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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜

問い

物販・アパレル店舗向けFAQ

last update:2025-06-05 16:41:05.0

最寄り品(日用品など)を扱う物販店を設計・デザインする際、気をつけているポイントがあれば、教えてください。

  • 入山 裕貴 2025-06-05 16:41:05.0投稿

    流儀

    最寄り品(歯ブラシ、洗剤、食品、衛生用品など日常的に消費される商品)を扱う物販店の設計・デザインでは、以下の点に特に注意しています:

    1. 回遊性と導線設計
    目的買いが多いため、短時間で商品が見つかるように、明確な導線を確保。

    通路幅は買い物カゴやベビーカーでもスムーズに通れるように、最低でも90cm以上を目安。

    レジや入り口からの動線に沿って、高頻度購入品を目に入る場所に配置。

    2. 商品配置とカテゴリの分かりやすさ
    「洗剤→掃除用品→ゴミ袋」といったように、使用シーン別のゾーニングを意識。

    サイン(案内表示)や棚の色分けなどで、カテゴリを視認しやすくする。

    商品棚の高さは、**主力商品の位置を目線〜腰高(約90〜140cm)**に設定し、手に取りやすさを確保。

    3. 回転率の高い什器配置
    最寄り品はSKU数が多く、補充も頻繁なため、陳列・補充がしやすい什器設計を重視。

    在庫スペースと売場のバランスを考え、什器下にストック可能な収納を設置するケースも。

    4. 明るさ・清潔感のある照明と内装
    清潔感が求められるため、白やナチュラルな色調の内装+均一で明るい照明を基本とする。

    商品の判別がしやすいよう、演色性(Ra80以上)の照明を採用。

    5. レジ周辺の設計
    ピークタイムに対応できるよう、レジ待ちスペースを確保。

    ついで買いを促すため、**レジ周りに単価の低いアイテム(電池・ガム・ティッシュ等)**を陳列。

    必要に応じて、高齢者や子連れの利用者を意識したバリアフリー対応や、セルフレジの導入に適したレイアウト設計も提案します。

    ご希望の業態や立地に応じて、より詳細な設計指針もご案内可能です。

  • 宮上 悠吾 2024-03-04 10:59:56.0投稿

    流儀

    ①レイアウトとディスプレイ: 商品の配置は重要です。頻繁に必要とされるアイテムをアクセスしやすい場所に配置し、顧客がスムーズに見つけられるようにします。また、目を引くディスプレイや陳列方法を用いて、商品の魅力を最大限に引き出します。

    ②利便性とアクセシビリティ: 顧客が店内を自由に移動しやすいようにレイアウトを工夫します。特に高需要の商品は、入り口付近やレジ周辺に配置することで、利便性を高めることができます。

    ③照明とカラースキーム: 明るく、視覚的に魅力的な雰囲気を作り出すために、適切な照明が重要です。また、心地よい色合いのカラースキームを選択することで、顧客の滞在時間を増やし、購買意欲を高める効果が期待できます。

    ④清潔さと整頓: 商品や店舗内は常に清潔で整頓されている必要があります。顧客は清潔感のある店舗を好みますし、整頓された環境は商品の魅力を引き立てます。

    ⑤顧客のニーズに合ったレイアウト: 顧客のニーズや行動パターンに基づいて、店舗のレイアウトを最適化します。例えば、忙しい母親向けに子供用品をまとめて配置するなど、特定の顧客セグメントに合わせたレイアウトを構築します。

    これらのポイントを考慮することで、最寄り品を扱う物販店が顧客にとって魅力的な場所となり、良好な買い物体験をできる店舗になると思います。

  • 荒井 マモル (インテリアプランナー・開業アドバイザー) 2021-04-19 18:14:04.0投稿

    流儀

    物販・アパレル店舗などで設計の際に注意している点は、レイアウトとそれに対するお客様の回遊性とスタッフの導線などが挙げられます。また、商品ディスプレイを考えて棚の段数や枚数などを決めたりします。

    レイアウト(ゾーニング)でお客様の導線を意図的に誘導すると言うところは設計者が携われる面白さと思っています。スタッフの導線がいかに効率的に動けるかを図面などでシュミレーションしたりしますので、問題ある時にはオーナーさんとよく相談しながら打開策を考えていきます。

    ディスプレイなどは、お客様が手に取りやすいゴールデンゾーンがありますのでターゲットのお客様を意識(イメージ)して商品構成をオーナーに検討して頂いた上で棚のサイズや形状や素材(カラー)などを決めていきます。


    ご参考になれば幸いです。

  • 匿名さん 2020-12-22 09:46:47.0投稿

    流儀

    私は然程経験はありませんが、陳列の煩雑さを重視した経験があります。
    目線の高さや通路の良い意味での狭さ等をセオリー通りデザインした事でしょうか。

  • 匿名さん 2020-01-22 10:15:03.0投稿

    流儀

    見やすさと、探しやすさ、収納力だと思います。
    特に商品が多くなった場合はゴチャゴチャしがちですが、ものが多くても美しく見えることが大事かと考えます。

    実は、色や形をグラデーションにして、探しやすさを追求し、多くの商品を美しく配置した結果、ユニクロは世界的な企業に発展しました。

    それが全てではありませんが、見習うべきところは多いと思います。

  • 匿名さん 2015-04-21 14:12:36.0投稿

    流儀

    日用品を扱う物販店の場合、ゾーニングが一番大事になってくると思います。
    どこに何を置くか、スタッフやお客様の動きをしっかりと意識した「人の動線」を考えてレイアウトするのがポイントだと思います。

  • 吉田 昌弘 (デザイン) 2014-11-10 11:59:36.0投稿

    流儀

    やはり、日用品は手にとってもらってこそ購買意欲が湧きますので、ある程度の物量を載せることを前提に設計します。

  • 匿名さん 2014-10-06 10:19:10.0投稿

    流儀

    手に取りやすい高さや見えやすい配置を重視して
    商品配置できるよう計画致します。

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