問い
last update:2025-02-20 15:50:59.0
ケーキ屋を開業予定です。物件探しの段階なのですが、設備において確認すべきことはありますか?
飲食店の中でもレイアウトが特殊なケーキ屋。物件選びで失敗しないために確認が必要なことをお聞きしました。
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寺島 彰吾 2025-02-20 15:50:59.0投稿
流儀
ケーキ屋の開業に向けた物件探しでは、以下の設備面を重点的に確認する必要があります。
1. 電気容量
- オーブンや冷蔵庫・冷凍庫などの機器を使用するため、**十分な電気容量(契約可能な最大容量)**があるかを確認。 - 目安として、最低でも30kW以上の契約が可能か(業務用オーブンを複数台使う場合は50kW以上を推奨)。
2. 給排水設備
- グリストラップの設置義務があるか(地域の保健所の規定を確認)。 - 水回りの配管が十分に整備されているか(特に製菓では大量の水を使うため)。 - 給湯設備(温水が必要な作業があるため、適切な給湯器が設置可能か)。
3. 換気・空調
- 業務用オーブンを使うため、排熱や換気設備が十分か。 - 厨房エリアの温度管理ができるか(特にチョコレートや生クリームを扱う場合は空調の安定性が重要)。
4. ガス設備
- 電気オーブンを使用する場合は問題ないが、ガスオーブンを使用する場合は都市ガス or プロパンガスの対応状況を確認。 - ガスの配管や供給量が業務用機器に対応できるか。
5. 冷蔵・冷凍スペース
- 厨房内に冷蔵庫や冷凍庫を設置する十分なスペースがあるか。 - 室外機の設置スペースが確保できるか(建物の規制によっては設置が制限されることも)。
6. 排水・汚水処理
- 排水がスムーズに流れるか(特に建物が古い場合は詰まりやすいことがある)。 - 保健所の指導に従い、必要な汚水処理設備が整っているか。
7. 天井高とレイアウトの自由度
- 大型機器の搬入が可能か(入口のサイズ、通路幅をチェック)。 - 作業スペースが適切に確保できるか(動線を確保しやすいか)。
8. 防火設備
- 消防法の規定に適合しているか(特に厨房設備が関わる場合)。 - 消火設備(消火器、火災報知器、スプリンクラー)が適切に配置されているか。
9. 営業許可の取得可否
- 物件が保健所の営業許可を取得できる条件を満たしているか(内装・設備の変更が必要になる場合もある)。 - 以前に飲食店が入っていた物件なら、どの種類の営業許可を取得していたかを確認。
【追加のポイント】
✅ ダクト工事の可否:建物の構造上、ダクトの新設・増設ができない場合がある
✅ 周辺住民への影響:臭いや騒音の問題がないか(特に住宅地の場合)
✅ 家賃と設備投資のバランス:設備を整えるのに高額な工事が必要な物件は避けたほうが無難
開業前に、保健所や消防署に相談しながら物件の適合性を確認するのがおすすめです。
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流儀
①キッチンの広さ
広さとレイアウトが十分かどうかを確認します。ケーキを調理・焼成するためのスペースが必要です。導入を検討している設備の大きさ(オーブンや冷蔵庫等)を考慮した確認が必要です。
②給排水設備
ケーキ屋では多くの水が使用されるため、十分な排水設備が必要です。排水溝や排水パイプの状態を確認し、問題がないかどうかをチェックします。
③換気設備
キッチン内の換気は必須です。焼き菓子を扱う場合は、換気設備が効果的であることが重要です。
④電気/ガス設備
オーブンや冷蔵庫、ミキサーなどの機器を適切に動作させるために、十分な電力供給が必要です。電気/ガス設備の容量や状態を確認します。
⑤衛生設備
食品業界では衛生基準が非常に厳しいため、衛生設備が整っていることが重要です。手洗い設備や清掃用具の収納スペースなどを確認します。
⑥火災安全
キッチン内の火災安全設備が整っているかどうかを確認します。火災警報器もしくは消火器の設置が必要です。
⑦フロア素材
キッチンエリアでは滑りにくく清掃も可能なフロア素材等を選ぶことが重要です。安全性と清潔さを確保するためにも、フロア素材にも注意が必要です。
これらのポイントを考慮しながら、物件を選定することが重要ですが、全てを補えるテナントや物件はなかなか見つからないのが現状だと思われます。優先順位としては、①広さ(坪数)、②給排水設備、③電気容量(電灯・動力)④ガス容量を中心にお探しになる良いかとお思います。
足りない部分は後の工事で補うことは可能ですので、お気に入りの物件が見つかればご相談いただければ、ご一緒に設備状況等の確認もおこなえます。 -
流儀
給排水の配管のサイズ
排気フードがちゃんと外に出せるか
電気容量100vと200v
そしてオーブンの重さに耐えらえる床であるか
オーブンは非常に重いので
一番は電気容量ですかね! -
流儀
ケーキ店の開業をお考えとの事で、どんなお店を目指すかで変わってくるかとおもいますが、想定として個人オーナー様で路面店でお店をお考えという事で申し上げますと、できれば1階の通りから目立ちやすい場所(お客様から認知しやすい場所)という事が申し分ない条件と言えるかと思います。 また、テナント内部の設備関係ですが、ケーキ店という事で厨房を要しますので給排水ガス設備がどの程度まで整っているのかの確認が重要です。 また、排水管や給水管のサイズなどもご自身が思っている作業で賄っているのかどうか?などの確認が必要です。 これは専門の内装業者様と一緒に確認することで直ぐに分かるかと思います。
ご参考になれば幸いです。
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寺井 智彦 2024-01-15 09:52:25.0投稿
流儀
物販のみor物販+製造もするのかで確認事項は異なります。
ほとんどが店頭の後ろで製造もするパターンが多いと思いますので、
電気容量、空調&換気設備、ガス、給排水設備が設置可能かの現場の確認は必要です。空調は室外機が近くに置けるのか?換気設備の排気も近くに出してOKなのかもテナントに確認が必要です。 -
匿名さん 2024-01-11 10:00:40.0投稿
流儀
飲食店の物件取得にはインフラ設備の確認は必須です。
ガスや電気の容量など専門的な知識が必要になってきますので、デザインのみでは無くしっかり知識を持ったデザイン会社を選ぶと良いかと思います。 -
流儀
インフラがお考えのテナントに導入可能か、どの程度既に引き込まれているのか確認することが重要だと思います。規模にもよりますが電気容量を必要とする厨房機器が多いので、テナント契約される前に必ず確認される事をお勧めします。
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匿名さん 2023-12-21 13:50:07.0投稿
流儀
ケーキや材料の品質を維持しつつ保管するためには、安定した温度管理が不可欠です。十分な大きさや機能を備えた冷蔵・冷凍設備が必要になりますので、物件探しの段階ではそういった大型業務用家電を設置するスペースをまず確認すべきでしょう。
広い作業スペースは作業効率の向上に直結するため、作業台やディスプレイのスペース確保も考慮した上で物件を決めていくのがよろしいかと思います。
大型のオーブン等を使用する場合には、適切な電気供給が可能かどうかを調べておくとよいでしょう。使用する設備機器に対して電力容量が不足していると改修工事が必要になることもあります。
来店されたお客様に快適な空間を提供するため、飲食店として基本的な設備は整えておきたいところです。お客様向けに清潔なトイレ設備があるのが望ましいと思います。また火災報知器や消火器等、安全に関する法規に遵守する設備も一通り確認しましょう。 -
志村 聡 2023-12-20 10:02:06.0投稿
流儀
ご回答させていただきます。
洋菓子業界のご出店は大型容量の厨房器具が多いため、既存の店舗に来ている電気・ガスの容量はチェックを必ずされたほうが良いです。
インフラ設備の容量UPはコストも非常にかかります。また、建物によっては上げられない場合もございます。
予め使用する機器の容量を算定し、物件選びに活用することをおすすめいたします。 -
流儀
菓子製造業の許可が必要になるので、イートインや菓子以外のコトを併用でやるビジネスモデルをもし考えているのであれば、厨房2つが必須だと思います。その場合、排水の位置、換気ダクトの位置は重要ですので、ビジネスとしてやりたいことに多様性を持たせるのであれば、既存排水の位置、空調(エアコン)の位置、換気がどう抜けるのか、電気容量(ネット販売で急速冷凍庫使用等の場合)などを確認して、設計者に伝えることが良いかと思います。
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