問い
last update:2025-02-14 16:40:23.0
古民家の物件を内装を変えてカフェを出店予定です。内装プランや出店計画を考える上での注意点があれば教えてください。
住宅から店舗へ改装をする際、建築基準法に違反しないか、用途変更などの申請が必要かなど確認するべき要項は様々あります。
今回はカフェを出店するケースを元に、法令や考え方などを建築設計にも携わっているデザイナーの方々にお聞きしました。
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流儀
業態によって、問題と感じるのか味わいと感じるのか様々ですが
一般的には、
・天井や壁の隙間から、埃が落ちてくることが多いので
密閉性を高めるか、天蓋や間仕切りなどで落ちにくくする
・設備面では、既存品は老朽化していることもあるため、事前に確認
・白アリやカビの発生の有無 -
流儀
古民家の物件を変えてカフェ出店の際の内装プランや出店計画での注意点ですが、一番大切なことはこれから始められる事に対しての【コンセプト】を決める事かと思います。 古民家を利用してどういったサービスをお客様に提供していくのか? などを考えた時に自ずと内装などのハード目面も見えてきたりしますし、提供する料理などをどういった演出でサービスするかによってもプランが変わってきたりします。 オーナー様のやりたい事(どんなお客様にきてほしいか!?)によってそれに相応しい内装を我々が考えてご提案していくような事だと思います。
また、出店計画をする際に“古民家カフェ”という事を売りにするのか、またはその他の物を売りにするのかなど、「うちのお店はこれが一番の売り!」という事を決められる事が最も重要だと考えます。また、どこでやるのかなどの立地も重要になってきます。
わざわざそこに来てもらえる仕掛けを考えて実践すると良いのでは無いかと思います。
ご参考になれば幸いです。 -
匿名さん 2021-01-22 09:32:21.0投稿
流儀
古民家の物件は古い為、建物としての性能に問題があるケースが多いです。建物の構造の部分で言うと、特に基礎まわりはシロアリや腐食で土台の木が木がボロボロになっていたりします。また、雨漏れのや外壁に穴が空いていたり、断熱性能が低いなどの問題も散見されます。住宅と違い、店舗の場合はある程度は目をつぶる事もできるかと思いますが、まずは、建物性能の把握から始める必要があります。また、木造なので抜いてはいけない柱も有りますので、古民家を熟知している飲食店に強い設計施工会社に頼む事が良いと思います。
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匿名さん 2020-12-16 09:43:10.0投稿
流儀
私自身数多くの京町屋再生店舗、古民家再生店舗、文化財住宅再生店舗を担当させて頂きましたが、建物の基本となる躯体が腐れ、シロアリ等により犯されていないかが、御予算面も含め重要となります。
皆様は内外装の店舗としてお金を生み出す外観に於いては注意深くご視察頂き改装時にも十分な御予算を組んで頂ける事が多いですが、売り上げに影響せぬ躯体部分は見えないだけに、現在問題なく建っているのでそこは予算を殆ど組まれない事が多く、工事を始めて開いてみてからパブリック利用をされる店舗としては危険であると判断する事となり、予想外の多額の工事金額を請求される事がありますのでご注意下さい。
また、建築基準法、消防法の基準を満たさない建築物を店舗利用する事となりますので、必要以上に不燃化に費用が掛かる事も事実です。
無知な業者や悪徳業者は法令を無視して施工している事例が多く見受けられますが、その店で今後長きに及び運営される施工主の皆様こそ、ご自身の身の安全を守り、長くご利用頂ける様、御見積書の価格だけではなく内容を正しく吟味頂く事が必要です。 -
流儀
古民家の飲食店改装には、設備容量増設が不可欠になる事が多いです。
もともと民家レベルの設備しか入っていなく、使いたい器具の容量に対応できる空間作りをまず行う事が必要です。
また、基礎や柱など、腐食や漏水などがあるかよく確認してから動かないと、
実際のお店に対してかかる費用よりも加算される金額が多くなることがありますので、良くチェックすることが大切です。
補強や補修、増設など、予算把握ができてから、古民家ならではの味と雰囲気を残しながらの素敵な空間づくりをお勧めします◎ -
田中稔郎 2017-08-14 09:27:50.0投稿
流儀
古民家など、物件に歴史がある場合は、その空間がどのように人と関わって来たのかを想像してみることが大事だと思っています。お店の空間が、事業を後押しするということは、その空間に事業に関連したストーリーを感じ取れるということではないか、と思っています。
過去から現在・未来へとつながっていくストーリーをつくること。
お店づくりが創造的である所以はここにあり、古民家ならではの豊かなストーリーがそこに描けるはずだと思います。 -
匿名さん 2017-07-18 20:47:28.0投稿
流儀
古民家で、カフェとなりますと消防法などの適用なども考える必要があるかもしれません。ただ、古民家の良さをデザインで生かしていくことで、空間を演出することは可能です。
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匿名さん 2017-06-27 21:04:50.0投稿
流儀
厨房の作りは重要です。飲食店開業にあたり保健所検査が必要なため特に注意が必要です。古民家のイメージを守りつつデザイン設計が必要です。
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匿名さん 2017-01-30 09:43:46.0投稿
流儀
古民家の場合の改装は大規模修繕か小規模かによって建築確認が必要になるケースがあります。
建築確認が必要な場合は現行法に準じなければいけませんので、古民家といわれる建物の多くが現行法に準じていない場合があるので予算が大きくかかってしまうこともあります。
大規模修繕の区分け自体はまだ2017年1月現在では、あいまいなところがありますのでその土地の区域の行政に建築士の方と共に相談をした方がいいと思います。
またその土地の詳細自体では大規模修繕自体ができない場合もありますので
建物だけでなくその土地の情報もしっかりとられたうえで建築士などにご相談されることから始める方がよいかと思います。
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匿名さん 2017-01-25 16:30:03.0投稿
流儀
古民家をカフェとして再生させる場合は、先ず 機能や設備をチェックするコトが大切です。現状を把握した上で、お店のコンセプトや運営とリンクさせなければ、デザイン的、予算的にも「絵に描いた餅」になりかねません。
元々、その建物が持っている「味」のようなモノを引き出してあげるようなデザインを心掛けるべきだと僕は思います。 -
流儀
必要な法規が住宅と店舗では異なりますので、一級建築士にご相談されることをお勧めします。
構造の部分でも、建てたときの法規と現在では異なりますので注意が必要です。 -
流儀
古民家という事は、現行の建築基準法に適合していない建物であると思います。特に、構造部分の不適合は注意が必要です。例えば、増築や大規模修繕をする場合などには、古い部分を現行法規に合わせなければいけないケースもございます。
設計事務所の方であれば、その辺りもきちんと整理しながら計画してもらえますが、リフォームしか行っていない会社などきちんと設計する事ができない業者もいますので、注意が必要です。
設計事務所に相談することがまず最初にすべきことかと思います。
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