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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜

問い

注目 サービス店舗・施設向けFAQ

last update:2025-06-25 14:35:19.0

ジムを新規出店する際、立地や出店場所・物件選びで重視すべきポイントはありますか?

どのような立地条件や出店場所を選べば、集客しやすく、安定した運営につながるのでしょうか?
ジムのターゲット層や競合との距離、駅近・住宅街など、選定時にチェックすべきポイントがあればご回答いただけますと幸いです。

  • 足達 十吾 (デザイン・施工) 2025-06-25 14:35:19.0投稿

    流儀

    【立地選びで重視すべきポイント】
    ① ターゲット層の生活圏にあるか
    20〜40代のビジネスマン・主婦・学生など、利用してほしい層が通いやすい場所かを確認

    例:駅近 → 会社帰りのOL、住宅街 → 主婦やファミリー、大学近く → 学生など

    ② 交通アクセスの良さ
    駅から徒歩5〜7分以内が理想

    駐輪場・駐車場があると、郊外型店舗では特に有利

    ③ 周辺施設との相性
    コンビニ、ドラッグストア、スーパー、飲食店などがあると、「ついで利用」が期待できる

    競合のフィットネス施設が多すぎないかも確認

    【物件・建物選びで見るべき点】
    ① 必要面積と天井高
    トレーニング機器・スタジオスペース・更衣室・受付の導線を確保できる広さ

    天井高は2.6m以上あると開放感があり、空調効率も良い

    ② 防音性・振動対策
    住居併設ビルや2階以上の場合、床や壁の遮音性・防振対策が重要

    フリーウェイトエリアを設けるなら、床荷重もチェック(耐荷重300〜500kg/m²以上)

    ③ 視認性と看板設置の自由度
    通行人から見えやすい1階が理想(ビルの2階以上ならエレベーター必須)

    看板・のぼり・照明などで存在をアピールできるか

    【マーケティング視点でのチェック】
    ① 競合調査
    周囲にあるジムの種類(24h系・パーソナル・ヨガ・公共施設など)を洗い出し

    差別化ポイント(価格・サービス・設備・営業時間など)を設計する

    ② 通行量・人の流れ
    実際に平日・休日の朝昼夜の人通りをチェック

    人の流れが自店の営業時間と合っているかを見る(例:出勤前朝型/仕事帰り夜型)

    ③ SNS映え/インテリア性
    若年層や女性向けなら「写真映え」も重要

    エントランス・更衣室・トレーニングスペースのデザイン性にも注目

    【その他のポイント】
    家賃とランニングコストのバランス:売上の30%以内が目安

    契約期間・原状回復義務の確認

    消防法や用途地域制限(ジム利用OKか)

    ジム開業をお考えの方はお気軽に連絡ください。

  • 似内美乃里 2025-06-17 16:34:00.0投稿

    流儀

    ✅ 1. ターゲット層を明確にする
    まず、「誰に利用してほしいジムか」を明確にしましょう。ターゲットによって、適した立地が大きく異なります。

    ターゲット層 最適な立地・物件の特徴
    サラリーマン・OL 駅近のオフィス街、商業施設内、通勤導線上
    主婦・高齢者 住宅街の中、生活圏に近いエリア、車利用可
    学生・若年層 大学・専門学校近く、家賃が安い繁華街近く
    富裕層・意識高い層 高級住宅街、ブランドイメージがある場所

    ✅ 2. 立地選びの基本チェックポイント
    ① 駅近・交通アクセス
    徒歩5分以内が理想。特に都市部では駅からの距離が来店頻度に大きく影響。

    駐輪場・駐車場の有無も重要(郊外や車社会エリア)。

    ② 人の流れ(人通り・導線)
    オフィス街→朝・昼・夜に人が流れるかを確認。

    住宅街→朝晩に動きがあるか。日中は主婦や高齢者層。

    商業施設内→買い物ついでの利用を狙える。

    ③ 周辺競合との距離・密度
    半径500m~1km圏内の競合ジム(フィットネス、24hジム、パーソナル等)を調査。

    競合が多すぎる地域は避けるか、差別化戦略を徹底。

    ④ 視認性・認知度アップ
    通行量が多い道路沿い、看板設置可能な物件が望ましい。

    地上階・1階路面店であれば、より集客しやすい。

    ✅ 3. 物件選びの具体的チェックポイント
    ● 建物条件
    天井高:トレーニングマシンやスタジオ利用のため、2.6m以上が理想。

    床の強度・防音性:ウェイトトレーニングや音出しが必要なら床荷重と防音対策が必要。

    空調設備・換気:快適性・衛生面で重視。新築 or 改修の必要性も確認。

    エレベーター有無:2階以上の物件はマシン搬入・利用者動線に関わる。


    ✅ 4. エリア選びの戦略例
    ▶ 都市型ジム(24時間フィットネス等)
    ターミナル駅近 or オフィス街。

    高回転率が求められるので、競合分析と差別化(価格・機器・スタッフ)が重要。

    ▶ 郊外型ジム(大型総合ジム・パーソナルジム)
    駐車場付き物件+住宅街近接。

    ファミリー層を取り込むにはスクール・託児・家族プランも視野に。

    ✅ 5. 収益シミュレーションと立地の相性
    物件賃料と収容可能会員数(延床面積・設備)から損益分岐点を算出。

    初期投資額(内装・設備・広告)と回収期間。

    最寄り駅の乗降客数や人口動態(昼夜人口)も参考に。

    ✅ まとめ:立地・物件選定時のチェックリスト
    チェック項目 内容
    ターゲット層との整合性 オフィス街?住宅街?
    駅距離・人通り 駅徒歩〇分?通行量?
    周辺競合調査 半径1kmに何店舗ある?
    建物設備の適合性 床・天井・空調・防音
    契約条件の確認 業種制限・営業時間
    駐車場・駐輪場 有無と台数
    看板・視認性 看板設置OK?通行人の目に留まるか
    収益見込み 賃料と会員数のバランス

  • 寺島 彰吾 2025-05-30 16:48:35.0投稿

    流儀

    ジム出店時の立地・物件選びで重視すべきポイント
    1. ターゲット層との親和性(商圏分析)
    周辺人口の年代・性別・所得層を調査(例:20~40代のビジネスパーソンが多い駅前立地など)

    近隣にフィットネスニーズのある施設があるか(マンション、大学、オフィス、子育て世帯など)

    昼間・夜間人口の差も確認(夜間型ジムなら住宅街、昼間型ならオフィス街が適)

    2. 競合施設の有無と差別化
    半径500〜1000m圏内に競合ジムがどれだけあるかを確認

    同じ業態(例:パーソナルジム)や価格帯が重なる競合が少ない場所を優先

    競合が多い場合は「設備・指導力・ブランド」で差別化戦略を練る必要あり

    3. 視認性と導線
    駅近(徒歩5分以内)、人通りの多い導線沿いが理想

    路面店 or ガラス張りの2階・地下など外からの視認性が高い物件

    看板設置の可否も要確認(ビルインテナントでは制限あり)

    4. 物件のスペックと使い勝手
    天井高(トレーニング空間に必要。2.5m以上が理想)

    床荷重・防音性能(ウェイトトレーニングがある場合は重要)

    排水・空調設備(シャワー室や更衣室が必要な場合)

    エレベーターの有無・搬入導線(機材搬入や高齢者対応)

    5. 賃料と契約条件
    賃料は「売上の10〜15%以内」が理想的水準

    保証金や原状回復義務なども含めて初期費用の総額を見積もる

    長期契約(例:3〜5年)を求められる場合は収益見通しとの整合性を検討

    6. 用途地域と法規制
    ジム営業が可能な用途地域であるか(特に住宅地では確認必須)

    消防法や建築基準法、騒音規制条例などに抵触しないか事前に確認

    設備により「特定建築物」や「用途変更」の届出が必要になる場合もあり

    📌 補足アドバイス
    時間貸し駐車場の近接や、駅前での駐輪場確保も重要です(継続率向上に直結)

    物件選定前に市場調査と収支シミュレーションを行うことで失敗リスクを減らせます

    地域特化の不動産会社に「ジム可能物件」として相談するのも有効です

    必要であれば、ジム業態別(24時間・パーソナル・ヨガ等)の立地戦略や具体的な地域のデータ提供も可能です。お気軽にお申し付けください。

  • 石本輝旭 (建築家&インテリアデザイナー) 2025-05-26 10:47:38.0投稿

    流儀

    ターゲット層の動線設計が必要だと考えます。休日に利用なのか、退社後の利用なのかでオフィス街、郊外、都心部というエリア設定が変わるという点、また音の問題やシャワー、サウナなど給排水の利用が初期段階からできそうなところがコストメリットがあると思います。

  • ちばまさゆき (デザイナー) 2025-05-26 10:47:25.0投稿

    流儀

    やはり、人通りが多い、駅前や繁華街などが良いですが、そういう所は大手が必ず出店している場合が多く。
    郊外では、駐車場がマスト!
    良い立地は、家賃も高く、それに伴い収益性も悪くなります。
    やはり、義務のコンセプトをしっかり決めてそれに会うそこそこの家賃の場所を見つける。
    コンセプトさえしっかりとしたモノであれば、少し立地が悪くてもきてくれます。
    安くは無いけどそこの事務の満足度をどうアピールするか?
    買い物のついでにジムに・・・商業施設なども考えられますが
    家賃の他に、共益費や宣伝費など付帯する費用がかさむのが難点です。

    後店舗としては
    1ー床に強度
    2ー広さ
    3ー防音性
    4ー設備 シャワーなど給排水

    そして、必ず言ってみよう・・・家賃交渉
    少しても安くなれば、1ヶ月1万円安くなれば1年で12万年になります。駄目もとで言って見ましょう?

    そして、自店のコンセプトにあった、立地が必ず見つかります!!!

  • 入山 裕貴 2025-05-20 16:13:44.0投稿

    流儀

    ジムを新規出店する際、立地や物件選定は集客と継続率を大きく左右する重要な要素です。以下のポイントを重視することが成功の鍵となります。

    1. ターゲット層に合った立地
    ビジネス街:20〜40代の働く層がターゲットなら、オフィス街に近い駅徒歩圏内が理想。

    住宅街:主婦層やシニア向けなら、住宅地や駅から少し離れたエリアでもOK(駐車場完備が望ましい)。

    大学や専門学校の近く:学生向けなら若年層が多い学園エリア。

    2. 人の流れ(動線)と視認性
    1階または通行量の多い2階が理想。

    ビルインタイプでも、路面看板が設置できるか、目につく場所かを確認。

    3. 交通アクセス・利便性
    最寄駅から徒歩5分以内が理想。

    車利用者を想定する場合は、専用駐車場または近隣コインパーキングが重要。

    4. 周辺の競合状況
    近隣に大手ジム(エニタイム、ゴールドジム、ティップネスなど)がある場合は、差別化戦略(価格帯・設備・サービス内容)が必要。

    競合の料金・営業時間・混雑状況も事前に調査。

    5. 物件の条件
    床荷重:トレーニングマシンやウェイト機器を置く場合、200kg/m²以上が理想。

    天井高:開放感や空調効率にも関わるため、2.6m以上が好ましい。

    音・振動対策:上下階・隣室への配慮が必要。防音・防振工事が可能か確認。

    6. インフラ整備
    空調の容量:大型エアコンが設置できるか。

    給排水:シャワー室や更衣室の設置を想定している場合は要チェック。

    電気容量:マシン多数・照明・空調を使用するため、動力(200V)対応物件が望ましい。

    7. 契約条件
    用途制限:ジムやフィットネスの営業が可能か、管理規約やオーナーに事前確認。

    契約期間:初期投資が大きいため、**中長期の契約(3年以上)**が望ましい。

    必要であれば、ジム向けに適した物件チェックリストや立地診断シートもご提供できますので、お声がけください。

  • コスモデザイン企画 2025-05-20 09:58:42.0投稿

    流儀

    【ジム出店時に重視すべき立地・物件選びのポイント】

    1.ターゲット層の生活動線上にあるか
    ■オフィスワーカー向け→駅近・ビジネス街
    ■主婦・シニア向け→住宅地・大型スーパー併設
    ■学生・若者層→学校近辺・商業施設周辺

    「誰をターゲットにするか」によって立地の最適解は大きく変わります。

    2.視認性・導入性が良いか
    ■路面店や1F・2Fが理想(特に24hジムやパーソナルジム)
    ■看板や外装が通行人の目に留まりやすいか
    ■入り口がわかりやすく、女性1人でも入りやすい印象かも重要

    3.騒音・振動対策がしやすい構造か
    ■鉄筋コンクリート(RC造)など、下階への配慮がしやすい建物構造を選ぶ
    ■マンションの1階や木造物件は、トラブルが起こりやすいので要注意
    ※トレーニング器具による「衝撃音・重低音・振動」は、住居やオフィスビルではクレームリスクがあります。

    4. 天井高と床耐荷重の確認
    ■マシンジムやフリーウェイト導入時→最低天井高2.5m以上が理想
    ■フリーウェイト使用時→床耐荷重は300〜500kg/㎡以上が理想
    ヨガスタジオやパーソナル中心なら高さはそれほど不要ですが、大型マシンを導入する場合は構造確認必須です。

    5. 近隣競合との距離と差別化ポイント
    ■競合が近くにある場合、「価格」ではなく「特徴・サービス・空間」で差別化できるか?
    ■周辺に競合がなければチャンスだが、なぜ出店されていないか(需要がない?)の確認も大事

    6. 物件の契約条件と設備状況
    ■ジムとしての使用が可能か(用途地域・契約条件)
    ■換気・空調が整っているか、シャワー・水回りの設置が可能か
    ■改装(内装工事)に制限がないか
    契約前に設備や用途制限を事前に確認しておかないと、思った通りのレイアウトができないこともあります。

    7. 駐車場や駐輪場の有無
    ■車社会のエリアでは、駐車場の有無が来店数に大きく影響します
    ■自転車・バイクで来る人が多いエリアなら、駐輪スペースも重要

    8. 坪数とランニングコストのバランス
    ■フィットネスジムは広さが必要な業態ですが、面積が広くなるほど固定費も重くなる
    ■「必要最小限の設備で最大の収益」を意識した坪数設計が重要

    ジムの開業は物件選びが8割と言っても過言ではありません。とくに「ターゲット層の導線にあるか」「音問題に配慮できる構造か」「坪数とコストのバランス」など、見た目や広さよりも“適合性”を重視して選ぶのが成功のポイントです。

  • 安部 直 アポロ (営業) 2025-05-20 09:58:39.0投稿

    流儀

    ジムの新規出店では、「ターゲット層の明確化と地域特性のマッチング」「アクセスの良さ」「競合状況」「家賃と収益バランス」「物件のスペック・法的条件」を総合的に判断することが成功の鍵です。特に、ターゲット層が“通いやすい”と感じる立地を選ぶことが、長期的な会員継続と収益安定に直結します。

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