費を抑える方法
1. 居抜き物件を活用する
厨房設備・空調・排気ダクトなどがそのまま使えると、数百万円単位のコストカットが可能。
元の内装の状態が良ければ、補修+リメイクで十分な場合も。
2. 素材選びでコスト調整
本物のタイルや無垢材ではなく、塩ビシート・木目調クロス・擬似素材を使えば見た目は◎でコスト↓。
汚れが目立たない色や素材を選べば、長期的なメンテナンスコストも抑えられる。
3. デザインは「抜け感」と「アクセント」で勝負
全体を作り込まず、ワンポイントで印象的なデザインを入れることで費用を抑えつつ映える空間に。
例:壁の一面だけ塗装、天井の一部だけ化粧板など。
4. DIYできる部分は自分でやる
黒板塗装・照明の取り付け・棚板の設置など、簡単な内装作業は自力で可能。
オープン後も手直ししやすい部分は「DIY余地」を残しておくと◎。
5. 設備・家具の中古活用
厨房機器・テーブル・椅子・照明などはリースや中古市場を活用すると大きく削減可能。
特に製氷機や冷蔵庫などは中古でも問題ないことが多いです。
6. 工事範囲の見直し
客席だけでなく、バックヤードやトイレなどの仕上げを簡易にするだけで全体コストが変わります。
例:厨房はモルタル仕上げ、トイレは最低限の設備に。
7. 信頼できる施工業者を選ぶ
相見積もり(3社以上)を取って、**「安さ」だけでなく「透明性」と「提案力」**を見極める。
工事の内容を細かく分解してもらい、省ける工程を相談。
8. 開業時は最小限→徐々にグレードアップ
初期投資を抑え、売上が安定してから追加施工や内装変更を行うのも有効な戦略。
成功事例:壁のペイントやインテリア装飾は後回しにしてオープン。
まとめ:コストダウン=妥協ではない!
お客様にとっての「印象ポイント」と「滞在快適性」は残しつつ、
見えない・使われにくい部分をうまく簡素化するのがコツ。
流儀
①計画と予算の明確化
最初に、具体的な計画と予算を立てます。どのような内装を希望するのか、予算の範囲はどれくらいかを明確にしましょう。これによって、無駄な費用を避けることができます。
②複数の見積もりを比較する
複数の内装業者から見積もりを取り、価格や提供されるサービスを比較します。最もリーズナブルな価格で、品質の高いサービスを提供してくれる業者を選ぶことが大切です。
③中古の厨房機器/設備や家具を活用する
新品の設備や家具は高価ですが、中古品を活用することでコストを削減できます。ネット商品や中古販売業者で探してみると良いでしょう。
④自分でできる作業を行う
内装工事の中で、自分でできる作業もあります。例えば、塗装や一部の組み立て作業などは自分で行うことは可能です。
⑤シンプルなデザインを選択する
複雑なデザインや装飾は施工費用が高くなります。シンプルでスッキリしたデザインを選択することで、コストを抑えることができます。
⑥居抜き物件を探す
厨房機器や家具等、そのまま使用できるものがあればコストを削減できます。
流儀
見積を依頼する前に、準備しておくべきこと—
こちらのサイトの案件でよく目にするのが、まだ一度お会いしただけ、物件も初めて内覧したばかり、もちろん図面すら描いていない段階で「概算でいいので見積してください。」って頼まれるケース。(どの業者も経験値はありますが)これは全くアテになりません。何をもって見積をしようというのか、ほとんど根拠のない見積しか出せず、そんな状態で数社相見積もりをして比較しようなんてことはお互いに意味のないことです。
インターネットで数千円のモノを値段で比較して買うのとはわけが違います。「何に対してどれだけ費用が掛かるのか」その「価値」が冷静に客観的に判断できる材料が揃ってからやっと見積って可能になるものです。本来はね。そしてその「価値」は施主様のものだけでなくって、お客様が得られる「価値」としても判断して然るべきです。
つまり、回答としては、施主・経営者がデザイン設計業者に対し「見積が可能な図面を作成できる、デザイン設計環境をつくる(整備する)」ではないでしょうか。
流儀
内装意匠も大事ですが、やはり設備が重要です。
給排水や電気容量などのチェックを怠らず、設計段階で収納スペースを確保することが必要です。
また、近隣トラブルを避けるために、事前に工事の調整や臭いの対策を行うことが大切です。
電気やガス設備の安全性や容量の適正化、給排水設備の適切な設置も見逃せないので
物件を決める際は必ず専門業者との立ち合い、決まった後も密に打ち合わせを重ねる事が大事です。
流儀
ケースバイケースですので、実績の多い業者さんに相談されることをお勧めします。その上で綿密に事前の準備と計画を行うことが重要です。以下ポイントの一例ですが参考になさって下さい。
①内装デザインについて:
お店のコンセプトに合わせた内装デザインが出来る、得意分野を持つ業者を選ぶことが重要です。 業者の実績・提案力・柔軟性・アフターサービスの質も重要な選定基準になります。
②設備関連について:
給排水、換気設備、空調、電気・ガスなどはトラブルとなるケースが多いためチェックを怠らないことが大切です。また収納が足りないという問題を避けるため、設計段階で十分な収納スペースを確保することが重要です。
③近隣トラブル対策:
計画通りに施工を完了するには、近隣が営業時間中の工事、不定期営業のお店との調整など、そんなはずじゃなかったとならないよう事前に綿密な調整が必要です。また臭いが近隣トラブルの原因となることもあります。排気の出す方向や、集塵機・消臭器などの装置を検討することが推奨されます。
山翠舎はこれまでに一都三県+長野県で500店舗以上の施工実績がありますので、お気軽にご相談頂ければと存じます。
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