問い
last update:2025-02-10 09:52:15.0
飲食店にユニバーサルデザインを取り入れ、より多くの方にご利用いただけるようにしたいです。ユニバーサルデザインの具体例や、考慮すべきポイントはありますか?
どんな方にも利用してもらえるよう、飲食店の内装でできる工夫や具体例をお聞きしました。
- 新着順
- 投稿日順
-
流儀
物理的や感覚的、情報伝達やコミュニケーションなど様々な観点があるが、飲食店であれば特に物理的が重要。無段差のエントランス、スロープや自動ドアを導入し、通路は1000程度を目安に予想日商などとのバランスも考慮して考える。カウンターやテーブルの高さはすべての利用者が利用しやすいよう、標準的な高さ(700-730)で、ハイカウンターは避け、椅子も稼働できるように。あとはトイレのバリアフリー対応として無段差、広いスペース、手すり、低い洗面台、十分な回転スペース(トータル2300-2500角程度のスペース)など。他、視認性、空間把握のため照明、色彩、なども重要です。
-
入山 裕貴 2025-02-07 13:43:09.0投稿
流儀
ユニバーサルデザインを飲食店に取り入れることで、年齢や障がいの有無にかかわらず、より多くのお客様に快適に利用してもらえます。以下、具体例と考慮すべきポイントを紹介します。
1. バリアフリー設計
入口の段差をなくす/スロープ設置
→ 車椅子やベビーカーの方がスムーズに入店できるようにする。
自動ドアの設置
→ 高齢者や荷物を持った方でもスムーズに入れる。
2. 店内の動線を広く確保
車椅子・ベビーカーが通れる通路幅(90cm以上推奨)
→ 十分なスペースを確保し、混雑時でもストレスなく移動できるようにする。
テーブル間隔を広めに取る
→ 余裕をもったレイアウトにすることで、介助者も動きやすい環境を作る。
3. 椅子・テーブルの工夫
可動式の椅子とテーブル
→ 車椅子利用者が席につきやすいよう、固定席だけでなく、取り外し可能な椅子を用意する。
高さ調整が可能なテーブル
→ 車椅子の方でも快適に利用できるテーブル(高さ70cm程度)を配置する。
4. 視覚・聴覚に配慮
点字メニューや大きな文字のメニューの用意
→ 視覚障がいのある方でも利用しやすくする。
筆談ボードやタブレット注文の導入
→ 聴覚障がいのある方との円滑なコミュニケーションが可能に。
5. トイレのユニバーサルデザイン
バリアフリートイレの設置
→ 車椅子対応の広いトイレ、手すり、オストメイト対応の設備を用意。
おむつ交換台の設置
→ 乳幼児連れのお客様にも配慮。
6. アレルギー対応
アレルゲン表示を明確に
→ 食物アレルギーのある方が安心して注文できるよう、メニューに表記。
ハラール・ヴィーガン対応メニュー
→ 多様な食文化の方が利用しやすい環境を作る。
ユニバーサルデザインを取り入れることで、より多くのお客様が安心して利用できるお店になります。
施工段階で適切な設計・設備を導入することで、快適な空間を提供できますので、具体的な設計についてご相談ください。 -
流儀
飲食店でユニバーサルデザインを取り入れるなら、入口にスロープや自動ドアを設置し、店内通路は幅を広くして車椅子やベビーカーでも通りやすくします。トイレはバリアフリー対応個室を心がけ、手すりや広いスペースを確保。滑りにくい床材や見やすいサイン、多言語メニューも有効です。照明や音響で過ごしやすい空間を作り、接客面でも柔軟な対応を心がけましょう。こうした配慮で、誰もが快適に利用できるお店を目指せると考えます。
-
流儀
ユニバーサルデザインとは、ご存知の通り年齢、性別、文化の違い、障害の有無によらず、誰にとってもわかりやすく、使いやすい設計です。段差を無くす、手すりを取り付ける、身体が不自由な方々へ分かりやすい案内の取付、動線・通路幅の確保などがあります。条件を整理しながら、計画を組み立てていく必要があります。また、付帯設備や通路幅の動線確保などに寸法条件があり、ユニバーサルデザインに付帯する部分に面積比率を一般的な店舗より確保する必要が出てくるため、この内容を考慮しなければなりません。
-
流儀
1-まずは、床の高低差をなくして、フラットにする
2-高低差が有る場合はスロープにする
3-通路幅を考慮する
4-壁や柱の出隅を丸くする
5-テーブルなどの角を丸くする
6-照明などの明るさを考慮する
7-メニューなど点字や写真などを多用してわかりやすく
8-いろいろな案内表示を見やすいように
9-トイレや手洗いユニバーサルに
10-BGMなど音があまり反響しないよう
11-カラトリーやエプロンなど考慮する
などなど全ての人に優しい対応を考慮するデザインを心がける。 -
流儀
ユニバーサルデザイン(UD)には7原則があります。
それはUDの概念を提唱したロン・メイスが中心となり、建築家、工業デザイナー、エンジニア、環境デザインの研究者などのグループが協力してまとめ上げたものです。しかし下記の7原則すべてを守る必要を示しているわけでもありません。作り手である設計デザイナーが可能な限り多くの人の要求に応え、理想のデザインを目指すための指針とされています。
①誰もが公平に使えること
②使う時の自由度が高いこと
③使用方法が簡単で分かりやすいこと⑤
④欲しい情報がすぐ理解できること
⑤ミスや危険につながらないデザインであること
⑥体への負担が少なく楽に使えること
⑦使いやすい大きさと空間の確保 -
流儀
ユニバーサルデザインの具体例
1、アクセスの確保
・店舗入口に段差をなくし、スロープを設置する。
・車椅子が通れる広さの通路を確保する。
2、視覚支援
・メニューには大きな文字や点字を使用する。
・照明を明るくし、視認性を高める。
3、聴覚支援
・メニューに絵や写真を用いることで、聴覚に障害がある方も利用しやすくする。
・聴覚障害者向けに、注文方法や案内をディスプレイやタブレットで表示する。
4、心地よい空間づくり
・座席の配置を工夫し、プライバシーを確保する。
・音の反響を抑えるための素材を使用する。
5、衛生面の配慮
・アレルギー情報を分かりやすく表示する。
・手洗い場や消毒液を設置し、清潔な環境を保つ。
考慮すべきポイント
1、多様な利用者を意識する
・高齢者、障害者、子供、外国人観光客など、さまざまなニーズを考慮する。
2、ユーザーフィードバックの活用
・利用者からの意見を積極的に取り入れ、改善を行う。
3、柔軟な対応
・特定のニーズに対する特別な対応が必要な場合、スタッフが柔軟に対応できるよう教育する。
これらのポイントを参考に、誰もが利用しやすい飲食店を目指してください!
自分に合ったデザイン会社が見つかる!
お店のイメージを登録するだけで、平均7社から提案が受けられます。