問い
last update:2025-05-20 09:58:42.0
ジムを新規出店する際、立地や出店場所・物件選びで重視すべきポイントはありますか?
どのような立地条件や出店場所を選べば、集客しやすく、安定した運営につながるのでしょうか?
ジムのターゲット層や競合との距離、駅近・住宅街など、選定時にチェックすべきポイントがあればご回答いただけますと幸いです。
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コスモデザイン企画 2025-05-20 09:58:42.0投稿
流儀
【ジム出店時に重視すべき立地・物件選びのポイント】
1.ターゲット層の生活動線上にあるか
■オフィスワーカー向け→駅近・ビジネス街
■主婦・シニア向け→住宅地・大型スーパー併設
■学生・若者層→学校近辺・商業施設周辺
「誰をターゲットにするか」によって立地の最適解は大きく変わります。
2.視認性・導入性が良いか
■路面店や1F・2Fが理想(特に24hジムやパーソナルジム)
■看板や外装が通行人の目に留まりやすいか
■入り口がわかりやすく、女性1人でも入りやすい印象かも重要
3.騒音・振動対策がしやすい構造か
■鉄筋コンクリート(RC造)など、下階への配慮がしやすい建物構造を選ぶ
■マンションの1階や木造物件は、トラブルが起こりやすいので要注意
※トレーニング器具による「衝撃音・重低音・振動」は、住居やオフィスビルではクレームリスクがあります。
4. 天井高と床耐荷重の確認
■マシンジムやフリーウェイト導入時→最低天井高2.5m以上が理想
■フリーウェイト使用時→床耐荷重は300〜500kg/㎡以上が理想
ヨガスタジオやパーソナル中心なら高さはそれほど不要ですが、大型マシンを導入する場合は構造確認必須です。
5. 近隣競合との距離と差別化ポイント
■競合が近くにある場合、「価格」ではなく「特徴・サービス・空間」で差別化できるか?
■周辺に競合がなければチャンスだが、なぜ出店されていないか(需要がない?)の確認も大事
6. 物件の契約条件と設備状況
■ジムとしての使用が可能か(用途地域・契約条件)
■換気・空調が整っているか、シャワー・水回りの設置が可能か
■改装(内装工事)に制限がないか
契約前に設備や用途制限を事前に確認しておかないと、思った通りのレイアウトができないこともあります。
7. 駐車場や駐輪場の有無
■車社会のエリアでは、駐車場の有無が来店数に大きく影響します
■自転車・バイクで来る人が多いエリアなら、駐輪スペースも重要
8. 坪数とランニングコストのバランス
■フィットネスジムは広さが必要な業態ですが、面積が広くなるほど固定費も重くなる
■「必要最小限の設備で最大の収益」を意識した坪数設計が重要
ジムの開業は物件選びが8割と言っても過言ではありません。とくに「ターゲット層の導線にあるか」「音問題に配慮できる構造か」「坪数とコストのバランス」など、見た目や広さよりも“適合性”を重視して選ぶのが成功のポイントです。 -
流儀
ジムの新規出店では、「ターゲット層の明確化と地域特性のマッチング」「アクセスの良さ」「競合状況」「家賃と収益バランス」「物件のスペック・法的条件」を総合的に判断することが成功の鍵です。特に、ターゲット層が“通いやすい”と感じる立地を選ぶことが、長期的な会員継続と収益安定に直結します。
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