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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜

問い

サービス店舗・施設向けFAQ

last update:2024-01-19 15:06:12.0

整形外科クリニックの出店を予定しており、ユニバーサルデザインを取り入れた内装にしたいです。実際に取り入れた例や見逃しやすいポイントを教えてください。

社会の急激な高齢化を背景に、ユニバーサルデザインの重要性はますます大きくなっています。
今回はユニバーサルデザインを取り入れた例や見逃しやすいポイントについてご回答いただきました。

  • 庄村光央 (設計) 2024-01-19 15:06:12.0投稿

    流儀

    整形外科クリニックの設計において、患者さんが快適かつ円滑に受診するにあたりユニバーサルデザインは重要な要素となります。
    エントランス、トイレでは段差ない空間を確保し、車いすやベビーカーでもアクセスしやすいようバリアフリーな設計を心がけます。自動ドアや幅の広い出入口を導入すれば、利便性を向上させることが可能です。
    また、サインや案内板はわかりやすい言葉やフォント、記号を使用し、患者さんが迷わないような配慮があるとよいでしょう。

    安全性を確保する観点から、特に高齢者や歩行が難しい方に対しては床の滑り止め加工などを施すことも考えられます。
    待合室のレイアウトでは、様々な身体の状態に対応し快適に利用できる座席の配置を検討します。立ち上がりやすさを考慮して、座面の高さをやや高めに設定することもあります。

    クリニックのニーズに合わせ、より使い勝手の良いデザインをご提案いたします。

  • 荒井 マモル (インテリアプランナー・開業アドバイザー) 2022-05-12 10:00:40.0投稿

    流儀

    整形外科クリニックのご出店に際してユニバーサルデザインを取り入れたいとの事で、ユニバーサルデザインを簡単に言い換えますと、「不特定多数のあらゆる方に使いやすくするデザイン」ですね。 一般に想像しやすいところで申し上げますと、バリアフリーで段差のない事や、車椅子の方などが不自由なくその空間を活用できる事、また色分けなどで直感的に理解して自分の行き先などがわかり易くする事などがあります。

    それには設計上で最低限この寸法は確保してくださいと言う条例など各自治体によって差があります。特に通路幅確保やトイレで言えば車椅子が入る為に開戸ではなく引戸を設置したり手摺を設置したりありますので、空間的にもそれなりの広さの物件を検討する事が必要となっていきます。

    地域ごとに条例が異なりますので、その地域と医院設計に詳しい設計士の方に相談されて進められる事をお勧め致します。



    ご参考になれば幸いです。

  • 吉田 昌弘 (デザイン) 2022-02-10 19:19:09.0投稿

    流儀

    福祉のまちづくり条例や地域による法令などさまざまなものがありますが、それ以上に、来て頂くお客様を具体的にイメージして動線計画をたてることが重要です。設計士とキャッチボールしながら進めることをおすすめします。

  • 匿名さん 2022-01-25 09:54:42.0投稿

    流儀

    設備の点で申し上げると、デザインサインや多機能トイレ、自動ドアなどが考えられます。ポイントは視る触る鳴るがどなたでも分かりやすく負担がないことです。

  • 匿名さん 2021-12-17 10:29:05.0投稿

    流儀

    こんにちわ。整形外科を設計したことがございませんので、参考になるかどうかは分かりませんが、視覚的な部分のユニバーサルデザインが意外と見落としがちになるのかなと思います。段差の解消や手すりの設置、ドアのサイズなど動線、使い勝手のデザインは計画しますが、ついつい案内のことやサインの位置などそういったところも是非検討されると良いかと思います。

  • 岩本 勝也 (デザイナー) 2021-10-28 16:50:13.0投稿

    流儀

    クリニックを建築から設計する場合とビルインでの開院でも条件は異なります。
    また、地域によっても様々な条例があるので、事前に調べることが必要です。
    その上で、ユニバーサルデザインと一括りにせず、様々な患者さんの多様性を考え、想定してデザインすることが大切です。

  • 川上 泰永 (金属什器設計製作) 2021-10-28 09:34:58.0投稿

    流儀

    ユニバーサルデザインの定義は
    『すべての人に使いやすいようにデザインする』
    公平性とは「身体的、心理的に使う人を選ぶことなく、誰でも公平に操作できること」です。

    弊社では「自動ドア」や「手すり付きの階段」「多機能トイレ」などを施工しています

    クリニックですとスペースは取られてしまいますが多機能トイレは患者様に喜ばれると思います

  • 三野 貞佳 (設計・監理) 2021-10-14 10:38:36.0投稿

    流儀

    多様性のあるユーザーの行動をイメージすることがも何より大切です。
    歩行者と車椅子利用者では目線の高さも違いますから、
    見え方や操作位置の違いも生まれてきます。
    それぞれのユーザー目線に立ち、条例を満たすだけの設備を付加
    するだけではなく、ある意味その場所にしか出来ないデザインを
    総合的に検討されることを勧めします。

  • 馬場 俊輔 (デザイナー) 2021-10-07 16:31:56.0投稿

    流儀

    クリニックを担当しています馬場と申します。
    ユニバーサルデザイン関係で見逃して後で慌てるのは、福祉のまちづくり条例ですかね。クリニックを設計するまではあまり意識してこなかった法律ですが、クリニックの大きさによっては、あとから対処出来ない内容にも成りかねません。特にトイレと引き戸の有効は、要注意です。

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