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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜

問い

飲食店舗向けFAQ

last update:2024/1/31

飲食店の厨房と客席の間の「垂れ壁」について質問です。
垂れ壁の設置は法律で義務付けられているのでしょうか。
また、垂れ壁の設置基準や高さ制限などがありましたら、併せてお教えいただきたいです。

内装制限や設置基準などの事柄はお施主様には分かりづらく、プロに教えて欲しいというニーズがあります。そこで今回は、「垂れ壁」を取り上げてお伺いいたしました。

  • 柴田勇介 (設計) 2024/1/31投稿

    流儀

    厨房と客室の間に垂れ壁を設けなければならないという決まりはありません。
    ではなぜ垂れ壁を設けるのかというと、内装制限を緩和するためです。通常厨房は火気使用室となるために内装制限の対象となり、壁・天井を準不燃材料としなければならないのですが、垂れ壁を設けることで厨房と客席が分けられるためこの規制を緩和することができるのです。緩和対象となれば火気使用室ではない客席の内装材は準不燃材料に限らず、木張りとするなど自由に選定することができるようになります。

    もしも垂れ壁を設けるのであれば、火元から一定距離離して天井から50cm以上の垂れ壁としてください。
    この条件を満たせれば建築基準法上は緩和対象とできるかと思います。(その他特例等もあるかもしれませんので事前のご確認は必須です。)

  • 山田 昌宏 (設計) 2023/3/8投稿

    流儀

    垂れ壁の設置の法律や義務はありません。
    厨房の熱気を客席に来ない様に垂れ壁を設ける事もあります。
    吊戸棚等を取付収納を増やす場合もあります。

  • 小林 将人 2023/2/28投稿

    流儀

    垂れ壁に関する法律的な義務付けはありませんが、建築基準法や食品衛生法などに基づく飲食店の衛生管理上の観点から、垂れ壁の設置が求められることがあります。

    飲食店の厨房と客席の間に設置される垂れ壁については、飛沫感染の防止、飛散物の防止、匂いや音の防止などが目的とされています。設置基準や高さ制限は、自治体によって異なる場合がありますので、詳細については所在地の都道府県や市区町村に問い合わせることが必要です。

    また、垂れ壁は清掃がしやすく、壁面が平滑な素材であることが求められます。素材としては、ステンレスやアルミ、耐火性のある塗装などが使用されることが多いです。

  • 匿名さん 2023/2/24投稿

    流儀

    法律で義務付けられているものではありませんし、設置基準や高さ制限もありません。
    客席との区画を仕切ったり、吊り棚を隠したりといった意味合いの方が強く、高さは厨房機器から垂れ壁までの開口部がいくら欲しいのか、天井高がいくらあるのかで変化します。
    但し、商業施設などで火災時に厨房区画を遮断する「防火シャッター」が消防法上必設となるケースもありますが、路面・個店の場合はほぼ規制はないと考えてよろしいのではないでしょうか。

  • 荒井 マモル (インテリアプランナー・開業アドバイザー) 2023/1/5投稿

    流儀

    飲食店の厨房と客席の間に垂れ壁の設置義務が義務付けられているか否かですが、出店場所や消防署の管轄(担当者)によっても微妙に解釈が変わってきたりする様ですが、法律での(全ての飲食店においての)義務付けは無いとの認識です。但し、客席と厨房の天井がつながっている様なオープンキッチンでキッチンは火気使用室となり内装制限がかかる事があります。客席と天井がつながっていると準不燃仕上若しくは不燃仕上になる事となり、コストが上がる事が予想される為、垂れ壁等を意図的に造作して厨房を区画する方が有利となるケースが出てきます。その際の垂れ壁は一般不燃壁で造ったり網入硝子、スチールなどの不燃材料を使ったりします。

    高さに関しては、天井から500㎜以上という事が一般的ですが、行政によってはH600㎜という指定の地方もありましたので、着手前に必ず設計士さんに事前協議に行って頂き確認されてから着手する様にされると良いかと思います。

    設計上 垂れ壁を造る事でメリットが生まれる事も多く、例えば垂れ壁を境に天井高を変えられたり、垂れ壁の厨房側には収納棚を設置できたりする為、収納力が劇的に上がります。また、有事(火災)の際には防煙垂れ壁となり、煙が回るのを遅らせる事ができ、防煙垂れ壁の意味を発揮してくれます。(そうならない事が一番ですが)



    ご参考になれば幸いです。

  • 白井純平 (デザイン・設計・監理) 2022/12/22投稿

    流儀

    該当する「垂れ壁」の法的設置基準は内装条件よりも「建物の条件」によるところが大きいです。飲食店に限定して考えると、「排煙窓の区画面積を制御する視点」が挙げられます。
    排煙窓は建築基準法でほぼすべての居室(人が滞在する空間のようにご理解ください)においてその面積の1/50相当有効に確保される必要があります。窓と店舗レイアウトの都合で垂壁が必要になる場合もあります。他にも必要条件があったりしますが詳細は各設計者にお問い合わせください。

  • 國分 雅史 (厨房設計、他) 2022/12/5投稿

    流儀

    垂れ壁自体の法律的な規制はないはずです。
    設置基準はわかりませんが、主な目的は厨房内の収納を増やす目的で厨房内に棚を取り付ける場所として造作する場合が多いです。高さの制限はないはじです。

  • 関本 夢子 (デザイン提案・施工監理 ) 2022/12/5投稿

    流儀

    排煙設備の設計において煙を一定規模ごとに区画するため、原則として高さ500mmの垂れ壁の設置が必要になります。
    不燃材料を使用しなければいけません。壁以外にガラスが使われるケースも多いです。
    店舗の平米数や建物により緩和・免除される場合もあるため、弊社ではお客様との打合せ後に管轄の消防署や役所に伺い詳細を確認しております。

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