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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜

問い

注目 飲食店舗向けFAQ

last update:2025-06-12 18:36:42.0

中華料理店の店舗設計で注意すべき備品の配置や選定ポイントはありますか?

中華料理という業態の特性を踏まえた上で、自身のお店を成功させるためにどのような視点で備品を選び、どのように配置計画を立てれば良いのか、ポイントや注意点をお聞きしました。

  • 入山 裕貴 2025-06-12 18:36:42.0投稿

    流儀

    ■ 中華料理店の設計で注意すべき備品配置・選定のポイント
    中華レンジ(コンロ)は高火力に対応した排気設備が必要
     → 油煙が多いため、しっかりした換気とグリスフィルターが必要です。

    厨房の壁や床は耐熱・耐油性のある素材に
     → 油が飛びやすいので、掃除しやすく火にも強い素材を選びましょう。

    厨房の動線は調理と配膳がスムーズに行えるように設計
     → 炒める・揚げるなどの作業スペースがぶつからないように配置します。

    調味料や鍋など大型の道具用の収納を忘れずに
     → 作業効率を上げるため、手元に道具をまとめられる工夫が必要です。

    ニオイ・音への対策も必要
     → 活性炭フィルターなどでニオイ対策、壁や天井に吸音材を使うとベターです。

    必要に応じて、厨房レイアウトや設計事例の紹介も可能です。お気軽にご相談ください。

  • 寺島 彰吾 2025-06-11 17:12:43.0投稿

    流儀

    【中華料理店の店舗設計で注意すべき備品と配置のポイント】
    ① 業務用ガスレンジ(中華レンジ)
    **高火力対応(バーナータイプ)**が必須。1口ごとに水冷・排気フードをしっかり整備。

    厨房の熱がこもりやすいので、排気・換気設備は強力なものを。

    ② フード(排気ダクト)
    油煙が多く出るため、大型のフード+グリスフィルターを設置。

    ダクト内の清掃口の設置や、防火ダンパーも忘れずに。

    ③ 冷蔵庫・冷凍庫の配置
    作業動線に沿って配置(仕込み用と調理用で使い分け)。

    食材をすぐ取り出せる位置に配置すると効率アップ。

    ④ 作業台・シンク
    調理台の広さ・高さは鍋振り作業に合った仕様に。

    シンクは油分・食材ごとに分けて配置すると衛生的。

    ⑤ フライヤー
    中華は揚げ物が多いため、油跳ね防止板や防火対策を。

    コンロとフライヤーの距離は30cm以上空けるのが一般的。

    ⑥床・壁材
    耐熱・耐油・滑りにくい素材を選ぶ(例:ノンスリップタイル)。

    定期清掃しやすい素材が◎。

    💡その他のポイント
    項目 ポイント
    食器棚 調理導線の近くに設置。耐熱・防湿仕様が理想
    配膳カウンター 調理とホールの間に。スムーズな受け渡し動線を確保
    消火器・防火設備 火気使用が多いため、防火設備の設置義務に注意(自治体指導)

    ✅事前確認がおすすめ
    保健所・消防署・ガス会社に図面段階で確認することで、無駄な修正が減ります。

    内装業者には「中華厨房の実績がある会社」を選ぶと安心です。

    ご希望があれば、中華料理店の厨房レイアウト図の例や、おすすめの備品リストもお作りできます。必要でしたらお申し付けください。

  • 三崎優司 (設計・現場管理) 2025-06-11 13:33:12.0投稿

    流儀

    始めまして。
    中華料理店ですが飲食店の中でも油脂を使う量が多い為、グリストラップの容量選定や排気能力は注意すべき点かと思います。
    また、床を防水して水洗いができるような形にすることが多いので勾配も浅くならないように気をつけるポイントです。

  • コスモデザイン企画 2025-06-11 13:33:00.0投稿

    流儀

    中華料理店の店舗設計では、火力が強い厨房設備や油の使用頻度が高いという特性をふまえ、備品の配置や選定には以下のような注意点があります。

    ✅ 厨房まわりの注意点
    1. 強火力に対応できる設備
    中華料理は「強火」が命。中華レンジ(2~3口)などの高火力バーナーは必須。

    高温に耐えるステンレス製壁材や耐熱床材(エポキシ系、セラミック系)を選定。

    2. 油煙対策(換気・フード)
    中華調理は油煙の発生量が多いため、**大型のフード+強力な換気ファン(排気量設計)**が必要。

    フードの位置とサイズは、コンロの位置に合わせて余裕を持って設計。

    3. 防火対策
    高温になる厨房では防火材使用が義務になる場合あり(法令確認要)。

    消火器や自動消火装置付きフードの導入も検討。

    ✅ 作業動線・備品配置
    4. 調理・配膳動線
    「調理」「盛り付け」「配膳」「洗浄」の動線がスムーズに繋がるように。

    中華鍋や寸胴など大物調理器具の収納場所も事前に確保。

    5. 冷蔵・冷凍ストックエリアの確保
    中華は食材種類が多い。縦型冷蔵庫と作業台一体型の横型冷蔵庫をうまく組み合わせる。

    調味料・乾物などの常温保管エリアも必要。

    ✅ フロア側の注意点
    6. 油汚れのしやすさを前提とした内装材
    床:ノンスリップ性・掃除しやすい素材(長尺シート、防滑タイルなど)

    壁:腰壁にキッチンパネルやメラミンなどの汚れに強い材質を

    巾木:アルミやステンレス製のものが清掃・耐久性に優れる

    7. テーブル・イスの素材選び
    油がついてもサッと拭ける合皮・木目調メラミン素材などがおすすめ。

    椅子の脚部に滑り止めやゴムを付けると床面保護にも◎

  • 安部 直 アポロ (営業) 2025-06-11 13:32:55.0投稿

    流儀

    中華料理店の設計では、火力や油汚れなど業態特有の要件を満たしつつ、店舗コンセプトに合った備品選びと動線設計、清掃性を重視した配置が重要です。これにより、効率的かつ魅力的な店舗空間を実現できます。

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