日常的なもの、身の回りにあるもの中で、あなたが気に入っているデザインはありますか？

オフィスで使っているホフマンのハウスコラーのソファーが好きです。フォルムはもちろんですが、今の季節は温かくて最高です。

毎日使うペンです。ハイテックCを使ってスケッチやコンセプトを書くのですが、とても使いやすいペンです。気に入っているデザインかはわかりませんが、デザインを考えるツールとしては必須です！
機能性が高いもので、かつ、人の心を魅了する空間こそ
素晴らしいデザインだと思います。

MACのマジックマウスです。スタイリッシュでありながら操作性もいいところです。電池で重いのが難点ですが・・・・

iPhone。

黒革の手帳（気持ちが引き締まります）

ジャスパーモリソンのプライチェア。椅子のための要素のみで構成されたミニマムデザインでありながら、座面がたわむ様に出来ていて座り心地もよいです。機能美の代名詞的な作品だと思います。

フランスの古い照明でGRA'S LAMPEが気に入っていてデスクで使っています
1920年代のものですが良いものは機能的にもとても優れています

mac book Air
表のアルミと裏のアルミのジョイント部分がすばらしい

機械では簡単に表現できないような曲線です。
レトロな照明器具やアイアンの金物が大好きです。

後、よく感激するのがスイーツ（ケーキ）です。
色の組み合わせであったり、盛り付けのバランスであったり、いちいち感心します。

パティシエの方たちってすごい努力をしてますよね！

ダネーゼのペーパーナイフ。薄いステンレスのナイフをほんの少しひねっただけなのですが、必要な時にサッととれて、そのシェイプを見ているだけで「デザインとはどういうことか」を教えてくれる、素敵なペーパーナイフです。

日常的なもの、身の回りにあるものの中で、気に入っているものは、人間の意図が感じられないものが多いようです。例えば、しばれ硝子のコップとか･･･。ひびが入る方法を考えるのは人間ですが、ひびの形状自体はコントロールできない、自然として表れる。気が付けば、いくら眺めても飽きないのは、そのような自然のようです。

だから、デザインすることは、目的を立てて、そこへたどり着こうとすることなのですが、その向こうにコントロールできない自然を生み出すことこそ大切なのではないか、と考えています。

つくる、という行為の中では、必ずといっていいほど思い通りにいかないことに遭遇します。それを避けることができるのがプロだという一般常識がありますが、むしろ、そこにしか未知の領域を切り開く亀裂はありません。

しばれ硝子も、きっと失敗からの産物なのだろうと想像しています。

堀商店のシリンダー錠　鍵が棒状になっていて機能もデザインも秀逸
設計施工させて頂いているお客様の所でも使用しています

手に触るもの。
ドアノブやスイッチなど
機能の改善がデザインの根源だと思っているのでそのデザインがすばらしいと感動します。

個人的に好きなジャンルは家具特に椅子等はいつも感心させてもらっています。
椅子が椅子であるための最低限必要な人が座るという動作に対して対応した上で、その対応自体がデザインとして昇華されている所が好きです。例えば人の座る姿勢でも様々な姿勢が
ある訳で、それに対応する事でフォルムも変わり、また素材も変わります。さらには、どうしたら合理的な構造で支えられるか、座り心地が良くなるかでかわり、どれ一つとっても
無駄な造形が無いと言うのがすばらしいと考えます。

アップル社製品ですね。
MacBookにしても、iPhoneにしても、とにかくスタイリッシュでカッコいい印象です。
androidのスマートフォンにも、数多くのデザインや特色があり、とても面白く興味深いものがありますが、個人的にはiPhone派です。

KOKUYOのシステミック手帳ですね。見た目はシンプルでスッキリとしていますがノート2冊を1つにまとめられる機能性は素晴らしいです。

こんにちは。　植物です。植物の柔らかい曲線で合ったり、全体的なフォルム。植物によって様々ですよね。何かを作る時やアイデアを出すときにそこから発想することがあります。　気に入っているというよりも気になっているのでしょうかね。
ご参考になれば。

私は両極のデザイン性に魅力を感じております。
一つは単一素材による機能美より生まれるポルシェデザインの様にシンプルでいて、そのものだけで存在感とたたずまいを得れるデザインを善しとします。
もう一つは人の手と苦心の跡が見える精緻の技術を用いたデザインです。
いずれにせよデザインは「良いものは善」と捉えております。

インダストリアルデザインと呼ばれる、工業製品の無骨なデザインが好きです。特に50～70年代の海外のインダストリアルに影響を受けています。
また、同時期の自動車のデザインも好きです。当時の自動車は、現在には見られない流線型や、メッキを使った装飾など「ムダ」が沢山あります。現在では不要なものを排除したシンプルなデザインが主流ですが、当時の「ムダ」が贅沢に盛り込まれたデザインに豊かさと豪快さを感じます。

つくる中で最も意識しているのは、「時間」です。時の移ろい、時の重みを感じさせるものが好きですし、
生きているということのおいて、時間に嘘をつくのは非常に苦しいことだと思います。

ブラウン管の向こうに拡がる「演出されたリアル」と同じように感じる店舗空間も多くある中で
私自身は、人の営みや季節の流れを感じさせるために、本物の素材や、デザインの必然性に留意しています。


素材に関しては、
私たちの方から新建材と呼ばれる素材（ビニールクロス、塩ビタイル、化粧板など）をおすすめすることは、あまりありません。

これらの素材が目指す”劣化しづらさ”に、意味や美しさを見出す場合が少ないです。

また、デザインにおいては、その場所のコンテクスト（周囲との調和、街の歴史や人々の暮らし）と店舗のコンテクスト（そのビジネス発生の要因となった背景）および今後のビジョンの3点について、精査し、あるべき姿を模索しています。なぜなら、自分自身が心を打たれる建築は、すべてそこに佇む必然性を感じるものだからです。

ですので好きなデザインは、「必然として立ち現れるもの」です。

文房具がお気に入りです。特にカジュアルな万年筆(KAWECO)など

日常的としては、アディダス・ナイキのジャージとコンフォート性の高いスニーカーに日々助けられていますので気に入っています。デザイン性と機能性の両面で。

バルセロナチェアーです、ミースの「Less is more.」を体現しているのでとても惹かれます
製作の際は必ずこの言葉を自分にも問いかけるようにしています

水回り、キッチンやトイレです。水回りは特に汚れやすいのでデザインに力を入れたら掃除も楽ですし逆にコストも抑えられると考えます。詳しくないですが運気にもかからるみたいですし。

世の中には沢山の新しい物がドンドン増えていってます。
店舗の内装外装の設備や備品でも、便利で綺麗で使いやすい物たちで溢れています。

そんな中でも、私は、今では作られていないモノたちへの憧れがあります。
 
古い民家や建築物に残されたタイルや面格子、ドアノブ。
日本家屋ならば、欄間や襖などの引手…。

重要文化財の建築物からも、ため息が出るほど美しいデザインが沢山残されています。

出張先や街中を散歩している時に見かける古民家の門扉や外壁のブラケットライトなどを見付けるとワクワクしますね。

残念ながら、近年では古いものはドンドン壊されてしまうので、取り壊されてしまう前にスマホで写真に収め記録し、デザイン制作に活かしています。
 
 
日本のアチラコチラにひっそりと佇んでいる「旧き良い」建物や、部位を見に出かけて行くのを、楽しみにしています。

アメリカやヨーロッパのヴィンテージ軍服のデザインに惹かれます。
軍服は、銃を入れるためのストラップがついていたり
ポケットに手袋をつけたまま手を入れられるように大きめに作られていたり…
書き出すとキリがありませんが「機能性」を追求したデザインがたまりません。

軍服は現代の洋服のルーツになっています。
私も、ただかっこいいだけのお店ではなく、
「機能美」を意識した、長くお客様に愛されるお店作りをしていきたいです。