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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜

問い

飲食店舗向けFAQ

last update:2025-02-10 09:52:37.0

飲食店の壁の傷・汚れを防ぐために、巾木を設置したいです。飲食店におすすめの巾木(はばき)の種類と選び方はありますか?

飲食店の巾木(はばき)の種類と選び方のポイントをお聞きしました。

  • mldkdesigns (設計デザイン) 2025-02-10 09:52:37.0投稿

    流儀

    土足利用のフロアはステンレスやアルミ巾木などの金属性がおすすめ。

    また、木巾木はサイズも様々で、色も豊富。コスト、耐久性、施工性、意匠性のバランスが良くコントロールしやすい。

    住宅で定番のソフト巾木はあまりオススメしませんが、土足環境ではないお座敷や小上がりなど靴を脱ぐ環境では使う事も良いと考えています。

    また傷と汚れには巾木の高さが低すぎると機能しづらいので、そのあたりも最低40mm-50mm前後は欲しい。

  • 寺島 彰吾 2025-02-03 15:31:30.0投稿

    流儀

    飲食店におすすめの巾木の種類
    巾木には様々な素材がありますが、飲食店では「耐久性」「清掃のしやすさ」「デザイン性」を考慮することが重要です。

    1. 塩ビ(PVC)巾木
    ✅ おすすめ度: ★★★★★(コストパフォーマンス◎)
    🔹 特徴:

    耐水性・耐久性に優れ、汚れが付きにくい。
    柔軟性があり、多少の衝撃を吸収。
    コストが安く、施工も簡単。
    色やデザインのバリエーションが豊富で、どんな内装にも馴染む。
    🔹 適した飲食店:

    カジュアルなレストラン・カフェ・居酒屋
    ファストフード店
    厨房エリア
    🔹 デメリット:

    高級感には欠ける。
    紫外線に弱く、長年使用すると黄ばむことがある。
    💰 価格目安: 500~1,500円/m(施工費別)

    2. ステンレス巾木
    ✅ おすすめ度: ★★★★★(耐久性&清潔感◎)
    🔹 特徴:

    錆びにくく、耐久性が抜群。
    水や油汚れに強く、掃除がしやすい。
    厨房や衛生管理が重要なエリアに最適。
    高級感があり、モダンな内装にも合う。
    🔹 適した飲食店:

    厨房・調理場
    フードコート
    ラグジュアリーなレストラン
    🔹 デメリット:

    コストが高め。
    指紋や水滴の跡がつきやすい。
    💰 価格目安: 2,000~5,000円/m(施工費別)

    3. 木製巾木
    ✅ おすすめ度: ★★★★☆(デザイン性◎)
    🔹 特徴:

    ナチュラルな雰囲気を演出できる。
    温かみのあるデザインで、木材の内装と相性が良い。
    塗装や加工次第で、高級感を出すことも可能。
    🔹 適した飲食店:

    カフェ
    和食店・寿司屋
    ナチュラルテイストのレストラン
    🔹 デメリット:

    水や汚れに弱いため、塗装や防水加工が必要。
    傷がつきやすく、メンテナンスに手間がかかる。
    💰 価格目安: 1,500~3,500円/m(施工費別)

    4. タイル巾木
    ✅ おすすめ度: ★★★★☆(耐久性&高級感◎)
    🔹 特徴:

    耐水性・耐汚性が高いため、汚れやすい場所に最適。
    重厚感や高級感があり、デザイン性も高い。
    掃除がしやすく、清潔感を保ちやすい。
    🔹 適した飲食店:

    ホテル内のレストラン
    高級フレンチ・イタリアン
    バル・ワインバー
    🔹 デメリット:

    割れやすいため、強い衝撃には注意が必要。
    施工費が高め。
    💰 価格目安: 3,000~6,000円/m(施工費別)

  • 大寳 直人 (図面作成、内装デザイン) 2025-01-30 17:32:46.0投稿

    流儀

    巾木の種類によって用途、デザイン性、施工性、コスト面が異なりますが、
    主な巾木の種別と用途を記載いたします。

    ■耐久性・耐水性を重視する
    ・厨房や水回り → ステンレス・塩ビ巾木
    ・ホール・客席 → アルミ・タイル・木製巾木(用途に応じて)

    ■清掃のしやすさ
    ・防水性があり、汚れを拭き取りやすい素材を選ぶ。
    (塩ビ・ステンレス・タイルなど)
    ・ゴミが溜まりにくい形状(フラットなデザイン)を選ぶと
     メンテナンスが楽になる。

    ■デザイン性とのバランス
    ・モダンでスタイリッシュな店舗 → アルミ巾木
    ・高級感を演出したい → タイル巾木
    ・ナチュラルな雰囲気にしたい → 木製巾木(撥水処理推奨)

    ■高さの選定
    ・標準的な高さ:60mm~100mm
    ・傷や汚れが気になる場合:100mm~150mm
    (掃除機の衝突や靴の擦れ対策)

    【まとめ】
    ・厨房や水回りは「ステンレス・塩ビ巾木」
    ・カジュアルな店舗は「塩ビ・アルミ巾木」
    ・高級感を求めるなら「タイル・木製巾木」
    ・高さは100~150mmにすると汚れ対策が効果的

  • 寺井 智彦 2025-01-06 10:01:04.0投稿

    流儀

    基本的に巾木はその場その場で採用している床や壁素材に適宜合わせて素材を選びます。
    例えば床が磁器タイルだった場合はタイル巾木や、木巾木。
    フローリングだったら木巾木。
    塩ビタイルだったらソフト巾木など。
    使い分けが重要です。
    耐久性が高いのはタイル巾木でしょう。
    木巾木やソフト巾木は取替が割と容易です。

  • 久保亜津子 2024-12-10 09:53:36.0投稿

    流儀

    流通量としては、ソフト巾木(塩化ビニル製)と木質系巾木が多いと思います。

    弊社では、デザイン上の観点から鉄製、ステンレス製、アルミ製の自社制作も検討することがあります。

    汚れた場合にソフト巾木は交換しやすいですが、チープな印象がぬぐえないですし、食材のフレッシュなイメージを損ねると感じ、わたしたちは飲食店ではあまり使用しません。

    また、話しは逸れてしまいますが、壁の汚れは巾木の高さ以上でも汚れることが多く、巾木の素材同様、壁の仕上素材を検討することも重要です。

    店内のレイアウトや動線を考慮し、歩くときに汚れる箇所、テーブルが壁のすぐ横にある時に汚れる箇所、会計カウンター回りで汚れる個所は異なります。

    そのため、デザイン、メンテナンスのしやすさ、経年変化など総合的に 巾木含めた壁全体のデザインを設計者とお決めになることをお勧めします。

    最後に個人的には巾木がないすっきりとした壁が好みということもあり、巾木を取付ない場合の壁と床の収め方や下地の工夫により壁の強度を保持する、など様々な巾木無し壁のアイデアを持っています。

  • eitetu matuura (Interior design) 2024-11-11 09:53:32.0投稿

    流儀

    飲食店の壁を保護するための巾木(はばき)の選び方についてご紹介します。飲食店の環境は、汚れや傷がつきやすいため、耐久性やお手入れのしやすさが重要です。

    1. 素材
     ・ステンレス巾木
  耐久性と耐水性が高く、清掃が簡単です。特に厨房や水回りに適しており、衛生面を考慮する飲食店には最適です。
     ・PVC(ポリ塩化ビニル)巾木
  比較的コストが抑えられ、傷や汚れに強いのが特徴です。弾力があるため、衝撃にも強く、カウンター周りや椅子がよく当たる場所などに適しています。

     ・アルミニウム巾木
  軽量で、サビに強いため、メンテナンスが少なくて済みます。インテリアのスタイルに合わせて、モダンな見た目を求める場合におすすめです。

     ・木製巾木(特殊加工)
  温かみのある雰囲気を出したい場合に良いですが、飲食店では汚れやすいため、撥水・防汚加工されたものを選ぶとよいでしょう。

    2. デザインと高さ
     ・高さ5~10cm程度
  低めの巾木は目立ちにくく、内装の邪魔をしませんが、床の清掃やぶつかりやすい場所には十分な保護効果を発揮します。
     ・シンプルで清掃しやすいデザイン
  凹凸が少ないフラットなデザインを選ぶと、汚れが溜まりにくく、清掃も楽です。

    3. カラー選び
     ・壁や床と統一感のあるカラーにすることで、店舗の内装に調和します。汚れが目立たない暗めの色や、シルバーやブラックなどのスタイリッシュなカラーも飲食店には適しています。

    4. 耐久性
    ・飲食店は人の出入りが多く、家具や掃除道具が当たることが多いため、耐久性が高く、摩耗に強い素材を選ぶことが大切です。
     これらのポイントを考慮すると、ステンレス巾木やPVC巾木は、特に飲食店向けの選択肢として優れています。また、清掃がしやすく、内装に調和したカラーやデザインを選ぶことで、長期的に店内の美観を保つことができます。

  • 匿名さん 2024-11-07 16:04:04.0投稿

    流儀

    木巾木やモルタル巾木、ステンレス巾木、ソフト巾木などたくさんの種類がありますが、絶対にこれがおすすめということはなく、使用する箇所の特性やデザイン性で巾木の選択をするのがいいと思います。水回りや防水箇所ならモルタル巾木やステンレス巾木がいいですし、店内の温かみを持たせたいなら木巾木など。とにかく安くしたいならソフト巾木がいいと思います。

  • 三宅右記 (設計デザイナー) 2024-11-05 12:02:26.0投稿

    流儀

    低コストでお探しであればソフト巾木となります。デザインを優先するならばMDFに塗装。より高単価の空間の場合は硬木で暗めの着色を施します。

  • 北村 泰之 2024-10-30 12:55:04.0投稿

    流儀

    飲食店の壁の傷・汚れを防ぐ方法として、例えば床のタイルなどの材料を巾木として立ち上げる方法があります。床材が巾木として立ち上がるので傷や汚れにも強く、デザインとしても違和感がなく仕上がると思いますので、お店の出店や改装の際にはご検討してみていただければと思います。

  • 正木広大 (デザイン・設計・施工) 2024-10-29 18:07:32.0投稿

    流儀

    汚れに強くタフな素材が求められると思います。
    厨房ですと、ステレンレスやタイルが基本だと思います。
    厨房・客席含めて掃除の仕方によって巾木の高さを調整する必要があるので、床をどのエリアまで水洗いしたいのか等打合せ時に伝えておくのがポイントかと思います。

  • 志村 聡 2024-10-29 18:07:29.0投稿

    流儀

    お世話になります。
    巾木につきまして先ず、飲食店舗でよく使用するタイプはソフト巾木というゴム製の製品です。
    色も種類がありますのでクロスか床材の色に寄せて選ぶことをお勧めいたします。木柄もございますがフェイク感が出てしまいますので雰囲気重視される際は木工巾木の高級感が出るタイプをお勧めいたします。
    また、床がタイルのように目地・波打ちがある場合はソフト巾木のタイプの方が波打ちに合わせて施工ができます。隙間などが気になる方はソフト巾木をお勧めいたします。

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