問い
last update:2025-02-26 14:49:09.0
小さなコーヒーショップの開業を考えています。物販・テイクアウトに加えて、少しのイートインスペースも設けたいです。
物件の広さは、どれくらい必要でしょうか?
また、省スペース化するための内装の工夫があれば教えていただきたいです。
テイクアウト・物販がメインのコーヒースタンドが多い昨今、狭い空間をどのように活かすかは悩みどころ。
そこで今回は、小さなコーヒーショップに必要な最低限の広さと、省スペース化のためにできる内装の工夫をお伺いしました。
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寺島 彰吾 2025-02-26 14:49:09.0投稿
流儀
小さなコーヒーショップの開業に必要な広さと内装の工夫
1. 必要な広さの目安
コーヒーショップの営業形態(物販・テイクアウト+イートイン)を考慮すると、**最低10〜15坪(約33〜50㎡)**が目安になります。
用途別のスペース配分(参考)
カウンター&レジエリア:3〜5坪(10〜17㎡)
コーヒーマシン、グラインダー、レジ、ディスプレイケースを設置
キッチン・バックヤード:3〜6坪(10〜20㎡)
コーヒー抽出機器、洗い場、収納スペース
物販用のコーヒー豆やカップの保管場所
イートインスペース:4〜5坪(13〜17㎡)
小規模ながらも3〜6席程度を確保
→ 合計10〜15坪(33〜50㎡)程度が理想ですが、テイクアウト中心であれば**7〜10坪(約23〜33㎡)**でも運営可能です。
2. 省スペース化の内装の工夫
小さい店舗でも機能的で快適な空間にするため、以下の工夫を取り入れると良いでしょう。
(1) レイアウトの工夫
✅ カウンターを壁際に配置
レジ&コーヒーマシンを壁側に寄せることで、店内の通路スペースを広く確保。
✅ オープンな作業スペース
厨房をオープンにすることで、視覚的に広く見せる&注文の流れをスムーズにする。
✅ スリムなテーブル&スツールを採用
省スペースの2人掛けテーブルや、カウンター席+ハイスツールで席数を確保。
(2) 収納スペースの最適化
✅ 壁面を有効活用
吊り棚や壁面収納を活用して、コーヒー豆・カップ・備品を整理。
壁掛けメニューやデジタルサイネージを導入すると、カウンター周りがすっきり。
✅ テーブル下・椅子の下も収納スペースに
畳むと収納できるスタッキングチェアや、座面下収納付きのベンチシートが便利。
(3) 内装デザインの工夫
✅ 視覚的に広く見せる工夫
ミラーを壁に配置することで、空間が広く感じられる。
明るい色の床・壁材(白・ベージュ・淡い木目など)を選ぶと、圧迫感を軽減。
✅ 照明を工夫する
間接照明やペンダントライトを活用して、リラックスできる雰囲気を演出。
天井を高く見せる照明配置をすると、空間が広く感じられる。
✅ テイクアウトとイートインを明確に区別
テイクアウト客とイートイン客の動線を分ける(例:入口近くにテイクアウト専用カウンター)。
イートインスペースは落ち着けるように壁際に設置し、適度な仕切りをつける。
3. 物件選びのポイント
間口(店の正面幅)が広い物件を選ぶと、狭くても開放感が出る。
スケルトン物件より居抜き物件を活用すると、コストを抑えられる。
給排水・電気容量を事前に確認し、設備投資を最小限に抑える。
4. 最適な広さの結論
テイクアウト中心(座席なし or 最小限) → 7〜10坪(約23〜33㎡)
イートイン3〜6席を確保 → 10〜15坪(約33〜50㎡)
ゆったりしたイートインを確保(10席以上) → 15坪(約50㎡)以上
まとめ
省スペースでも、動線設計と収納の工夫、視覚的な広がりを演出する内装を取り入れることで、狭さを感じさせない快適なコーヒーショップを実現できます。 -
流儀
10坪程度の広さがあればオリジナリティを出しやすいかと思います。省スペース化するためには跳ね出しのカウンターを作るや、レジはキャッシュレスにするなど、さまざまなご提案が可能かと思います。まずは、デザイナーにご相談されるのが良いかと思います!
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匿名さん 2023-12-18 15:18:39.0投稿
流儀
テイクアウトとイートインスペースを兼ねた店舗となると、設備にもよりますが8坪は必要だと思います。10坪あれば、工夫次第で窮屈になりすぎず快適に過ごせるでしょう。
狭い店内でのイートインスペースはカウンター式が最適です。レジやコーヒーマシン、お店のディスプレイ等も、カウンターの形状によってはスペースを無駄にせず効率的に配置することが可能となります。折りたたみ式のテーブル/椅子や収納付きのベンチ等、多機能な家具を採用することも空間効率の向上につながります。
面積に制限がある中で空間に開放感を感じさせるには、明るい照明や大きな窓を設置するのが効果的です。内装は白や明るい色を基調にデザインしていくとよいでしょう。棚をウォールシェルフにしたり、天井から吊るす形式のディスプレイは床を広く見せられる上、空間のアクセントにもなります。
モバイルオーダーシステムは、スムーズな注文によりオーダーカウンターや待機スペースの削減にもなりますので、省スペース化を図る飲食店経営の際には検討してみてもよいでしょう。 -
流儀
狭小スペースを有効利用し多くの機能を持たせるシビアな店づくりは、いかに事前のシュミレーションが出来たかどうかに尽きると思います。
提供するコーヒーは焙煎するのか?エスプレッソマシンは置くのか?で要する広さはそれぞれなので何とも言い難いです…
一方、小さな店を作る訳なので工事金額はコンパクト、だけどそのシビアさ故に度重なる知恵出しと図面修正が必要…言い換えると売上は小さいのに手数が多い案件。
こういったケースは、プラン自体を面白がって作ってくれるデザイナーとの出会いが命運をわける気がします。
もしそれが叶えば、その人は金額以上に時間と頭を割き、デッドスペースの無い上手く機能が収まった良いお店が作れるのではないでしょうか。
私には具体的なアイディアを提供し難い“問い”でしたので、誰にそのお店を任せるべきか…という視点でコメントさせて頂きました。 -
流儀
Isoeの鎌田と申します。
弊社では飲食店を主に設計させていただいております。
面積に関してですが、
・席数はどれくらい欲しいのか。
・上記は家賃(その他経費を含めた原価)に対して適正なのか。
・物販で販売する物の量はどれくらいなのか。
など様々な検討が必要になります。
まずは、参考になるようなイメージが湧く店舗様をベンチマークし、同業種や業態イメージを掴み、その上で上記項目を当てはめて面積を検討していく事をオススメ致します。
何をどこまでしたいかわからずに、面積だけを基準として進めても、計画時にズレが生じてしまうからです。
また、省スペースにするには、一概には言えませんが、
厨房機器など寸法を必要とする機材を最低限にする事。
通路や寸法を詰めていい箇所を明確にし、レイアウトを進める事でミニマムな空間を作る事ができるかと思います。 -
流儀
こんにちは。
物件の広さですが、テイクアウトでご提供されるものはコーヒーのみなのか、軽飲食をつけるのか、つけるなら店舗で作るかどうかで厨房の広さや設備が変わってきます。
コーヒーのみと小さなイートインスペース(4~6人程度)であるなら5~8坪程は必要になるかと思います。
スペースの有効活用としては、壁収納(埋込棚や位置が高め棚)を設置していかに人が使える床面積を確保できるかが重要かと思います。
ご参考になれば幸いです。 -
流儀
弊社の実績として、7坪のコーヒー専門店の事例があります。
物販、テイクアウト、イートイン(wc店内にあり)。
以下の構成になっています。
<メニュー>
■マシーンドリップ■ハンドドリップ■季節のドリンク
■トースト■ホットサンド■白玉ぜんざい
<イートイン>
■10席
<物販>
■コーヒー豆■はちみつ等
ドリンクテイクアウト可能
物販やイートインの席数やテイクアウトの需要により
変化はあると思いますが。
ひとつの目安にして頂ければと思います。 -
流儀
コーヒーショップの方向性でも変わってきます。
シアトル系かドリップで出されるか等々、
保健所対応に必要な冷蔵庫、二槽シンク、収納、手洗器を配置すると
最低でも2坪弱、多少のイートイン4名程度で合計5坪は必要と思われます、これは店舗の形によって変わりますのであくまで目安です。
省スペース化の工夫ですが、10坪より小さい面積の場合、壁面収納、スタッキングチェア等はマストとしてハイチェアー、ハイカウンターにし座るスペースの奥行を少なくすると同じ人数でも広く感じます。 -
匿名さん 2023-02-28 09:11:28.0投稿
流儀
コーヒーショップにおけるイートインスペースは、お客様がくつろいでコーヒーや軽食を楽しむ場所であり、店舗の魅力を高める上で非常に重要な要素となります。以下に、物件の広さや内装についての一般的なガイドラインをご紹介いたします。
1.店舗面積
コーヒーショップの店舗面積は、物販・テイクアウト・イートインをすべて行う場合、少なくとも25平方メートル以上が必要とされています。この広さは、カウンターやテーブル・イスなどの家具や店舗内装を配置するスペースを確保するのに最低限必要な広さと考えられています。また、イートインスペースがある場合は、席数に応じてスペースを確保する必要があります。
2.内装の工夫
コーヒーショップの内装には、省スペース化を図るための工夫があります。例えば、壁面に棚や収納スペースを設けることで、床面積を有効活用することができます。また、スタッキングチェアや折りたたみ式テーブルなど、コンパクトな家具を選ぶことで、イートインスペースを効率的に利用することができます。さらに、カウンター席やカウンターテーブルを設けることで、スペースを取らずにお客様が軽食やドリンクを楽しめるようになります。
以上の点に留意し、店舗の広さや内装を慎重に検討することで、コンパクトながら居心地の良いコーヒーショップを開業することができます。 -
匿名さん 2023-02-24 09:52:51.0投稿
流儀
家賃と売上との相談ではないでしょうか。
【売上=客単価×客数】です。コーヒーなどをいくらでどれくらい売れば、想定されている立地相場の家賃がペイ出来て、キャッシュを残して行けるのか?そのバランスで客席が何席必要なのかと考えてみてください。イートインスペースが欲しいから広さを求めるというのは誤ったお考えだと思いますよ。
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