問い
last update:2025-04-24 14:03:22.0
出店コンセプトを作る段階からプランをする際、出店地域の顧客数や属性を読み取る為に、やっていることがあれば教えてください。
出店計画する場合、出店地域の環境などの様々な情報が重要になります。
各種情報を集めるためにどのようなことを行っているのか、店舗デザイナーの方々にご回答いただきました。
- 新着順
- 投稿日順
-
入山 裕貴 2025-04-24 14:03:22.0投稿
流儀
出店コンセプトを作る段階で、地域の顧客層・属性を読み取るのは非常に重要です。実際の設計・企画段階でよく用いられている情報収集・分析の方法は以下の通りです。
■ 出店地域の「顧客数・属性」を読み取るためにやっていること
1. 現地観察(リアルな空気を読む)
曜日・時間帯別の通行量調査
平日・休日、ランチ〜夜まで実際に観察
特に「滞留」「立ち止まる」人が多い場所は注目
利用者の雰囲気・装い・動きのパターンを観察
地元の人か観光客か、年代層、ベビーカーの有無、カップル・ファミリーなど
2. 統計データ・地図ツールの活用
国勢調査・地域統計(e-Stat)や商圏分析サービス(例:BIツール)
世帯数、年収分布、年齢層、昼夜人口の把握
Googleマップ、ストリートビュー、ヒートマップ系ツール
周辺の競合店・業種・動線確認、レビュー内容分析
鉄道会社の乗降客数・流動データ
駅前などの場合、ターゲット時間帯に合った人流を想定
3. 競合・周辺施設の調査
近隣店舗の価格帯・混雑状況・レビュー
価格帯が合っていても「ターゲット層」が異なる場合は要注意
商業施設・オフィス・住宅・学校の分布
ランチメインかディナーメインか、土日型か平日型かを判断
4. 地元不動産会社・商工会・近隣テナントからのヒアリング
周辺で既に営業している方々に「どんな客層が多いか」を聞く
特に高単価・予約中心の店では、このリアルな声が貴重
5. ペルソナ(顧客像)のプロトタイピング
上記情報を元に、想定顧客を「ライフスタイル単位」で設定
例:30代女性/表参道勤務/年収600万/SNS感度高め、など
■ 補足:エリア選定の際によくある誤解
「人通りが多い=売上が出る」とは限りません。
人が多くても、ターゲット属性と合っていなければコンセプトが刺さらないことがあります。
逆に人が少なめでも、ターゲットにぴったりハマるエリアなら高単価店舗でも成功することがあります。
ご希望があれば、特定エリアに対しての簡易商圏分析や競合マップなども作成可能です。エリア名や業態が決まっていればお知らせください。 -
流儀
弊社には長年飲食店(ナショナルチェーン)にて立地・店舗開発の責任者をしていた者がおりますので、地域の文化性や歴史はもちろんのこと、当該商圏における人口統計データや最寄り駅の乗降客数や駅導線や視認性などのあらゆる情報を弊社独自の商圏基準と立地基準を作成し、加味してプランニングいたします。
ご相談ください。 -
流儀
出店地域の顧客数や属性を読み取る為にやっている事ですが、分かりやすい言葉で申しますと、「商圏分析」がございます。 出店地域の年代別人口や男女比率、近隣駅の乗降者数、その地域にホワイトカラーの方が多いか?それ以外の方が多いか?単身世帯が多いのか?若しくはファミリー世帯が多いのか?その地域でお酒・肉・魚・野菜などが年別にどれくらい消費されているのか?などなどを調べて地域の特性を読み解きターゲットがその地域にどれくらいいるのかなどを確認致します。
商圏分析ができるとピンポイントにターゲットにお店の情報を伝えられますので、その後の営業活動の無駄がなくなりローコストで集客へとつながる事となります。
ご参考になれば幸いです。 -
匿名さん 2020-12-18 10:22:35.0投稿
流儀
出店予定の店舗の業態や営業時間を元に、周りのお店に食事に行くこともありますし、地方への出店であれば地方行政のWEBサイトを確認して、対象地域に何が足りていないかを調査しています。また、近隣の駅の乗降客数や人口の動向などを調査し、出店地域の特徴を調査しています。
-
匿名さん 2020-12-16 09:43:41.0投稿
流儀
先ず出店される店舗のブランディングが確立している事が重要ですが、地域の時間帯毎の通行人数並びに目的等は実地調査を行う事が多く、近隣の同業他社の集客状況や方向性を合わせて調査いたします。
但し、その段階で有償活動となりますのでご自身で調査され我々と意見交換を行い、ご自身の目で納得された上で決定されることをお勧めします。 -
匿名さん 2020-11-20 09:42:29.0投稿
流儀
こんにちは。
本格的なリサーチを個人で行うのは難しいのですが、例えば付近を日時と時間を分けて歩いて見て回る。近所の人に気軽に声をかけて何かしらの情報を得る。同業のお店を見て参考にする。などをやっております。
ご参考になれば。
-
匿名さん 2020-04-24 12:37:20.0投稿
流儀
コンセプトを作る段階から考えるのであれば、まずは出店地域に直接出向かれてはいかがでしょうか。
そこから街の雰囲気や客層等も把握できますし、平日と週末、日中と夜間など訪れるタイミングを変えることにより、より幅広く情報を収集できることと思います。
それらを踏まえた上で、ご自身の考えるコンセプトとその地域に適したコンセプトをすり合わせていくことをおすすめします。 -
匿名さん 2019-11-22 13:32:50.0投稿
流儀
1. 表面立地と裏面立地
よくあるのは通行料調査とか、視認性の良し悪しの調査ですか、これが表面立地です。しかし実際に必要なのは裏面立地です。
例えば、ビジネス街の場合、通っている人は全て同じに見えるビジネスマンとオフィス・レディです。しかし、メーカー勤務の人達と、商社勤務の人達とは性格にかなりの違いがあり、そりによりコンセプトも
変化させる必要があります。これが裏面立地です。
2. 競合店の調査
これは、地域のブライシング・レベルを知るために必要です。また、売り物メニューを決めるためにも必要だと言えます。
3. 流入人口の有無
最寄駅の利用人口は、立地の目安にもなります。
特にベッドタウンの場合は、月曜~金曜日の利用人口が5万人で、土曜・日曜日の利用人口が2万人というような場合は、月曜~金曜日のビジネス要素がかなりある事が推理できます。
…ここに挙げたのは、ごくごく一部です。私の場合はこの他にもいろいろな事を調査し、その上でマスター・プラン作成、設計デザインをしています。
-
匿名さん 2017-11-17 16:23:04.0投稿
流儀
出店地域に同業態のお店があれば、実際に足を運び、飲食するなどし、リサーチしています。
また、実際にその地域に詳しい方のヒヤリングはおこなうようにしております。 -
匿名さん 2017-02-06 12:51:47.0投稿
流儀
コンセプトワークやデザインプランをするにあたって
実際に現場に足を運ぶコトが大切だと考えています。
図面や写真だけでは読み取れないコトがあるからです。
出店するエリアが、良く知っているエリアでも
通りが1本違うだけで、人の流れも異なるからです。
また、曜日や時間帯を変えてチェックするコトも大切です。
チェックした1つ1つの要素を踏まえて、
その場所に最適なデザインプランやコンセプトを提案します。 -
匿名さん 2017-01-16 09:43:50.0投稿
流儀
データはあくまでもデータで、それ以上を語ることはありません。
webや雑誌の情報も見ますが、結局は自分で現地を見て、その周辺も含めて歩きながら肌から感じたこと、喫茶店やレストランで食事をしながら周りを観察して感じたことなど、七転八倒しながら自分の身体を通して集めた情報を元に毎回組み立てます。
設計は肉体と精神を両方使う労働です。 -
田中稔郎 2017-01-05 18:26:55.0投稿
流儀
出店地域の顧客数と属性という場合、どうしても分かりやすい数値的なデータなどに意識がいってしまって、何かを集中して観察しようとしてしまうかもしれませんが、私は、その周辺でできるだけ、ぼーっと長い時間を過ごす方が、場所の感覚をつかめると思っています。
そして、何か感じることができたときに、書き留めるようにしています。一つとして同じ場所はなく、どこかにその特徴が表れるはずですから。
それが個人的な感想に過ぎないか、普遍的なものか、ということは誰にも言えませんが、少なくとも誰かがデザインをする限り、他の方法はない、と思っています。
一軒のお店ができることで、その地域の属性が変わることも多いですし、ある意味それくらいの影響力を持とうとして出店されるのだと思うので、お店をつくる前のデータをあまり深読みしない方がよいかもしれません。 -
流儀
出店地域から店舗コンセプトを作り上げるのか、店舗コンセプトから出店地域を選ぶのか。個人オーナー様であれば大半が後者ではないでしょうか?
つくりたい店に適した地域を探す場合にはやはり統計的な数値、人口や属性、交通量などの実測データはもちろんながら、その土地が持つイメージや空気感も大事だと考えています。ですのでやはり実際に度々足を運んでその土地や人を入念に観察もします。
また、実際にテナントを絞り込んだ際にはそのテナントの過去の経歴等も可能な限り遡って調べます。この作業にも非常に重要な意味があります。 -
匿名さん 2016-10-24 10:27:19.0投稿
流儀
出店候補地の選定からご一緒にお仕事をする場合には、出店地域のリサーチを行なっています。必要に応じて外部のリサーチ会社さんにお願いする事もありますが、ご予算が限られていて弊社でリサーチをする場合は以下のような事を行なっています。
・人口統計資料と人口推移を元にターゲット層の絶対数を推測する
・鉄道会社の乗客数データを元におおよその公共交通機関の利用客数を調べる
・出店候補地を中心に500mと1kmnの円を描いて、
学校と病院とスーパー・コンビニなどの施設をプロットする
上記を行なえば、どの程度の人数が住んでいて、そのうち何割くらいの人が毎日通勤に駅を使っているか、どれくらいの人がその地域を生活圏としているかの推測ができます。大規模店舗の出店でなければ、通常は上記+競合店舗の数を探ればリサーチとしては充分でしょう。
分母としての顧客数や属性のリサーチも大切ですが、一番良いのはその街に住んでみる事です。昔から地場のお店が強く潰れにくいのは、やはりその土地に住んでいる人だけの土地勘のような物があるからでしょう。住めないにしても、何日か通って朝晩と平日・土日祝の雰囲気を見ておくなどは重要です。数値のマーケティング以上に、足で稼いだ勘がものを言う事も多いですよ。 -
流儀
基本的には脚を運び昼夜のデータをとる事です。出店予定地だけでは無く、近隣の環境も調査しておく事が最も重要と考えます。
また、駅から徒歩圏内であれば駅の乗降客数なども男女比と共に調べる事が出来るので参考にすると良いと思います。 -
匿名さん 2016-10-20 09:09:39.0投稿
流儀
エリアリサーチは行っています。人口密度、事業所数、通行量、乗降者数など顧客ニーズによって様々な数値を調べます。
自分に合ったデザイン会社が見つかる!
お店のイメージを登録するだけで、平均7社から提案が受けられます。