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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜

問い

飲食店舗向けFAQ

last update:2025-02-14 16:54:16.0

飲食店を経営しているのですが、入店に繋がるよう目立つ看板を設置したいです。壁面看板や袖看板など、集客力を上げる看板を作る際のポイントを教えてください。

集客効果のある看板の特徴をお聞きしました。

  • 寺島 彰吾 2025-02-14 16:54:16.0投稿

    流儀

    飲食店の集客力を上げる看板の作り方:目立つデザイン&設置ポイント
    飲食店の看板は**「視認性・訴求力・デザイン性」**が重要です。
    適切な設置とデザインを施すことで、通行人の目を引き、入店率を高める ことができます。
    以下、壁面看板・袖看板・自立看板 などの種類別にポイントを紹介します。

    1. 看板の種類と特徴
    ✅ 壁面看板(ファサード看板)
    → 店の正面に取り付ける大型看板(メイン看板)

    💡効果的な活用ポイント
    ✔ 大きな文字で店舗名やロゴを明記(遠くからでも視認しやすく)
    ✔ 照明付きで夜でも目立つデザインに(バックライト・LED仕様)
    ✔ 背景色と文字のコントラストを強めに(白×黒、赤×白など)

    🔹 例:ラーメン店の場合

    「黒地に白文字」「赤+ゴールド」など、目立つ配色が効果的
    夜間営業ならLED照明付きで明るくする
    ✅ 袖看板(突き出し看板)
    → 道路や歩道側からの視認性を高める看板

    💡効果的な活用ポイント
    ✔ 歩行者・車から見やすい高さに設置(2~3m目安)
    ✔ 「〇〇ラーメン」「カフェ営業中」などシンプルな文言を入れる
    ✔ 照明付き・内照式看板にすると夜間でも目立つ

    🔹 例:居酒屋の場合

    「居酒屋 × 地名」を入れ、地域密着感を出す(例:「新宿 〇〇居酒屋」)
    縦型デザインが一般的(遠くからでも視認しやすい)
    ✅ 自立看板(スタンド看板・A型看板)
    → 店の前や歩道に置く移動可能な看板

    💡効果的な活用ポイント
    ✔ ランチメニュー・おすすめ料理を掲示(手書き黒板も◎)
    ✔ 「本日限定」「ランチ980円!」など目を引くキャッチコピー
    ✔ 矢印(→)を入れて誘導しやすく

    🔹 例:カフェの場合

    「本日のおすすめスイーツ」+写真付きで訴求
    スタンド型にして、風で倒れないよう固定する
    ✅ ネオンサイン・LED看板
    → 夜営業が多い店舗向け、光で目立たせる看板

    💡効果的な活用ポイント
    ✔ 店舗名+アイコンをネオン化(例:「🍕 PIZZA」)
    ✔ 光の色は暖色(赤・オレンジ)だと温かみ、寒色(青・緑)だとクールな印象
    ✔ 「OPEN」「営業中」サインを光らせて入店を促す

    🔹 例:バーの場合

    「BAR 〇〇」のみをシンプルにネオン表示
    青系ネオンはおしゃれ感、赤系ネオンは活気を演出
    2. 看板デザインの重要ポイント
    ✅ ① シンプルで見やすいフォント
    ゴシック体(太め) → 遠くからでも読みやすい
    筆記体・装飾文字 → 読みにくいので避ける
    ✅ ② 色のコントラストを意識
    背景色 文字色 視認性
    黒 白・黄色 ◎ 見やすい
    赤 白・黒 ◎ 遠くからでも目立つ
    白 黒・赤 ○ シンプルで視認性高い
    青 白・黄色 △ 少し見づらい
    **目立つ色使い(赤・黄色・白)**を採用
    過剰なカラフルさは避ける(2~3色に抑える)
    ✅ ③ 入店を促す言葉を入れる
    「本日限定!」「〇〇円OFF!」→ 期間限定感を出す
    「営業中」「OPEN!」→ 直感的に分かる言葉を
    「〇〇徒歩3分」→ 立地情報を入れるのも効果的
    3. 看板の設置場所のポイント
    ✅ 視認性を上げる位置
    壁面看板 → 目線より上(2.5m~4m)
    袖看板 → 道路沿いの高さ(2~3m)
    スタンド看板 → 通行人の目線の高さ(1~1.5m)
    ネオンサイン → 夜の視認性を意識して配置
    ✅ 周囲の障害物をチェック
    電柱・樹木・信号機が看板を遮らないか
    看板の前に車が止まりやすい場所は避ける
    4. 成功事例(飲食店の看板活用)
    事例①:ラーメン店
    🔹 採用した看板
    ✅ 黒×赤の壁面看板+LED照明付き → 遠くからも目立つ
    ✅ 袖看板(突き出し看板)に「自家製麺×濃厚スープ」 → 訴求ポイントを強調
    ✅ A型スタンド看板に「ランチ780円」&写真付き → 通行人の目を引く

    📈 効果

    看板設置後、ランチタイムの来店客が20%増加
    夜営業の視認性UPで、新規客の来店増加
    5. まとめ
    ✅ 壁面看板(ファサード) → 店名を大きく、照明付きで夜も目立つ
    ✅ 袖看板(突き出し) → 遠くからでも認識できるようシンプルに
    ✅ 自立看板(スタンド) → メニュー・割引情報で誘導
    ✅ ネオンサイン・LED → 夜間営業の飲食店におすすめ

    📌 デザインのポイント

    大きく、シンプルに、視認性の高いフォント
    コントラストを強くする(黒×白、赤×白など)
    入店を促すキャッチコピーを入れる
    適切な看板設置で、店舗の認知度を上げ、入店率UPにつなげましょう!

  • 三崎陽行 2025-01-21 18:24:24.0投稿

    流儀

    今や看板も多種多様になってきていますね。お店のブランドカラーやコンセプトにもよりますが、視認性の観点から申し上げますと、遠くから見渡して目に入ってくる色や形以外のデザインが視認効果(誘目性UP)に繋がります。
    また、地下や上層階などであれば階数・矢印など視覚的情報を付けるのも集客の一つかと思います。

  • 三宅右記 (設計デザイナー) 2024-11-05 15:57:56.0投稿

    流儀

    提供物の価格帯及び客単価によって考え方が大きく変わります。客単価が比較的安く、大勢の入店を考える場合は、大きくわかりやすい提供物の説明、と明るく光る看板、また道路一本入ったような視認性が悪い店舗については袖看板はかかせません。

  • 宮上 悠吾 2024-10-24 11:00:08.0投稿

    流儀

    飲食店の集客力を上げるための目立つ看板を設置する際のポイントをご紹介します。

    1. 明確なメッセージ
    ■シンプルかつインパクトのあるコピー: 看板に載せるメッセージは短くてわかりやすいものにしましょう。お店の特徴やおすすめメニューを伝える文言を考えます。
    ■特別なオファーを強調: 期間限定のメニューや割引などがあれば、目立つように強調して伝えます。

    2. 視認性の高いデザイン
    ■フォントと色の選定: 読みやすいフォントとコントラストの高い色を選ぶことで、遠くからでも視認しやすくなります。背景色と文字色の組み合わせには注意を払いましょう。
    ■サイズ感: 看板は大きめに作り、通行人がすぐに目に入る位置に設置します。文字のサイズも、一定の距離からでも読めるように考慮します。

    3. ユニークなデザイン要素
    ■ブランドイメージの反映: お店のコンセプトやテーマに合ったデザインを採用します。色合いや形状、イラストなどがブランドの印象を強化します。
    ■立体感や照明: 立体的な看板や、夜間に光る照明付きの看板を使用することで、昼夜を問わず目を引くことができます。

    4. 配置と位置取り
    ■動線を考慮した配置: 看板を設置する位置は、人の流れを考慮して決めます。目立つ場所に配置することで、より多くの人に視認されます。
    ■他の看板とのバランス: 周囲の看板や景観との調和を考えつつ、埋もれないようなデザインを心掛けます。

    5. サインの多様性
    ■壁面看板と袖看板の併用: 壁面看板は店舗の外観を引き立て、袖看板は歩行者の目を引くのに有効です。両者を効果的に組み合わせて、異なる視点からアプローチします。
    ■動的な要素の追加: デジタルサイネージや、動く要素を取り入れることで、注目を集めることができます。

    6. クリエイティブなコンテンツ
    ■ストーリー性のある看板: 単なるメニューや価格の紹介だけでなく、お店のストーリーや哲学を伝えるような内容も効果的です。
    ■季節やイベントに応じた変更: 季節やイベントごとに看板のデザインを変更することで、常に新鮮さを保ち、リピーターを引きつけます。

    7. 法的な規制の確認
    ■設置場所のルールを確認: 看板の設置には地域によって異なる規制がある場合がありますので、事前に確認し、適切な手続きを踏むことが重要です。

    これらのポイントを踏まえて、効果的な看板を設計することで、集客力を大幅に向上させることができます。お店のブランドやコンセプトに合ったデザインを考えて、具体的な案を進めていくと良いと思われます。

  • 金澤 亨 (デザイン設計/施工管理) 2024-10-02 18:19:54.0投稿

    流儀

    お世話になります。業態しだいですがラーメン屋など回転率重視店を想定します。
    看板自体は立地に関わらずランプ内照式の袖看板で遠くから見せることは必須です。加えてメインの看板は明るく大きく目立つほど入りやすくなりますが、ご予算によって調整してもよいです。
    そこまでは誰でもおもいつきます
    一番有効なのはは入口付近に1組でも席を設けてお客様に座ってもらうことです。
    お客様自体を広告にすることで心理的な入りやすさが格段に上がります。

    逆に単価の高いお店の場合は上記の内容ですと下品な印象になるため
    ワンポイントで余白を多く持たせてお店のブランドイメージをアップさせたほうが良いです。

  • 正木広大 (デザイン・設計・施工) 2024-09-04 15:13:05.0投稿

    流儀

    集客力を上げるためには、誰に向けての看板なのか考え検討します。
    ターゲットがお洒落な若者なのか、帰宅途中のサラリーマンなのかを明確にし、そのターゲットにあわせて光らせたり、周辺に無いような違和感を与え目を引くデザインを検討します

  • 匿名さん 2024-08-20 09:53:38.0投稿

    流儀

    一番のポイントは貴店の料理やサービスを求めている方にわかりやすく伝わる看板が必要かと思います。予算があるのでしたらFRPなどで立体感版を作れば唯一無二のキャッチ要素ができますし、予算がなくても平面看板に大きくイラストを書いたり大きく目立つ文字でわかりやすく伝えるのも重要かと思います。
    個人的には看板でお客さんを取り合うことになるので興味を持ってもらえるか、客観的にみて興味を引くかを基準にデザインされるのが良いかと思います。

  • 山田孝司 (設計監理・現場監理全般) 2024-08-16 10:23:57.0投稿

    流儀

    看板は目立つ事が第一条件だと思いますので、色・フォントがいかに目立つか、あとは訴求したい内容に看板イメージが合っているのか?ではないかと思いますが、立地なども有りますので一概には言えないとこもあります。

  • 三野 貞佳 (設計・監理) 2024-07-30 09:06:06.0投稿

    流儀

    集客力を上げるコツは、お店のコンセプトを出来るだけ分かりやすく表に表現することだと思います。また、看板単体で目立たせるのではなく、看板+外観デザイン、ガラスで透けて見える内部空間など、店舗全体でお店のコンセプトを演出すればより効果的です。看板の作り方も様々ですが、板に印字する一般的なものから、照明(提灯やブラケット照明など)と一体化したもの、入口のガラス戸にカッティングシートを貼るだけのとてもシンプルなものまでお店の雰囲気に合わせたデザインの一部として取り入れていくと良いです。あとは、店名(お店のコンセプトが表現されたネーミング)とロゴデザインだけでも気になるお店づくりはできてしまうので、自分のお店をどのように言語化するのかものとても大切なことだと思います。

  • 志村 聡 2024-07-29 09:50:12.0投稿

    流儀

    看板につきまして、先ず照明の色が重要になってくると考えます。店内は飲食店様は電球色(オレンジ系)の照明で雰囲気を出されることがよくありますが、ロードサイドのような外の大型看板に電球色を使用しますと暗くなり集客に悪影響となります。室内が電球色でも外看板は昼白色(白色系)を選ぶとメリハリがしっかり出て効果的に思います。

  • 目 純一 (ディレクション/デザイン/設計) 2024-07-29 09:50:08.0投稿

    流儀

    お店が在る環境から考えるべきかと思います。

    繁華街やアーケード街等の軒先がサインだらけの環境なら、そこだけ看板が無い方がもしかしたら『ん?』ってなるかも知れない。
    絵本の『スイミー』じゃないけど、周りが赤で自分が黒だったから勝手に目立っちゃった…みたいな事とか。

    一方、目を留めてもらえるハズの看板がちゃんとあるのに、ソレ以外の主張も多くなってしまっていて どこ見ていいか判らない…的なファサードもよく目にします。
    必ずしも足し算が目立つという事ではないと思うので、周りを整理する(=引き算)という考え方もあって良いと思います。

    また、どういった業態でどんなペルソナ設定か判りませんが、お店のコンセプトとサインの表現は一致させておくべきだと思います。
    やっぱり商売ですので、売れないと『看板をもっと目立たせたい』ってなって然りだと思います。
    でもその看板でもって抱かせた “こんな感じのサービスだろうな…” ってイメージと実態が違うとリピートに繋がらない。良い方に裏切れてたなら別だけど。
    実際私も検索して予約したお店に当日行くと、持ってたイメージと全然違った なんて事普通にありますし。

    内装とサインをそれぞれの部分最適で考えてしまうとこういったハレーションが起き易い。
    やっぱり “この環境ならこの店としてどういった表現をすべきか” という全体最適解を出すべきで、その中でだったら割と何やっても成果に繋がると思います。

  • ちばまさゆき (デザイナー) 2024-07-26 13:41:44.0投稿

    流儀

    まずは
    1ーどんな飲食店なのか
    2ーどんな価格帯・メイン料理
    3ー開店時の店舗完成予想図
    4ーQRコードでの誘導

    通り行く人はたった3秒で通り過ぎるか立ち止まるか
    インパクトが重量・カラーとか大きさとか?
    店舗正面はなかなか見て頂けない
    通り行く人の正面に?袖看板とか道に正面に当たる看板が重要です。

  • 清水豪輝 2024-07-24 15:46:01.0投稿

    流儀

    人の流れに対して看板が直交したほうがいいのか、取り付け高さは高すぎても低すぎても良くないのです。また、光らせることで人の目線を集めることができるのですが、予算をみて総合的に考えるのが大事だと考えます。

  • 匿名さん 2024-07-24 13:45:32.0投稿

    流儀

    カルプ文字をうまく使えばいいものができると思います。
    夜間の照明も良く考えてやることをおすすめします。
    角度、光源の色、照明の数などですね。

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