問い
last update:2023-10-27 15:40:14.0
今まで対応した設計案件で、一番大変だった現場は?
店舗を出店する際、物件の引渡し状態は様々です。
スケルトン物件であっても設備面で問題があったり、トラブルを抱えている物件の場合、
工費がかさんだり工期が伸びたりし、結果的に出店自体にも影響が出ます。
その際に、どのような物件の対応が大変かを回答していただきました。
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寺井 智彦 2023-10-27 15:40:14.0投稿
流儀
ミシュラン獲得している名実共に超有名店のリニューアル依頼を頂いた時は、もの凄く光栄で嬉しかった反面、もの凄い重圧と責任感を感じて身が引き締まりました。このお店だけでなく、その先の飲食店のある街の未来を背負った仕事だと自分に言い聞かせてお仕事させて頂きました。
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流儀
今まで対応した設計案件で一番大変だった現場ですが、某百貨店の時計宝飾売り場の案件で予め決まった予算に対してオーナー様の要望は妥協せずにハイクオリティを望む感じだったため、いかに意匠を損ねずにローコストを実現するかを物凄く考えました。当然オープン後の安心安全が絶対条件という事は言うまでもありません。 時計宝飾コーナーですので、ショーケースの硝子などは高透過硝子などを使用したり通常の硝子より高価なものを採用したり致しました。什器も一台一台別注製作で特に見えない部分の納まりなどをこちらで提案して職人のコストがかからない様な調整をさせて頂き現場を納めさせて頂きました。
現場の方もトータル7日間の中で20坪弱の空間を完成させる工事で昼夜問わず現場管理をした記憶があります。(もう20数年前のお話です。。。)
現在は物件毎に考える事は変わりませんが、その様なハード過ぎる現場は一件もない状況でお仕事させて頂いています。<感謝です。>
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久保亜津子 2021-06-14 15:54:48.0投稿
流儀
命に関わる事以外で「大変」と思うことは、あまりないのですが、
振り返ってみて、緊張感が尋常ではないレベルで日々続いたのが
アメリカでの日本料理店でのリノベーション案件でした。
設計だけでなく、家具・厨房機器の手配、設備の確認、保健所や消防検査対応など、まさに暗中模索の中でかたちにした案件です。
大学院で建築を学ぶ学生の立場で、かつ修士設計を進めながらの40坪の料理店のリノベーションは、時には施工者と口論、時にはクライアントに心配をお掛けしながら、やり切った案件でした。(英語を使って一人で交渉や確認作業は、その後アメリカで働く自信にもつながりました)
引き渡し後、お店はとても賑わい、私も建築学部の同級生や教授達と何度も訪れ、その時の「Good Job!」というたくさんの言葉に励まされて、今があると思っています。
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匿名さん 2020-12-15 09:42:46.0投稿
流儀
どちらの案件もそれぞれに大変な内容はあり、苦心を繰り返した形跡の残る作品ばかりですが、だからこそ想い出が多く、10年、20年と経過した案件がいまだに第一線で活躍している姿を見るのは感慨深いものが御座います。
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匿名さん 2020-12-01 09:40:46.0投稿
流儀
こんばんわ。
初めての計画で、という条件であれば、ラーメン屋は正直手こずりました。火力が強い店舗なので、消費カロリーと空調、換気設備との調整が思いのほか大変でした。 それに加えて急きょ、お施主様の要望で施工中に茹で麺機を火力の強い機器に変更になったため、そのあたりの調整を読み切れなかったので、完成後に苦労しました。
設備は床や天井などに隠れるため後手になると何かと大変ですので、隠れてしまうものにはお気を付けください。
ご参考になれば。 -
流儀
<特殊な事例>
工期が確定している中、お施主様が極端に設計段階での打合せ時間を作る事が困難だった案件。確認作業に万全を期す事が厳しかった。
<工事における環境制約の事例>
都心駅そば飲食街(単価高め)において。
●向かいのビジネスホテル:音だし工事NG指定時間(PM7:00~AM10:00)
●近隣の飲食店:音だしNG指定時間(AM11:00~PM2:00,PM6:00~)
音だし可能時間帯に極端な制約があり工期肯定調整が大変だった案件。 -
匿名さん 2019-10-03 19:11:33.0投稿
流儀
どれもこれも、大変でないものはないような・・・
でも、お客様が喜んでくれれば、すべてが報われるような気がします。
そんな中でも、印象に残っているのが、既存の図面にはない200角の
柱が壁の中に隠れていた現場です。
臨機応変に対応していただけるお客様で、その部分をうまく利用して
収納とDPに生まれ変わりました。
どんな現場もお客様に喜んでいただけるのがすべてです。
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匿名さん 2018-05-21 17:57:02.0投稿
流儀
工期が短く、工事中は完全常駐。音出し工事は夜間のみ。
プランや提案もFIXが遅れ工事と同時進行の現場が非常に大変でした。 -
匿名さん 2017-10-13 19:14:48.0投稿
流儀
楽な現場はあまりありませんが(笑)、元の図面が無い戦前の建物のお店の改修は大変でした。
現調したら基礎が無く、土台も腐っていて、結局、ジャッキアップして、基礎をつくることから始まり、その後も多くのトラブルがありましたが、完成した時のクライアントさんから言っていただいた感謝の言葉と、その後の繁盛ぶりを見て、ホッとすると共に、やってよかったなと思いました。 -
流儀
古い車庫を増築して物販店にした物件
確認申請がいる内容で、古い車庫だったので基礎が無筋であった。また木造で増築する部分はエキスパンションジョイントでつなげ、構造をそれぞれで確保。基礎補強も必要なので店舗でありながらかなり高度な建築知識と構造検討が必要なため、かなり大変だった。 -
匿名さん 2017-06-27 20:59:47.0投稿
流儀
夜間工事のみの現場は毎回大変かと思います
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匿名さん 2017-05-29 09:21:45.0投稿
流儀
大変さでいうとプロとして仕事をオファーされているので、どんなお仕事でも大変さがありそれを比較するのは難しいのですが・・・工事が納期ギリギリになり職人さんと一緒に現場に入って工事を手伝ったり、オープン前の準備の人手が足らずにクライアントさんと一緒に徹夜で商品を陳列したり、設計者の仕事ではない物も色々やってきました。
その中でも一番大変だったのはある都心の商業施設の核テナントさんの設計案件で、オープン直後に施工不良で看板が落下した時ですね。さいわい営業終了後でケガ人等は出ませんでしたが、一歩間違えば大変な事態になる所でした。工期を短縮する為に設計図書で指定していた工法と違う工法で仕上げていた事が原因だったのですが、設計者の監理責任も問われました。
すぐに謝罪へ伺い、原因調査と改良した工方案をお出しして、再発防止をさせていただきました。とはいえ、あの時は本当に肝が冷えました。
内装設計というと気軽にとられられがちですが、この一件以来お客様の命に関わる箇所もあるのだという事を痛感し、今も常に安全の事を意識して設計するように心がけています。
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