問い
last update:2020/12/9
自宅の一室を美容サロンとして開業予定です。申請を含め、設計の際にはどのような点に注意すればよいでしょうか?
自宅の一室でサロンの営業を行う際、各種申請はもちろん生活スペースと分けた設計を行う必要があります。
出店時の注意点を店舗デザイナーの方々にご回答いただきました。
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流儀
美容サロンではパーマ液など一般的に生活臭としては嫌われる匂いを発する事となり、定休日が休日とは異なる為、顧客以外には不快な印象を与える事も少なくありません。
近隣店舗が寿司屋等の飲食店ではないことを確認され、店舗面積は十分ある事、並びに洗髪台等大きな設備も設置する事となりますので床の強度等が極端に老朽化していないかを確認されることが重要です。
マンションなどの1階テナントは理想的立地でしょうが、万が一、床の補強などが必要になれば、費用が大幅に膨れ上がるのは勿論ですが、共有財産であるマンションの管理組合との協議など様々な困難を乗り越える事となり、開業後の心象も含め営業に影響しますので重要ポイントとなります。 -
流儀
こんにちわ。
美容サロンの規模にも寄りますが、用途が変われば(住宅⇒店舗)たとえ一部とはいえ建物の用途変更申請が必要になる場合がありますので、そのあたりは計画する前に設計士さん等にご相談ください。
その他、水回り(水道・下水)や空調、換気などの設備関係がネックになってくると思います。
そのあたりがしっかりと整備できるかは事前の調査が必要になります。
ご参考になれば。 -
流儀
まずは保健所と消防署にご相談することをオススメします。
営業できそうだと判断がつけば、施工業者に相談し設備のチェックをしてもらい、それで問題なければ物件契約に進むという流れがスムーズだと思います。
上記の流れを丸ごと委託したければ、設計事務所にご相談するのが良いかと思います。 -
流儀
自宅で美容業種を開業する場合、木造の場合で在来工法であれば
店舗部分をひろげられる場合がありますが2×4工法や住宅メーカーが
建てた建物は間取りの融通がつきにくいので気をつけなければいけません。
美容サロンといっても美容室、エステサロン、マツエクサロンやネイルサロンなど様々な業種があり各分野において保健所に確認も必要になります。事前に保健所に確認するほうが良いでしょう。
美容室などは電気、水道等のインフラも考えなければいけませんので事前に設計者に
確認したほうがいいと思います。 -
匿名さん 2019/11/7投稿
流儀
使用機器にもよりますが、既存のご自宅の電気容量、水圧、排水などのスペックが足りない可能性があります。先ずはご自宅のスペックで使用予定の機器が使用できるかどうかなどを事前に設計者に確認された方が良いかと思います。
また、万が一使用機器が容量足りない場合、ご自宅の物件的にスペックアップ自体ができるかどうかの確認も必要となってくるので、ご自宅や近隣の環境調査も合わせて行って下さい。 -
流儀
プライベートサロンの場合は、“家っぽさ”を限りなく消すことに注意・注力した方がいいと思います。
プライベートサロンの多くが良く使うキャッチフレーズに“アットホームな雰囲気”がありますが、不動産屋さんで言うところの“閑静な住宅街”→“駅から遠い”“周りにコンビニもなにもない”みたいな、ネガティブ要素を無理やりポジティブワードに変換した類のものです。
大手サロン等とは内装費用の感覚が違うと思いますが、ライバルは街のサロンです。最小限の費用で街のサロンに負けない“お店っぽさ”をつくる工夫が必要です。
申請については、
マツエクサロンは保健所への申請が必要で、待合スペースや施術スペースの間取りをつくる上でも制約があるので注意が必要です。
エステ痩身系のサロンは特段申請はいらないはずです。物件を借りる際に不動産管理会社へ看板が出せるかくらいは確認しておく必要はあります。
脱毛サロンの場合は、電圧の強い機械を使うことが主流になっているようなので、一般的な100Vコンセントの他、別途200Vのコンセントの導入が可能かどうか確認が必要です。主に古い建物の場合、建物自体が導入できないことがあるので要注意です。
お住まいの都道府県、市区町村によって申請必要の有無が変わる場合がありますので、念のため保健所・役所へ確認することをお勧めします。
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匿名さん 2019/11/6投稿
流儀
自宅の一部屋をエステサロンにする場合、最低限の設備だけでも開業することは可能です。しかし、自宅エステサロン開業するのならば、お客様に愛されるエステサロンになりたいですよね。お客様は「きれいになりたい」「癒されたい」という思いから、数多くあるエステサロンの中から選んで通ってくれるのです。特に、自宅エステサロンに来てくれるにはそれなりの魅力がなければわざわざ足を運んでくれません。なぜなら、一元のお客様が自宅で開業しているエステサロンに通うには、それなりの勇気が必要なのです。自宅エステサロンは、アットホームなイメージの反面、とても敷居が高いイメージがあるのです。ですから、お客様が喜ぶようなサービスとココロを癒すような非日常的空間が必須条件です。初めてのお客様は、キャンペーン広告やご友人からのご紹介などで来店してくれますが、その後リピーターとして通い続けてくれるにはそれなりの努力が必要です。お客様のココロを掴むためには、技術とサービスはもちろんのこと、居心地よい空間で施術を受けて心も体もリラックスできるかどうかにかかっているといっても過言ではありません。そのために、自宅エステサロンの内装デザインはとても重要です。
間違っても生活感を見せないことが大切です。
申請などは、保健所と消防に確認しながら進めていくことをお勧めいたします。
地区によって、条件が変わってきますので、一概に言えませんのでその点を気をつけてください。
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流儀
美容業種の中でもエステサロンやヘアサロン等業種によって保健所の対応も様々です。先ずは最寄りの保健所で相談されるのが良いと思います。その上でビジネスプランを見直し、どこまで大きくしたいビジネスなのか?ブランディングの視点で自宅で始めるのが良いのか?店舗を構える方が良いのか?を考えてみた方が良いと思います。電気容量や給排水などインフラ等は知識のある設計者に相談すれば問題ありません。
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匿名さん 2019/10/23投稿
流儀
内装の仕上げと消防器具に注意が必要です。
美容室は保健所の検査が割と厳しいので待合室の面積やカットスペースへの通路幅、全体の照度計算などいろいろあります。
また電気関係で動力を使う場合は電気引き込みのやり直しなどがあります。あとは排水です。ヘアートラップ等で髪の毛を一旦とめなければいけないため、排水も注意してください。下水地域ならまだよいですが、浄化槽地域なら浄化槽取り替えの可能性があるので事前に設計者に相談された方がよいです。
デザイナーの流儀
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