問い
last update:2023/9/12
自宅を店舗にリフォームして、カフェをやりたいと考えています。
住宅をカフェにするときに、事前に確認・注意が必要なことはありますでしょうか。
また、店舗設計をするうえでのポイントなどもあれば、教えていただきたいです。
余分な費用や時間を抑えられることから、自宅を店舗にしたいという方は多くいます。
自宅をカフェにする際の注意点や規制などをご回答いただきました。
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流儀
自宅を店舗にリフォームして、カフェをされる際の注意点ですが、設計上いくつかの注意点をあげさせて頂きたいと思いますが、まず一つ目は自宅ということで、ご家族が住まわれていると思いますがカフェと居住スペースの間仕切をしっかりと確保し、できる限りの生活音を感じさせない様な配慮が必要かと考えます。合わせてカフェの出入り口と住居側の出入り口を分ける事も重要になってきます。
次に、設備上の点で申し上げますと、電気設備、給水給湯ガスなどの設備などを住居と区別せずに営業されるケースも多く見受けられますが、出来れば子メーターを設置して店舗側でいくら使用しているかなどを把握された方が好ましいと思います。
ご参考になれば幸いです。 -
流儀
まず、用途地域によっては店舗部分の面積に制限がありますので、事前にお住まいの用途地域を確認する必要があります。例えば第一種低層住居専用地域の場合、店舗部分の面積は延床面積の1/2未満かつ50㎡以下でなければなりません。
それから、階数が2以下で延床面積が200㎡以下の住宅は排煙窓が免除されていますが、店舗を併設した場合、店舗部分には排煙窓が必要となってきます。排煙に有効な開口が取れていない場合は、これを設けないと違法建築となってしまいますのでご注意下さい。 -
飯島彩子 2022/9/21投稿
流儀
店舗への用途変更の申請が必要です。申請が降りるのに時間がかかりますので、全体スケジュールに加味されて準備された方が良いです。
保健所の事前確認も行われた方がよろしいです。所轄官庁の確認はマストですが、住宅地ですと御近所トラブルが懸念されます。トラブルになるのは特に音と臭気です。用途地域によっての騒音の音量や時間規制などもありますので確認された方がよろしいです。
それから営業中の自転車置き場スペースの確保なども計画された方が良いです。できれば事前に、ご近所にどんな方が住んでいらっしゃるかなどは、近隣の方から情報を得られておくとトラブルを未然に防ぎやすいです。それから、インフラ容量が店舗容量に足りているかも事前に確認が必要です。
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匿名さん 2022/9/26投稿
流儀
まずは、どんなカフェにしたいかを想像してみましょう。ターゲットやお店で出すメニュー、そこで行われる会話、宣伝はどうするか。自分のモチベーションがどこにあるかを理解できるまで検討するといいですね。そうして自分の中で優先順位ができたタイミングで設計者を探しましょう。
カフェで出すメニューによって必要となる設備が決まりますので、ご予算とあわせて設計者、工務店をアサインしましょう!自宅改修から飲食の設備は予想外に金額がかかることがあるので柔軟に対応できる設計事務所を探せるといいですね。 -
匿名さん 2022/9/27投稿
流儀
大きくは建築用途地域の確認、 火気使用内装制限、保健所の営業許可の注意が必要。
設計ポイントは住宅利用と言うことであればプライベートとの区分け!逆にアットホーム感を出すなど コンセプトが大事なポイントでは! -
流儀
対象区画で、希望されている事業の展開が可能がどうかの確認が済んでいるモノとして意見させて頂きます。
住居兼店舗で大切なのが“店舗と住居を別で管理出来る環境を作る”という事が先最優先ではないかと思います。前出されていますが“棲み分け”という事です。
何でも売れた昭和の時代は一階で喫茶店やってて、小学校から帰ってきた子供が店舗内の階段上がって2階の住居へ…なんてのが普通だった。いわゆる生活の中に店舗もアル状況。そのムードが悪いとは思いませんが、お客さんに提供しようと思っているサービスや空気感がそういう類いのモノでないなら、一切排除する必要があります。
その為には生活導線と客導線をなんとか知恵出して棲み分けないとお客さんが家族に気を遣ったり、その逆だったりが発生します。
また、以降の経営の検証の為に各ライフライン(水道・電気・ガス・通信)は店舗は別で管理できる様にすべきかと。
これまで住居兼店舗という案件は『後に他の誰かに貸しても 物件として成立するモノにする』という事をどこか意識してプランしてきました。店舗としての不動産価値をも創りながら…となると“とりあえず開業したい”というプランとでは初期費用がかけ離れてくる可能性があります。今回のプロジェクトをどの尺で見るかによってそのコスパは変わってくると思いますが、1つの指標として持っておいた方が良いと思います。 -
大江 俊輔 2022/11/1投稿
流儀
飲食店ですから、大前提としましては給水・排水設備の有無は必須です。
無い場合において、リフォームの際に新たに設ける事が出来るかどうかの確認が必要です。
飲食店を開業される際は保健所の許可が必須となります。
その為、事前にラフなプランや現場の写真などを保健所に提出し、事前相談される事をお勧めします。
工事進行中や終了したタイミングで保健所へ相談へ行かれた場合、
何かしらの指摘で追加の工事ややり直しが発生しますと大変なことになる場合がございます。
カフェを設計する際のポイントはアプローチのし易さでしょうか。
店舗は認知されてこそ成り立ちます。どれだけ素晴らしいデザインの空間に出来上がっても、
認知されにくい、アクセスし難い場所であればお客様は訪れません。 -
匿名さん 2023/7/28投稿
流儀
日本の家屋は玄関で靴を脱ぐ段差がある場合が一般的です。靴を脱いでカフェに入るのはちょっと違いますよね。また土足で玄関から入るのも違和感があります。入口を作り直すかスロープにするなどして違和感なく入店できるように考えます。また給排水の場所は勾配も含めて大事な点です。
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流儀
ご自宅で飲食店をされる場合において、まずは、営業許可を取らなければいけません。
その為には、住居と店舗が明確に仕切られている間取りにすることが必須となります。
ハッキリ区分けをすることで、お客様の「安心」に配慮できます。
次に、店舗部分としては、比重が大きい、給排水設備や電気設備に問題はないか、の調査や確認が必要です。
場合によっては、電気容量を上げることも出てくるかもしれませんので、店舗で使用する機材の容量を調べてください。
お店がオープンしても、いろいろと気を使わなければいけない事も出てきますが、自宅から通勤する時間が掛からないというのは、費用だけの問題ではなく、家族にとってもご自身にとっても
生活の基盤である時間が作れるという大きなメリットがあります。 -
匿名さん 2023/8/21投稿
流儀
ご自宅をリフォームしカフェを営業される際の注意点としまして
最初にご自宅の用途地域のご確認が必要となります。
また、建物の延床面積も合わせて把握いただければと存じます。
ご不安な場合はお住まいの地域の役所にてご相談いただけます。
次に確認が必要となりますのは、保健所及び消防となります。
こちらでは大まかなプランを持って必要な設備や要件等を確認いたします。
また、提供メニュー等に依っても異なりますが
現在の電気・ガス容量確認と必要に応じて容量アップが可能であるかの確認も必要となります。
弊社の場合では上記の事前確認等も実施させていただけますので、
まずはお話をお伺いさせていただけますと幸いです。
また、ご自宅兼店舗となるため
間取りを含めた動線の変更やトイレやキッチン等の水回り関係の変更も発生する可能性もございます。
末永く営業を頂くためにも、
ご家族との距離感、お客様との距離感を意識した設計が望ましいかと考えます。 -
流儀
建築基準法と保健所の許認可、消防法の遵守など、さまざまな専門的な縛りがありますので、まずは法律の分かるデザイナーにご相談ください。キッチンカーをレンタルする場合ですと保健所の許認可だけの確認で出店も可能かと思いますので、ご検討の一つに加えてみてください。
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