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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜

問い

注目 設計・デザインに関するFAQ

last update:2018-11-20 11:19:45.0

天井が低い物件で出店することになりましたが、窮屈さを感じさせないようにしたいです。どのような工夫ができるでしょうか?

天井の低い店舗で出店する場合、窮屈さを感じやすくなります。
少しでも空間を広く見せるために、どのような工夫ができるかを店舗デザイナーに回答していただきました。

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  • 市川明 (デザイナー) 2018-11-20 11:19:45.0投稿

    流儀

    まずは業種にもよると思います。
    夜を主体とした飲食店などは、基本照度を落としたりするシーンが多いかと思います。
    その場合は天井に意識がいかぬようなダークな色調にし、あえて直接照明で天井を照らすことを避けた方かよいかと思います。
    逆に日中が中心で明るい雰囲気で演出するのであれば、天井も明るいトーンにし、間接照明などで天井を明るくすることで、解放感にも似た感覚を得られると思います。

  • 小西 真人 (デザイナー) 2018-11-16 08:58:55.0投稿

    流儀

    まずは天井裏を確認することから始まります。少しでも上げれる箇所がないか、スケルトン利用が可能な状況か確認しましょう。
    一部分でも上がられればそこの部分を客席にするレイアウトを考えるなど検討の余地が生まれます。
    現状の天井レベルでいくのなら素材やテーブル高で圧迫感を出させないようデザインしていく必要があります。

  • 永田 武 (デザイナー) 2018-11-06 14:04:09.0投稿

    流儀

    物件にもよりますが、天井をスケルトンにするのが効果的でしょう。
    ただ、物件の規模にもよるところが注意点でしょう。
    小空間でスケルトンにすると変な虚無感がうまれるケースがあるからです。

    スケルトンにできない場合には、天井が低いというデメリットを
    どういかすかと熟考したうえでデザインすることが必要です。

    ・色の統一
    ・素材の統一
    ・視線のコントール
    ・印象の軽い素材を使う
    ・間接照明

     上記に記載したことなどを考えたうえでデザインすることが
     重要だと思います。

  • 牧野 歩 (設計施工) 2018-10-24 14:28:40.0投稿

    流儀

    窮屈がだめと考えるのを先ずやめることだと思います。
    意外と日常生活の中で自ら窮屈を選んでることもあると思います。
    電車の端っこがすきだったり。。。
    デザインなどで狭さを感じさせない方法は
    お店の中にランドマークをつくりそこに意識を集中させる方法や
    入り口の通路を狭くして通路を出たときに開放感を出すなどの手法がございます。

  • 谷川信人 (総合プロデューサー/デザイナー) 2018-10-24 13:42:47.0投稿

    流儀

    スケルトン天井にして塗装してしまうということは良くやる手法の一つですね。
    (現状復旧も絡むので確認が必要となりますが。。。)
    また、逆説的に圧迫感や狭さを利用しメリットと捉えレイアウト、デザインしてみてはいかがでしょうか。面白い空間ができるかもしれません。

  • ヤマシタマサトシ (設計・デザイン) 2018-10-17 19:13:06.0投稿

    流儀

    天井が高く開放感がある空間、憧れますよね。逆に低くて狭いと、居心地が悪いのではないか?と不安になってしまうお気持ちはよくわかります。

    でも、よくよく考えてみると、天井が高くて開放感があることが必ずしも良いとは限らないんです。

    認知心理学の研究によると天井高によって人間は心理的な以下の影響を受けると言われています。

    天井が高い空間の場合は大局的、抽象的な思考になりやすく、滞在時間が伸びやすい。つまり高い客単価で回転率の低いモデルに向いています。

    逆に天井が低い場合はより細部に意識が向きやすく、滞在時間は短くなりやすいそうです。ファストフードなどの客単価が低く、回転率をあげたい業態では逆にあえて天井高を抑える手法が採られることもあります。


    それらを踏まえた上で、それでも天井高の低い物件で広がりを持たせたい場合、例えば壁面や家具を明るい配色にしつつ天井だけ暗い色にする、低めの座席を用意して視線を下げる、一部だけでも高くできる箇所を探して天井を折上げる、などの手段があります。

    これらは物件によりますので、可能であれば物件を決める前の段階で設計者を同行させて、どのような手法がとれるかをご相談されることをお勧めします。

  • 金山 大 (設計・監理) 2018-10-17 15:18:15.0投稿

    流儀

    業態にもよりますが、テーブル高さ650、椅子も低座の椅子として、お客様の視点そのものを下げれば窮屈な印象は一変すると思います。
    また天井面に余計な装飾を施さず、照明も低い位置から、など様々な工夫で、天井の低さを逆手にとって居心地の良い空間に変えることができます。
    茶室や書院等の和空間は、物によって天井高さが1900や2050だったりしますが、様々な創意工夫によって、素晴らしい居心地を実現できている良い事例です。