問い
last update:2025-04-21 12:46:21.0
極小空間(5坪以下)の物件で出店を予定しています。出店計画の際、どのような点に注意すれば良いでしょうか?
昨今の横丁ブームなどもあり、極小空間で店舗を出店するケースが増えてきています。
通常の店舗とは違い限られた面積の中に客席、厨房区画などの機能を盛り込む必要があります。
となりの店舗やお客様の距離がとても近く、空間作りにおいても通常のテナントとは違った工夫や要素が必要です。
今回は、そんな狭い空間で出店する際のポイントを店舗デザインのプロにお聞きしました。
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寺島 彰吾 2025-04-21 12:46:21.0投稿
流儀
■ 極小空間での出店計画時の注意点
1. 業態とオペレーションの最適化
提供商品やサービスが限られたスペースに適しているかを検討
例:テイクアウト中心、簡易調理、立ち飲みスタイルなど
1人〜少人数で回せるオペレーション設計(動線が短く、作業効率が良い配置)
2. 収納と設備の工夫
造作家具で収納一体型カウンターや什器を検討(吊り戸棚やベンチ下収納など)
厨房設備や空調のサイズ・設置スペースに注意
→ 居抜きでない場合、寸法ミスが致命的になるケースも
3. 動線と視認性
お客様・スタッフそれぞれの動線が交差しないレイアウトが理想
狭くても「入りやすい」外観デザイン・間口の確保(ガラス張りなどで奥行き感を演出)
4. 視覚的な広がりの演出
照明、ミラー、ガラス、配色で空間に奥行きを出す設計が有効
無駄な壁や仕切りは避け、開放感を意識したレイアウト
5. 法規・設備条件の確認
換気・排煙・消防設備などの設置義務は面積によらず必要になる場合あり
建築基準法・食品衛生法などの最低限の設備条件が満たせるか事前に確認
6. 収益性シミュレーション
座席数や回転率、単価のバランスを明確に
極小物件では「高単価×高回転 or テイクアウト需要」が基本戦略
■ あると良い追加アイデア
2WAY什器や可動家具で営業形態を柔軟に
壁面を活用したブランディングや商品陳列
SNSで「映える」要素を意識したデザイン
ご希望があれば、5坪以下の成功事例やレイアウト例などもご紹介可能です。
業態やターゲットに応じたレイアウト案のご提案も承れますので、お気軽にご相談ください。 -
匿名さん 2024-05-28 10:14:25.0投稿
流儀
弊社でも狭小物件を手掛けた経験がありますが、いくつかの点に気をつけて設計を進めました。
まずはストレスのない動線の確保です。スタッフ、お客様共に動きづらくならないようにレイアウトを工夫する必要があります。スペースに余裕がないので、収納量が足りなくならないよう、空間を立体的に使い、必要な備品類が収まるように計画することも重要です。
忘れがちですが、メンテナンスなどで大きい家具や機器類を搬出する際のスペースをあらかじめ想定しておくことも大切です。
狭小物件というとデメリットばかりが思い浮かびがちですが、出店費用やランニングコストが少なくて済んだり、店舗の世界観を打ち出しやすいなどメリットもたくさんありますので、空間を最大限活かした素敵なお店づくりを楽しんでください。
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流儀
極小空間(5坪以下)でのご出店に際しての注意点ですが、どの業種かにより考え方が全く変わってくるかと思いますので、一概に言えないところはございますが、共通しそうな事項と致しまして、恐らく間口も広くないのかと想像します。その際に、どの様に通行人などにお店をアピールするか!を考えていくと良いかと思います。いわゆるファサードデザインで集客という観点から隣店よりも目を引く様に誘導する事ができれば良いかと思います。 お店の中に入れば狭小空間なりに広く見せる技法もございますので、設計士の方にそのノウハウを有効に使って頂くご相談をされると良いかと思います。
ご参考になれば幸いです。 -
田中稔郎 2021-07-28 14:53:57.0投稿
流儀
極小空間もカタチによって全く性質が違いますが、どんなカタチにも良いところはあります。
一般的には店舗に不利とされるのは間口の狭い奥へ細長い空間だと思いますが、実は私はそんな空間が好みです。
例えば、表通りを歩いているとき、建物と建物の間にできる細い路地に誘い込まれる印象を持ったことはないでしょうか?
これは、細い路地の奥へ視線が向いた瞬間に、奥行き方向のすべてのラインが消失点へ集まっていく一点透視図が描かれるからに他なりません。
ぼくは、猫になったかのように、細い空間を身をよじりながら奥へと引き込まれ、服が何かに触れたとしても、むしろその親密な距離を心地よく感じているように思います。
ぼくにとって、そんな動物的な自然の心理にしたがってデザインできるのが、奥へ細長い極小空間の圧倒的利点です。
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匿名さん 2021-02-02 09:39:46.0投稿
流儀
極小空間には極小空間にしかない魅力があり、それを上手に引き出せたら面白いものができると思っています。
例えば、飛行機のトイレに入った時、よくもこんな小さな空間に全てが揃ってるなと誰もが驚いた経験があると思います。(私はいつも実測したい誘惑にかられます)
吉祥寺のジャズのライブスポット「Sometime」の厨房は極小空間なのに、なぜこんな美味い食事が出てくるのだろう、といつも驚かせられます。
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匿名さん 2020-12-16 09:42:27.0投稿
流儀
業種にもよりますが、近隣店舗等との販促展開(看板やのぼり等)による紛争を避ける事が最も重要です。
地域によっては昔よりたこ焼き屋、おはぎ屋等は狭小店舗が多く、新宿等飲み屋街の夜間のみ営業するシャッター前1坪店舗である花屋等も極狭小でありながら売り上げを上げていることから環境が重要ではないでしょうか。
JRホームのキオスク等は狭小店舗でありながら数千点の商品を取り扱い繁盛しているのと同様です。 -
匿名さん 2020-11-16 09:42:06.0投稿
流儀
こんにちわ。 出店内容によるので、一概には言えませんが、飲食店であれば、客席と厨房のバランスです。厨房はいろいろと機器を揃えたいところですが、極小ということを考慮して必要なものだけにしましょう。また物販であれば陳列スペースとバックヤードのバランスでしょうか。
ということで、狭い空間をいかに効率よく売り上げや利益につなげるのか。そのバランスが大切だと思います。
ご参考になれば。 -
匿名さん (株式会社プロット) 2020-05-26 11:36:15.0投稿
流儀
業態にもよりますが、極小の場合は特に導線と効率のいい収納スペースではないでしょうか。いかに無駄なく効率のいいレイアウトを検討できるかが重要になってくるかと思います。
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流儀
そもそも、その店舗の大きさで経営計画が成り立つのか、しっかりと判断をされた上でレイアウト等の検討に入るべきだと思います。営業形態は様々だと思われますが、サービススペースとバックヤードのバランスは綿密に計画をする事をお勧めいたします。
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匿名さん 2020-01-22 10:14:45.0投稿
流儀
こんにちは、トートアーキテクツ の安田です。
極小空間で出店する場合、我々が注意するのは、その空間と周りも含めて、どういう使い方をするかを徹底的に検討する必要があります。
スタッフの動線、収納を最小限になるようにしながら、お客さんが居心地よくなる、利用しやすくするためにどうするか、を考えます。
また、出店する方が注意するのは、どうしても、空間が小さいと工事単価が高くなってしまいますので、どう採算を取るがか大事になります。
「利益=単価×回転率-経費」なので、狭くても客単価をあげられるか、回転率をあげるか、経費を下げるかを考えなくてはなりません。
極端な場所の場合、誰がきてもいい場所というよりは、特徴をつくり、そこを気に入ってくれるリピーターを作ることが大事になります。
うまく特徴を出すことができれば、極小空間の場合、家賃や、人件費がかからず、経費が少ないので実は良い店舗が多いのが現状です。 -
匿名さん 2019-12-06 15:53:27.0投稿
流儀
業種業態の選定が重要です。規模から考えメニューの幅が広くなる業態だと、厨房設備の種類が増え客席が取れなくなります。メニュー幅を狭くした業態を選択して下さい。
その上で店づくりも、より立体的にするということが必要です。例えば、天井空間をストック・スペースに活用する、ベンチシートの内部を格納スペースにするといったことを考えなくてはなりません。
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流儀
どういった業種にしても、5坪以下で採算の取れる業態に工夫できるかがポイントになってくると思います。
メニューの工夫や調理の単純化(仕込みを工夫)等で厨房をコンパクトで効率よくする、客席もイスの有無やスペースを取らない腰掛方法等で必要数を確保するなどの試行錯誤が大切な作業になります。
回転数をあげるのか、狭くとも客単価高めでいけるのか、テイクアウトで稼げるのか、、などの検討要素もあります。
家賃負担は少ないので、上手くはまれば面白い店舗になると思います。
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匿名さん 2018-12-11 15:31:21.0投稿
流儀
一番重点を置くスペースはどこか、プランニングの段階で打合せし、1箇所にまとめられる用途空間はできるだけまとめたいですね。無駄をなくしスペースを兼用することで、効率的に極小空間を活用できると思います。
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匿名さん 2018-02-26 11:33:43.0投稿
流儀
飲食店であれば
客席数を最大限に確保するためにも厨房をどこまで小さく抑えられるかがポイントですね!
トイレも店内配置であれば、小スペース必須です。
メニューも専門店に近い構成にする必要があるかと思います。
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匿名さん 2017-10-30 09:09:41.0投稿
流儀
木西木設計の西田です。
以前、4,5坪の立飲屋を設計しました。
実際かなり狭いので、素材、デザインの見せ所になります。
例えば、デザインでいうと5坪位の大きさだと厨房が半分を占める事に
なるので、厨房をオープンキッチンにするのは当然で、その上で、厨房のデザインとホールのデザインを揃えてホールから見て厨房もホールの一部に見える様に配慮したりしました。
素材でいうと木材などの存在感があるものを使うと圧迫感が更に強まってしまうため、
ポイントで木材は使い、基本的には光沢のある塗装や反射性の高い金属系の素材をメインに使い空間の輪郭をぼやかす手法を使うのも効果的です。 -
匿名さん (デザイナー) 2017-04-27 11:01:56.0投稿
流儀
極小空間には、デメリットだけではなくメリットもあると思います。
効率はもちろん、メリットを生かしたお店創りを考えられればと思いますが、来店されるお客様のことを、一番に考えるのが良いと思います。 -
流儀
自分の事よりもお客さん優先で考える事ですね。それと狭いお店は、坪計算の工事単価が高いです。飲食店は、トイレが別場所にあるのが良いですね。
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流儀
業態にもよりますが、狭小の場合は、特に導線と効率の良い収納スペースではないでしょうか。
狭いスペースでは如何にロスなく商品を提供できて無駄をなくすことが売り上げUPに繋がるのではないかと思います。 -
流儀
極小空間にしかかんじられない空気感があるので
ポイントをしぼってデザインすれば利点になることもあります。
いかにネガティブな部分をポジティブにとらえるかがポイントになるでしょう -
流儀
弊社は10坪前後の飲食店が多いので得意ですが、5坪でも沢山の利点があります。
意識するのは縦同線。いかに動かずに調理盛り付け収納バッシングが出来るかが大切です。席数も意外に確保できるものです。イートインは不可能ではありません◎
小さなお店ではお客様に気付ける。
小さなお店と認識するので、お客様自身お客様どうしでのの配慮を頂ける。
小さなお店では疲れない。
小さなお店は勝手に行列になるので流行っている感がでます。
固定経費が低く利率が良い。
利点はたくさんあります。
その上で概念を超える考え方が重要です。
収納が少なければ近くに住み、家に収納や冷蔵冷凍機能を置かれる方もたくさんいます。仕込みもできます。
車に梱包材のストックを入れておき、営業時に補充される方もいらっしゃいます。
お店で完結しなくてはならない考え方に注意すれば、5坪でに2坪でもお店として成り立ちます。
一番注意しなくてはいけないのは、5坪だから、本当に売りたい商品やサービスを妥協する事です。絶対にできます。一緒に考えて行きましょう! -
匿名さん 2017-01-12 12:12:52.0投稿
流儀
5坪をデメリットではなく、メリットとして変換するかが
ポイントだと思います。極小空間をいかして 人と人の距離や賑わいを
デザインにすることもできます。
その空間で何をしたいのか、目的を明確にするコトで、
その店に必要なものかどうか判断して、ミニマムにデザインすべきです。 -
匿名さん 2017-01-11 11:23:42.0投稿
流儀
狭いことは不利ではありません。成功させる術は必ずあるはずです。まずスペースの個性を尊重し、主張したいことを整理し、そこでしか出来ない空間を探り当てることです。限られたスペースだからこそ、強い個性を発揮し、成功店に繋げましょう!!
1、表現したいことの優先順位を整理しましょう。
2、複数の要素を統合にシンプルな形に集約できるデザインを探りましょう。
3、最も大切なコトが表現できているプランを選びましょう。 -
流儀
極小空間(5坪以下)であっても、それが逆に長所になることもあります。例えば、茶室であったり、かまくらであったり。まずは、来店者との距離が近いという利点を活かした計画が、大切かと思います。
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流儀
極小物件の場合は、ほとんど顔(ファサード)でお店の印象が決まってしまいます。
「何をお客様に伝えたいか」をシンプルに表現し、周りの店舗とのデザインの差別化を図ることが重要だと思います。 -
匿名さん 2017-01-05 18:25:02.0投稿
流儀
事業内容や設備が5坪の範囲でしっかりと実現する内容かどうかのの判断をされた方がよいかと思います。
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