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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜

問い

サービス店舗・施設向けFAQ

last update:2025-04-30 10:03:01.0

オフィスのレイアウトを考える際、通路幅はどのくらい確保するのが適切でしょうか?

快適なオフィス環境を実現するため、基準となる通路幅についてお伺いしました。

  • 宮上 悠吾 (営業) 2025-04-30 10:03:01.0投稿

    流儀

    オフィスの通路幅は、快適な動線・安全性の観点から、適切に設計することが非常に重要です。以下に、用途ごとの目安と考慮すべきポイントをまとめます。

    ■一般的なオフィスの通路幅の目安

    通路の種類
    ①主通路(人の往来が多い)・推奨幅(目安):1,200〜1,500mm
    2人がすれ違える、コピー機等の利用もスムーズ。

    ②支通路(デスク間など)・推奨幅(目安):800〜1,000mm
    背中合わせで座っても圧迫感が出ない幅。

    ③最低限の通路幅(片側のみ通行)・推奨幅(目安):600mm以上
    法的にはこのくらいが限界。あくまで緊急時にも注意。

    ④車椅子対応が必要な場合 ・推奨幅(目安):1200〜1,500mm以上
    バリアフリー対応ならこの寸法が基準。

    ■気をつけたいポイント
    ①椅子の引き幅を忘れずに計算する
    →椅子は1脚あたり600〜700mm程度引かれることを想定。

    ②ドアや引き出しの開閉範囲を含めた寸法計画
    →通路とぶつかる位置に引き戸や収納がある場合は、干渉しない距離を確保。

    ③人の流れが集中する場所はゆとりを持つ
    →入口周辺、会議室の前、複合機周りは1,200mm以上が理想。

    ④レイアウト変更・増席の可能性を見越して余白を作る
    →あまりにタイトな設計は、将来的な柔軟性を失う原因に。

  • 寺島 彰吾 2025-02-07 13:44:54.0投稿

    流儀

    オフィスのレイアウトを考える際、通路幅は業務の効率性や安全性、快適性を確保するうえで重要な要素です。適切な通路幅は以下のような基準で決めると良いでしょう。

    1. 一般的なオフィスの通路幅の目安
    通路の種類 推奨通路幅
    メイン通路(オフィスの主要動線) 120~150cm
    サブ通路(デスク間の移動用) 80~100cm
    車椅子対応の通路 90cm以上(推奨120cm)
    2. 通路幅を決める際のポイント
    ① メイン通路は最低120cm以上を確保
    120cm → 一人がスムーズに通行可能。
    150cm以上 → すれ違いが楽で、ストレスのない動線を確保。
    ② デスク間のサブ通路は最低80cm
    80cm → 一人が通行可能な最低限の幅。
    90~100cm → 椅子を引いた状態でも余裕を持って通行可能。
    ③ 車椅子対応が必要な場合
    90cm以上(推奨120cm)
    → 車椅子がスムーズに移動できる幅。ドアの開閉スペースも考慮。
    ④ 非常時の避難動線も考慮
    法令上、避難経路となる通路は120cm以上 が推奨される。
    出入口付近の通路は混雑しやすいので150cm以上 を確保するのが理想的。
    3. レイアウト設計の際の注意点
    デスクの配置と動線を考慮
    → 人が頻繁に通るエリアと静かに作業するエリアを分ける。
    可動式の家具を活用
    → レイアウト変更しやすく、柔軟に対応できる。
    通路上に障害物を置かない
    → プリンターやキャビネットを通路内に設置すると通行しにくくなるので注意。
    4. 具体的なレイアウト提案
    フリーアドレスオフィス(自由に席を選ぶオフィス)
    → 通路幅は広め(120~150cm) にして、流動的な動線を確保。
    固定デスクオフィス(固定席が決まっているオフィス)
    → デスク間の動線を考え、90cm以上 の確保を推奨。
    通路幅は、オフィスの快適性と作業効率を大きく左右します。
    目的や利用者の動線を考えたレイアウト設計を心がけることが重要です。

  • 大寳 直人 (図面作成、内装デザイン) 2025-01-30 17:01:19.0投稿

    流儀

    メインになる通路は200mmあれば大人2人がすれ違えますが、
    ゆとりある空間構成とするならば1500mmが推奨値になります。

    サブ通路(デスク間の同線)は900mm以上あれば椅子を引いても
    人が通ることができます。

    また、車椅子使用者同士がすれ違うために必要な寸法は1800mm以上と
    されております。

  • グリッドフレームチーム 2025-01-15 10:00:22.0投稿

    流儀

    オフィスの通路幅は、1人通る場合は900mmが基本です。
    メイン通路はストレスなく人とすれ違う事ができるよう1600mmが理想です。

    オフィスの人の流れや動きを想定しながら目的に応じたレイアウトを計画する事が重要となります。
    限られたスペースに詰め込みがちになる方が多いので、平面図でレイアウトした際、少し足りないかな?と思う位が案外丁度良いのかもしれません。

  • 寺井 智彦 2025-01-08 11:18:11.0投稿

    流儀

    通路幅は下記の広さを確保するようにしています。

    単独で通行する通路幅: 60~80cm
    2人が並行して通行する通路幅: 120~160cm
    車椅子での通行を考慮した通路幅: 90cm以上
    デスクとデスク間の通路幅: 160cm以上(理想は180~210cm)

    オフィスでの作業内容によって、通路幅を検討しなければならない場合もあります。
    物件によっては法規も関わってくるため、プロに相談するのをおすすめします。

  • 三宅右記 (設計デザイナー) 2025-01-06 10:03:36.0投稿

    流儀

    通路の用途によって異なることを前提にお答えします。

    メイン通路 120~150cm
    デスク間の通路 90~120cm
    会議室内の通路 100~120cm
    程度を基準に変更するとよいです。

    一般に大人一人通りの二必要は最低寸法は60cm
    向かい合わせで行き来するには最低120cm
    が必要です。

  • 渡邉 博己 (デザイン・ディレクション) 2024-12-23 10:09:50.0投稿

    流儀

    建築基準法施行令第119条の表で建築物の用途により廊下・通路幅の規定がありますが、オフィス内のレイアウトを考慮する上では特に法的な規定は無いと思われます。なので実質的な考え方の場合、大人一人が通る幅は約60㎝なのですれ違う通路を確保する為には60㎝×2=120㎝と考えるのが良いと思います。あとはレイアウトに応じてミニマムな通路だけの場合は60㎝と使い分けるように考えると良いかと思います。

  • kenji hori (Interior design) 2024-12-20 12:44:18.0投稿

    流儀

    オフィスのレイアウトを考える際、通路幅は以下のポイントを参考に設定することをお勧めします。

    通路幅の基準
    1、主要通路
    ・最小幅1,200mm以上。主な移動経路となるため、複数人がすれ違うことができる幅を確保することが重要です。

    2、副次通路
    ・最小幅900mm以上。各オフィスやデスクに通じる通路は、この幅を基準にすると良いでしょう。

    3、車椅子対応
    ・車椅子利用者が通行可能な通路幅は1,500mm以上が理想的です。回転や方向転換を行うスペースも考慮する必要があります。

    その他のポイント
    ・視認性の確保: 通路を直線に保ち、視認性を高めることで安全性を向上させます。
    ・障害物の排除: 通路上に障害物を置かないようにし、常に確保された状態を維持します。
    ・動線の最適化: 人の流れをスムーズにするために、通路の配置を工夫しましょう。

    これらの基準を参考にして、快適かつ安全なオフィス環境を計画して下さい。

  • 久和原 忠 (デザイン・ディレクション ) 2024-12-12 09:49:16.0投稿

    流儀

    有効900mmを確保したいものですね。椅子背面を通る通路では椅子奥行450mm分をプラスして考えられるとよいのではないでしょうか。

  • 志村 聡 2024-12-04 09:57:21.0投稿

    流儀

    こんにちは。
    オフィスの通路幅につきまして私の見解ですとフロアの広さにもよりますが、80cm程度は欲しいところと考えます。狭くても60cmは確保をされたほうが良いかと思います。
    また、オフィスは店舗と違い音を感じやすいので距離を離すべきかと思います。ご検討宜しくお願い致します。

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