問い
last update:2025-02-17 16:10:21.0
個室の美容室を開業するにあたり、店舗内の導線など内装上で注意すべきことはありますか?
個室美容室を開業する際に、内装上で注意が必要な点をお聞きしました。
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入山 裕貴 2025-02-17 16:10:21.0投稿
流儀
個室の美容室を開業する際の導線や内装上の注意点
個室型の美容室を開業する際は、一般的なオープンスペースの美容室とは異なる設計上のポイントがあります。以下の点に注意して内装計画を立てると、顧客満足度の向上や業務の効率化につながります。
1. 導線設計(動線計画)
① 受付・待合スペースの配置
受付と待合スペースは、個室へのアクセスがスムーズになるよう配置する。
初めて来店する顧客が迷わないように、案内サインを設置する。
受付から各個室までの通路は十分な幅を確保し、混雑や衝突を防ぐ。
② スタイリスト・スタッフの動線
スタッフの移動がスムーズになるように、シャンプー台・カラー調合スペースを適切な位置に配置する。
複数の個室を運営する場合、共通の設備(洗髪台・消毒エリアなど)が無理なく利用できるように配置。
③ 顧客の動線
カット・カラー・シャンプーの流れをスムーズにするため、シャンプー台の配置を考慮する。
個室内で全て完結する場合でも、シャンプー台へのアクセスが不便にならないよう設計する。
2. 個室のデザイン・配置
① 圧迫感を軽減
個室の壁を完全に閉鎖せず、上部を開放する、または透明・半透明の素材を使うことで圧迫感を軽減できる。
内装カラーは明るめにし、照明も適切に配置することで、狭さを感じさせないよう工夫。
② 適度な防音
個室のプライベート感を確保するため、防音対策を施す。
吸音材を使用することで、話し声やドライヤーの音が漏れにくくなる。
③ 室内の快適性
エアコンの風の流れを考慮し、各個室内の温度が均等になるように調整。
個室内に換気設備を設けることで、こもった空気や薬剤の臭いが滞留しないようにする。
3. 設備の配置
① シャンプー台
各個室にシャンプー台を設置する場合、配管や排水の設計に注意。
シャンプー台が共用の場合、アクセスしやすい場所に配置し、混雑を防ぐ工夫をする。
② 収納スペース
タオル、薬剤、器具などを効率よく収納できるスペースを確保。
各個室内に必要最低限の収納を設置し、取り出しやすくする。
③ 電源・照明
ドライヤーやアイロンを使用するための電源を十分に確保。
照明は自然光に近い色温度(4000K〜5000K)に調整し、施術しやすくする。
4. バリアフリー対策
車椅子対応の個室を設ける場合、扉の幅を広くする(90cm以上推奨)。
段差のないフラットな床にすることで、移動をスムーズに。
5. サロンのコンセプトに合わせた内装
高級感を出したい場合は、落ち着いた色調や間接照明を活用。
ナチュラルな雰囲気を出したい場合は、木目調の素材を取り入れる。
まとめ
個室型美容室の開業では、導線のスムーズさ、快適な個室環境、防音・換気対策、設備の配置が重要になります。顧客とスタッフの両方がストレスなく利用できるような設計を意識し、サロンのコンセプトに合った内装を整えることで、リピート率の向上につながります。 -
匿名さん 2025-01-31 10:27:16.0投稿
流儀
個室型の美容室は、プライベートな空間を確保することに加え、
スタッフやお客様の動線がスムーズで快適に過ごせるレイアウトが
重要になります。
■配慮すべきポイント
・受付・待合スペースは入口からの視線を考慮し、
落ち着いた配置にする(すぐ個室が見えない工夫)
・個室内のレイアウトはセット面とシャンプー台を近くに配置すると、
移動距離が短くなりスムーズ導線計画になる。
・スタッフ動線はスタッフが移動しやすいようにメインの通路は
1,200mm以上が望ましい。
・お客様の動線は「入口→受付→個室→シャンプー台→仕上げ→
会計→退出」の流れがスムーズか確認する。
・他のお客様と極力顔を合わせないレイアウト(個室型ならではの強み)
• 通路幅は最低900mm(理想は1,200mm以上)を確保し
ゆったりとした動線計画が望ましい。
・防音対策は個室の壁を天井まで仕切る場合、
吸音材を使用して会話が漏れにくくする。
・照明計画はセット面周りは自然な肌色に見える
電球色(3000K前後)を採用。
・空調・換気は個室ごとに温度調整できるエアコンを設置
(個室ごとの快適性を確保)
・収納スペースは各個室内に道具やタオル、
薬剤を収納できるスペースを確保する。
・内装デザインは個室ごとに異なるデザインにすると特別感が
演出できる。鏡の大きさや配置は圧迫感をなくす工夫を行い、
リラックスできる素材(木目・石目・ファブリック)を
活用すると居心地がよくなる。 -
三崎陽行 2024-12-25 14:21:55.0投稿
流儀
個室重視の空間設計では費用やサービスの提供にもよりますが、防音性を高めるのもカスタマーのプライバシーに配慮した内装計画の一つかと思います。
また動線に関しては、キャスターワゴンなど使用する際に壁を傷つけてしまうこともある為、壁へのキズ対策なども留意する点の一つかと思います。
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流儀
個室美容室の場合は、お客様のプライバシーを守りつつも、スタップの動きやすさを考えた導線計画が必要です。
度合いによりますが、他の個室の音が気になりにくいように遮音壁を採用したり、音が気にならないようにスピーカーの位置を適切に配置したリということも考えるとよいです。 -
宮上 悠吾 2024-10-24 11:00:03.0投稿
流儀
個室型の美容室を開業する際には、通常のオープンなサロンとは異なる内装や導線に関する工夫が必要です。以下の点に注意すると、快適で機能的な空間が作れます。
1. プライバシーの確保
個室サロンの最大の特徴はプライベート空間の提供です。隣室との壁やドアに防音対策を施し、会話や音が漏れにくい環境を作ることが重要です。
個室の入口にカーテンやドアを設け、外部からの視線を遮ることで、お客様のリラックス度が上がります。
2. スムーズな導線
お客様の導線とスタッフの導線を分けることを意識しましょう。例えば、受付から各個室へと無駄なくアクセスできるように配置する一方で、スタッフ用のバックヤードや収納スペースをうまく配置することが大切です。
個室同士の通路は広めに設計し、お客様がリラックスした状態で移動できるようにします。
3. 換気・空調管理
個室では、特に閉鎖空間となるため、換気と空調が非常に重要です。適切な空気の循環と温度調整が快適な環境を保つ鍵となります。各個室に換気口やエアコンを設置し、均等に空気を流す工夫が必要です。
4. 収納スペースの確保
各個室内に必要な施術器具やタオルなどを収納できるスペースを確保することが重要です。広々とした収納を設けておくと、部屋が整理整頓され、お客様に清潔感を与えることができます。
5. 照明設計
各個室ごとの照明デザインは、明るさを調整できるようにすることがポイントです。施術に必要な十分な光量と、リラックスできる落ち着いた雰囲気の演出が両立できると理想的です。調光可能な照明器具を使用すると良いでしょう。
6. サウンド環境
プライベートな空間でリラックスできるよう、個室ごとに音楽を個別に調整できる仕組みを導入することを検討します。また、施術中に外の騒音が気にならないよう、各個室に適切な音響対策を施すことも大切です。
7. お客様の快適性
座り心地の良い椅子や、個室内で過ごす時間を快適にする家具や装飾品の選定も重要です。待ち時間や施術中にリラックスできる空間を作ることで、顧客満足度を高めることができます。
個室の美容室は、プライベート空間を重視するお客様にとって魅力的な選択肢となります。上記のポイントを考慮して、機能的でありながら、落ち着きのある空間づくりを目指してください。 -
清水豪輝 2024-09-18 17:28:06.0投稿
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寺井 智彦 2024-09-03 10:11:55.0投稿
流儀
お店で働くスタッフさんがお客様にスムーズにアプローチ出来る動線が一番重要かと思います。個室ブースからお客様の入店する入口、スタッフルームなどのバックヤードから個室ブースまでがスムーズに行き来できるよう動線を考えたいですね。お客様目線からは個室ブースからお手洗いまでスムーズな動線。また個室ブースがカットスペースとシャンプーブースが分かれている場合はその間もスムーズであればストレスない空間が作れるかと思います。よく考えないといけない点ですね。
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志村 聡 2024-08-06 19:38:47.0投稿
流儀
美容院の開業導線ではカットスペースからシャンプースペースまでの行き来移動が多いのが特徴で、お客様同士の移動時にぶつからない様に通路幅を広くしたり、入りと出がわかるように完全クローズの扉より、透けて少しでも見える扉にすることが安全に運営するポイントです。個室ですとカラーの匂いもこもりやすくなるため、換気をしっかりと設置したり上部だけでも空気が抜けるように開けて造作壁にすることも効果的です。ご参考までに宜しくお願い致します。
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